EPP機




<ステラ・ノーヴァ>

やはり買ってしまった。色々な所で改造バージョンが良く飛んでいるの見て基本性能は高いようなので、自分なりの改造を施して癒し系でありながら自在に飛ぶ機体に仕上げる予定。(2006年8月18日)

<エレベータ>
元の機体は動翼面積が不足、エレベータの一部を切り取って動翼を製作。各動翼は中央でピアノ線で連結。
動翼のヒンジはOHPシートを使用。OHPシートはこれまでも使用してきたが耐久性もあり重宝。
カット面はポスカの赤で塗装。元の塗装と色が似ているので目立たない。
この機体の赤の塗料は、ゼロ戦の緑の塗料に比べてEPPとの相性が悪いようで簡単に剥がれてしまう。重要な部分は塗料を剥いで接着を行うこと。
<エルロン>
1サーボで上下のエレベータを可動にした。リンケージはDUBROのマイクロエルロンシステムを使用。製作及び調整が楽に行える。これは便利。
上下のエルロンは1.2mmカーボンロッドの両端にヒシチューブを被せて収縮させ、スーパーX2を使ってエルロンに差し込んで固定。チューブが上手くヒンジの機能を果たしエルロンが滑らかに動く。
<モータ>
カウリングだけを外すのは難しいのでカウリングの根本からバッサリ切断。ダウンスラスト、サイドスラスト共に元の機体と同じになるようにEPPブロックでマウントを製作。モータをスーパーX2+グラステープを使用して直接EPPマウントに固定。
モータの下側にはアンプを搭載。
<完成>
リポ電池は、元の機体の電池ボックスを少し広げて収納。全てを胴体、主翼内に収めることができた。エルロンサーボが主翼から突出している点を除いて元の機体と外見上は一緒になった。
(仕様)
サーボ:エルロン6g、ラダー/エレベータ4gサーボ
受信機:GWS4ch
アンプ:サンダーバード9A
モータ:HP2205/38
ペラ:APC6×4
電池:サンダーパワー700mAh
全備重量:205g
(2006年8月26日)
<初飛行>
初飛行は風の強い中に敢行。と言うわけでこの機体には厳しい条件、細かな調整はできなかった。唯一、安定して飛ぶことは確認できた。
気になるエレベータのトリムは・・・やはりかなりダウントリムだった。
推力不足を感じたので帰宅後に調べてみると、
ペラAPC6×4では3.5Aしか流れない。これでは推力不足も否めない。APC7×5に交換してみると6Aになり手に持った感じでも推力が大幅にアップ。7×5では地面とのクリアランスがわずかなので手投げでの離陸になってしまう。モータのKV値が1300位なので6×4で3セルも可能だが、癒し系の機体が目指しているので、まずは2セルで調整してみよう。
(追記)
夕方に再挑戦。ペラを7×5に交換すると推力は十分。宙返りOK、ロールは・・・NG。ロールレートが背面までは遅くその後クイックになる。上下の主翼にエルロンを取り付けたのに・・・少し残念。
(2006年8月27日)
<調整>
ペラを大きくしたので脚を作り替えた。付属のピアノ線は焼きが入ってないので数回曲げただけで折れてしまう。市販の1.4mmのピアノ線を使用した。
エルロンの舵角を増やして再挑戦。今度はロール初期のロールレートが早くなりまともなロールができるようになった。一方でエレベータは敏感、これはD/Rで50%に落とした。これで非常に飛ばし易い機体に変身。
失速に入り難いのでかなりの低速で飛ばすことができる。が、連続宙返りもOK。目の前の8字旋回も楽勝。インドアでも楽しめることを確認できた。
最終的には、ペラ:APC7×5、リポ:ハイペリオン300mAh2セルで6A、総重量:200gジャスト (2006年9月2日)


<アニマルEPP>

以前、逆ピッチ専用機としてHobbyLobbyで購入したアニマルは、センターVPP機のベースにした。その安定性と運動性は素晴らしく、普通の機体として製作してみることにした。
また、今回は3mmシート+フィッシュボーンにて軽量化を行いその強度/耐久性を調べて逆ピッチの機体の製作に反映することも狙っている。
デプロン製アニマルの素材のみ(補強、リンケージ、脚等を含まず)の重量は50g。(2006年4月2日)
(製作)
素材はEPPシート、3mmの熱線切りシートをスカイタウンの金子さんに(無理を言って)分けてもらった。熱線切りは表面が硬いのでフィッシュボーンと組み合わせると軽く強い機体ができるのではないかと考えた。
作業はサクサク進んだ。熱線切りは機械切りのものに比べて瞬間接着剤の染みこみが少なくカーボンをしっかりと固定できる。
素材の重量は22g、フィッシュボーン補強後は32gとなった。(2006年4月3日)
主翼は1.2mmのカーボンロッドで支持、脚も1.2mmカーボンロッドとした。貧弱ではあるが基本的にはハンドキャッチするので問題はない。
(完成)
モータ:エアクラフトパワーステック28、アンプ:フェニックス10、サーボ:ウエイポイント3.8g×3、受信機:GWS4ch、電池:ハイペリオン300mAh2セル、ペラ:8×4.7
電池以外は胴体の斜め部材の中に挿入したので配線が目立たなくなった。全備重量は130g弱。機体の剛性は適度に確保できたので飛びが期待できる。
部屋の中でホバリングしてみると非常に安定していた。ホバリング時の電流は2.5A弱。(2006年4月9日)
電池を所定位置にセットして電流値を正確に測定。結果、驚くことにホバリング時1.9A(14W)であった。1Wあたり10gを吊ることができる計算になる。(4月11日)
体育館で本格的に飛ばすことができた。浮きが非常に良い。変な癖がなくトルクロール、背面コブラのみならず正面コブラも安定している。(私の苦手な)ナイフエッジも良く浮くので練習にはもってこい。一番驚いたのはフリーフォール。スロットルを抜くと機速が殆どなくなるのでほぼ垂直に降りてくる。これは初めて経験する挙動。良い機体に仕上がった。(4月22日)
仲間のために2機を製作。フィッシュボーンの機体は逆ピッチ機の4機を含めると7機を数える。我ながら良く作ったものと感心。皆さん喜んでくれたので良かった。(2006年5月20日)


<新型ゼロ戦>

新型ゼロ戦を新年特価6000円で入手。このサイズで引込脚まで付いている。想像以上に作りが良く改造のやり甲斐がありそう。

(分解)
まずは分解して見ることに。プラスチック部品とEPPとはセメダインのスーパーXのような接着剤で固定されている。接着剤の色は部位によって緑色と黒色とが使い分けられている。
カッターナイフを差し込んで根気よく接着剤を剥がしていくと全てのプラ部品を取り外すことができる。
カウリングは強固に取り付けられているので丁寧に剥がす必要がある。
引込脚を作動させる外見が普通のサーボのようなアクチュエータも取り外すことができた。
引込脚はGWS製のようで脚が開いた状態でロックがかかるようになっている。
モータはユニオンタイプのギヤダウン、ラダーは学校の教材になりそうな見事なリニアアクチュエータである。制御基板(受信機)は両面タイプであり、トイラジとは言っても本格的。


モータ、アクチュエータを全て取り外した状態で重量は170gになった。
単純に全備重量を計算してみると、
サーボ5個(エルロン×2、ラダー、エレベータ、引込脚、6gサーボ):30g
モータ等(AXI2208クラス):50g
アンプ:20g
受信機:10g
リポ:2セル:50g
で160g、これに機体170gを加えて、330gになる。おそらくこの重量が最低ラインであろう。少し重いかもしれない。
AXI2205クラス+軽量リポ+4gサーボとして300g以下に抑えることも考えられる。
スケール機らしく飛ばすにはむしろAXI2205クラスの方が良いかも知れない。迷うところである。
主翼の上半角を落とすことも必要だが、主翼にはカーボンロッドのようなものが埋め込まれており、更に引込脚のタイヤの格納場所との関係もあるので旧型のように適当にはいかない。悩むところ。(2006年1月15日)
(引込脚)
引込脚を改造。サーボはユニオン9gを使用。@リンケージロッドの湾曲部Aサーボの位置および高さB送信機のトラベルアジャストを微調整。更に送信機側でサーボ速度を調整。
比較的滑らかにゆっくり動くようになった。まずは成功。(1月21日)→動画


モータマウントはバスコークのようなもので固定されている。取り外してみると7gもある。更に胴体内に取り付けられる緑色のプラスチック部品は13gもある。この部品は主翼の固定以外には機能しないので一部を残して取り外すことに。主翼にも同様の部品が埋め込まれている。これも取り外すことができそう。
現在、引込脚サーボを含めて158g。少し軽くなった。
主翼の上半角を落とすために主翼中央のプラスチック部品を取り外した。8gもあった。
実機の図面から計算してみると翼の両端部でそれぞれ40mmになるが、オリジナルでは75mmある。そこで。主翼上面の何カ所かに切り込みを入れてカーボンロッドを挿入して固定した。接着剤はボンドのスーパーXを使用。タイヨー機に使われているEPP素材は、強度が必要な箇所ではスコッチのプラスチック接着剤よりもスーパーXを使用した方が良い。
重量は150gになった。(1月22日)
(動力系)
エアクラフトのVLモータにて体力測定を行った。
仕様:0.3m×3、12ターン(スター)
リポ:2セル
ペラ:APC7×5E、7×6SF
(結果)
ペラ 電流 電力 回転
APC7×5E 7.0A 48W 7920rpm
APC7×6SF 7.5A 54W 7350rpm
推力は未測定だが計算上ではいずれも250g程度になるはず。
400mAhのリポ電池を考えているので7Aの電流値は好都合。このVLモータはプレストに使用中で実績がある。ゼロ戦はこのモータに決定。(2006年1月25日)
(モータマウントの作成)
機体に1mmベニヤの受けを接着。2mmのカーボンロッドに熱収縮チューブを被せ、一端をベニヤに形成した穴にスーパーXを塗って差し込んで固定。抜け防止のためにエポキシも併用。ロッドの他端はバックマウントに仮固定した。後でダウン/サイドスラストを決定して固定するだけ。このマウント方法はモータの後側にリポ電池を取り付けるためのスペースを確保できるので好都合(2月10日)。
(電池収納ボックス)
防火壁に相当する部分を切り取り、リポ2セルが入る空間を確保。この空間をEPPシートで囲んで電池ボックスとした。
カウルの一部を切り取って電池の出し入れができるようにした。
引込脚、モータ、ペラ、リポ電池を組み込んだ状態で240gになった。
あとは動翼の切り出しとリンケージ。残るサーボ4個、受信機、アンプで50g程度なので、全備重量は300g弱になる予定。現段階で重心はほぼ引込脚の位置。
主翼と胴体を仮組みしてみると雰囲気が出てきた。(2月12日)
(動翼)
機体のラインに沿ってエルロン/エレベータを切り出した。製作方法は前作のゼロ戦と同じ。肉厚があるので作業は簡単。エルロンはファンフライ機の感覚では面積が少ないが、スケール機・・・と自分に言い聞かせてカット。
左右のエレベータは胴体の一部をカットしてピアノ線で連結。ここのピアノ線は1.8mmを使用して剛性を確保。
動翼のホーンはビデオテープのカバーを利用。動翼の表面から10mmの高さ位置に孔がくるようにした。
(完成)
全備重量:300g、重心位置:引込脚から10mm後方になった。後ろ重心のように思うが飛ばして様子を見ることにした。
(飛行)
モータは少し引きが弱い感じだったが、手投げで飛ばしてみた。
モータのダウンスラストは大きく取ったつもりだが前作と同様に頭上げの癖がありトリムで修正。また、右に曲がる癖がありこちらもトリムで修正。これで真っ直ぐ飛ぶようになった。
機体は非常に安定している。ロール/ループは問題なし。ロールレートは遅い(ファン機に比べて)。背面で良く浮くので背面のまま目の前を旋回させることもできる。
飛行中に引込脚を出し入れしてみたが良い感じ。
全体的に機体の挙動が穏やかであり、低速での飛行性能に優れている。強力なモータを搭載すれば高速飛行も楽しめる筈である。
スケール機の雰囲気を楽しむのであれば、今のままで十分。
2号機はAXI2208/20を搭載し、動翼も大き目に切り出すことにしているので、こちらとの比較も楽しみである。(2006年2月18日)
(離陸)
地上からの離陸に挑戦。脚の強度に不安はあったがあっさり成功。着陸は条件の良い場所で挑戦してみよう。
ペラをAPC8×4SFに変えて見た。推力は上がったように感じたが、途中でオートカットがかかったような現象が発生。電流値をチェックしてみる必要がある。(2月19日)

(着陸)
思い切って引込脚を出して着陸してみた。海軍式3点着陸になるように慎重にアプローチ。かなり吊っても失速しないのでかなり飛行速度を落とすことができ、無事成功・・・と思いきや着地後に左脚のロックが外れてしまった。2度目のトライアルでもやはり左脚。微調整が必要。
地面の状態が良ければ離陸/着陸共に簡単である。(2月25日)
<2号機>
AXI2208/20を搭載し、動翼を大きくした2号機が完成。本日Iさんに引き渡し完了。
飛行インプレッションは後日報告できるであろう。これで新型ゼロ戦の製作ノウハウは完璧になった。(2月25日)
(1号機のモータ調整)
出力アップのためにAC−VLモータを0.3m×3、10ターン(スター)に巻き直した。APC7×6SFで9Aに。少し引きが強くなったような気がする。(2月27日)
(その後)
モータを巻き直して飛ばしてみた。が、思ったように推力が出ない。モータ/ペラ/アンプの相性が良くないようだ。
Iさんから2号機を飛ばしたとの報告があった。ペラを9インチにして過激な設定にしたところかっ飛ぶようになったとのこと。トルクロールには入り難いようだがホバリングはできたとのこと。
そんなこともりありモータを取り替えることにした。
選んだのはパワーズの2824MS、KV値は1800。説明書によればリポ2セル、7×3.5で13000rpm。が、モータマウントは3点支持タイプ。これまでは4点支持だったので作り直すはめに。何で3点支持なのか、機体へ搭載が難しいのに。このモータはハイペリオンの新モータと同じもののようだ。(3月16日)
モータ交換後飛行チェック。モータのパワーがあるので非常に飛ばしやすくなった。このモータは磁気音をほとんど発生せず回転も滑らか。
仲間にも飛ばしてもらったが大好評。間違いなくトイラジの範疇を超えた、完成度の高い機体になった。(3月21日)
全備重量:316g
重心位置:引込脚から後方15mm
ペラ:APC 7×6
リポ電池にハイペリオン800mAhを使用してみた。寸法がサンダーパワー730mAに比べ長いので電池収容部を改造。
飛ばしてみて驚いた。ゼロ戦が垂直上昇するようになった。飛行後に電池は少し暖かい程度。少し重くなったが飛行性能には影響なかった。これでゼロ戦は完成!(4月10日)


<エクストラ>

エクストラEPP12%を入手。精度が高く組み立ては簡単。
胴体、主翼、尾翼を合体する前に塗装をおこなった。マスキングはカッティングシートを贅沢に使って青色と黄色とに塗り分けた。熱線切りなので塗料の吸い込みが少なく発色がよかった。塗料は田宮のポリカを使った。黄色は思ったよりもレモン色に近く、橙色の方が良かったかも。(2005年12月26日)
モータ、メカ積みが完了。
受信機:GWS6ch
サーボ:ウエイポイント6g×4
モータ:ハイペリオン2209-32
アンプ:サンダーバード18A
リポ:サンダーパワー730mAhの3セル
の仕様で約252g(電池なし)で仕上がった。300g前後を予想していたが遙かに軽くできた。何か部品をつけるのを忘れているのでは・・・と再度確認したほど。
唯一悩んだのは送信機の設定。ヘリ用の送信機なので、PCM9X2のフラッペロン機能を使う際に、説明書に記載してある各スイッチの名称と実際のスイッチとの対応関係に気づくまでに少し時間がかかった。説明書の記載内容が分かり難い。
飛行場にて兄弟機のTさんのエキストラと並べてみると、配色で随分イメージが違う。
飛ばしてみると、基本的に低速時にラダーが効き難く、旋回時には少しエルロンを操作する必要がある。ただ、前作のスホーイに比べれば操縦が簡単。コブラ系は正面、背面共に安定しており、なかなか良い。
指定のものよりも小さいモータを使用したが、結果的に軽量になったのでパワー不足は特に感じなかった。
あとでTさんのハイパワー仕様の機体を飛ばさせてもらったが、こちらも飛ばしていて面白い。低速飛行させないのなら、パワーが有る方が絶対におもしろい。
モータ交換は簡単にできるので今度交換してみよう。
なかなか面白い機体である。暫く飛ばし込んでみよう。(2005年12月30日)
意外と軽量に仕上がったのでリポ2セルを試してみた。リポはPQ1800mAh。
強風の中での飛行になったが普通に上空を飛ばすのであれば問題ない。飛行特性が穏やかになるので飛ばしていて楽であった。搭載方法を工夫すれば3種類の電池が使える。
@サンダーパワー730mAh(3セル):52g →全備重量:304g
APQ800mAhXP(3セル):79g →全備重量:331g
BPQ1800mAh(2セル):79g
(2006年1月2日)


<ゼロ戦>

阿蘇の飛行会で見せて頂いた熊本のMさんのゼロ戦、凄い飛行性能に驚き取り急ぎ機体を入手。太陽工業からは部品として入手でき、送料と合わせて3000円だった。
Mさんには機体の仕様を写真と共に詳細に教えて頂いた。感謝!!。これであのかっ飛びゼロ戦が手にはいると思うとわくわくする。(2005年10月23日)
結局、同じものを2機作ることになった。2機目は遠方の空を舞うことに。
モータを製作。アサミのAS−1を使って、APC5.1×4.5Eで6A流れるように設定することにした。リポ2セル、O.4mmシングル、スター結線とし、試しに15ターンにしてみた。サンダーパワー730mAh、ハーフスロットルで5A流れてしまった。怖くてフルスロットルにできなかったが8Aオーバは間違いない。2度目は18ターンに。こちらはフルスロットルで5.5A、10000回転位回るが、データがないので推力は不明。ピッチ速度だけでみると70Km/hになるが・・・。実際にはどれくらいの速度でとぶのだろうか。(10月30日)
主翼上半角の変更、エルロンサーボの搭載が完了。エルロン動翼の剛性の点からサーボの位置はもう少し外側が良いのでは・・・との指摘を受けた。搭載時に気づいていたがサーボコードを延長するのが面倒なので・・・今になって悔やまれる。カーボンで補強しておこう。(11月3日)
動翼の切り出し、メカ積み、リンケージと一気に作業完了。
エルロンは剛性が不足しているので、後縁から10mmくらいを切開して幅5mm程度のカーボンシートを挟み込んだ。
ホーンはいつものようにビデオテープのカバーを流用。リンケージは全て0.8mmのピアノ線。
水平尾翼の強度を上げるためにフィッシュボーン処理を行った。ここで問題発生。瞬間接着剤を塗布後に硬化促進剤を吹いたところ、塗装が溶けてしまった。瞬間接着剤の使用には注意が必要。
動翼のヒンジはOHPシートで作成。エルロン4カ所(片側)、エレベータ3カ所(片側)
モータはEPP材とグラステープを利用して固定。ダウンスラスト、サイドスラストを大きくとった。感覚的に5度くらいはあると思う。
キャノピにはアンテナ支柱を追加してここからアンテナを外部に出した。雰囲気が出てくる。
最終的な仕様は、
全備重量:144g
バッテリ:リポ2セル
エルロン作動量:上下5mm(後縁)
エレベータ作動量:上下8mm(後縁)
重心:前縁から35mm(30mm位が良いとの情報あり)

(飛行インプレ)
強風の中を初飛行となった(この手の機体は何故か風に強くエンジン機でも??という風の中を快調に飛ぶ)。手投げしたとたん上昇。風のせいもあるが、ダウントリムで水平飛行するとの情報を事前に得ていたので、飛ばしながら思いっきりダウントリムにしてみた。すると、見事水平に飛ぶようになった。エルロン方向のトリムは不要であった。
全開にするとかなり高速で飛ぶ。パイロンターンしてみると・・・主翼が撓んでる・・・剛性不足。幸いバンザイすることはなかった。
推力>重量なのでどこまでも上昇していく。これは面白い。
低速でも安定しているので着陸は楽。風に向かえば水平ホバリングもできるほど。
舵は、エレベータが敏感、エルロンは適当であった。エレベータ方向はEXPを大きく入れる必要がある。
なにはともかく上手く飛んで満足。
タイヨーゼロ戦に小径ペラを組み合わせて高速で飛ばすコンセプトは大正解。熊本のMさん、情報を惜しげもなく教えて頂きありがとうございました。(11月12日)
旋回時の主翼の撓みが気になったので補強を追加。
無風の中を飛ばすことができた。旋回時の主翼の撓みも気にならないレベルになり、ダウントリムの調整も上手くいき高速水平飛行ができるようになった。
デジカメでの撮影には限界がある。望遠レンズで撮れば良いのだが・・・。(11月13日)
こちらは2号機用のモータユニット
ミキホビーのモータをベースに、0.35mmの22ターン、デルタ、リポ2セル、APC5.5×4.5のペラでMax6A。予定通り。(11月14日)
2号機もリンケージを残すのみ。1号機で気になった部分は改良して組み上げた。2機目なので製作は順調に進んだ。
主翼の追加の補強は前縁近くに幅方向にカーボンシートを追加。このカーボンシートは、主翼の上半角を落とすためにスリットを入れて再度接着し直した場所を補強するもの。当初、接着剤にスコッチのプラスチック用を使用したが、ブロック部材に対してスコッチは接着力が弱く、力を加えると開いてしまった。セメダインのスーパーX2は接着力がこれを使っていれば補強の必要は無かったかもしれない。
今週末に飛行予定。2機編隊が楽しみ。(11月17日)
2機目も飛行に成功。こちらはミキホビーのモータをデルタ巻きしたもの。デルタ巻きはスロットルの中域から上側でパワーが出るような感じがする。それに対してスター巻きはスロットルに対してリニアにパワーがでる。
デルタ巻きはスロットルハイ側で2度目の加速を体感できるので面白く、自分としてはこちらが好ましいが、この機体は他人の手にわたってしまったので少し残念。
あとはペラの選択が楽しみ。
5.1×4.5と5.5×4.5を試したが、5.1×4.5の方がスピードが出るように思う。5×5なら更にスピードが出るはず。試してみたい。リポ(2セル)はサンダーパワーの730mAh(20c)、モータの発熱は少なく、パワーユニットは余裕があるのでペラを色々試すことができる。
残念ながら飛行中の写真は撮れなかったが、本当に良く飛びます。(11月19日)
ペラを5×5にしてみたが少し引きが弱く、5.1×4.5の方が良かった。少しAPCペラを研究してみよう。(11月20日)


<スホーイ>

(製作)
胴体に主翼とエレベータを固定して動翼を取り付け、リンケージを行うと完成。精度が高いので部材の修正は全く必要ない。この値段は決して高くないと思う。モータはEPPブロックを介して防火壁(モータの場合は何と呼ぶのだろうか)に固定するようになっている。が強度が心配。重心は自然と指定通りになった。全備重量:315g。ともかく格好良い。塗装の発色が良いので非常に目立つ。
モータ:ハイペリオン2209-32
アンプ:ハッカー10A
ペラ:GWS10×4.7
リポ:PQ880mAh
サーボ:WP 6g
受信機:GWS4ch
(飛行)
スロットルONであっけなく離陸。トリムの調整は必要なかった。比較的重いのでどっしりした印象。ロール、ループも簡単。ホバリングもOK。しかし、EPPのファンフライ機に比べてエレベータ、ラダーが利きにくいので、その感覚で飛ばすと落としてしまうだろう。また、抵抗が大きいせいか中スロットル以下では急に速度が下がる(中域が盛り上がり気味のハッカーのアンプのせいかも)。今日は目の前でのコブラロールをする勇気がなかったが、慣れれば簡単にできそうな気がする。
ラフな着陸をしてしまい、案の定、モータが外れてしまった。EPPブロックをスコッチのプラスチック用接着剤で固定したのがまずかった。EPPブロックをエポキシで固定するか、スティックマウントを併用して固定するかしないといけない。あまり強度を上げると墜落時に機体にダメージを与えそうだし・・・工夫が必要。
初心者用ではないにしても、思った以上に飛ばし易い機体である。(2005年9月10日)
(手直し)
モータマウントはスティックタイプに変更し、エレベータ、ラダーの舵角を最大にして飛ばしてみた。ホバリング状態でも舵が利くようになり、リカバリーできるようになった。この機体、エルロンを切らなくてもトルクロールに入る。丸胴のせいか板翼のせいか分からないが、エンジン機に近い特性だと思う。(9月19日)

その後、エルロンの差動が大きいのでエルロンホーンを作り直した。飛ばしてみよう。(9月22日)

飛ばしてみた。エルロンが非常に敏感になり、超高速ロールができる。舵角は70%位でも十分。(9月23日)
(その後)New
低空でトルクロール中にリカバリが間に合わず墜落(1mくらいの高さから)。普通(EPP機)なら壊れることもないのだが見事に胴体が2つに折れ、モータマウントも破損した。修理は簡単。飛ばしてみて今ひとつしっくりこない。理由は低速での安定性が良くないことと考え、重量を見直してみた。

現行、機体重量260g+リポ3セル(PQ880)70g=全備重量330gである。2208クラスには少し重く、指定の10×4.7のペラではモータの発熱が大きい。
そこで、リポ2セルにしてみた。電池はサンダーパワーの730mAh。重量35g。約35gの軽量化になる。これに10×4.7のペラを使用すると電流値は8A程度。電池は20C対応になっているので余裕十分。但し、重心が指定の65mm→80mmに下がってしまった。飛行にどれほど影響するのだろうか。

実際に飛ばしてみると、以前のようなパワー感はないが、何よりも安定性が良くなり背面コブラが簡単、取り回しが楽になった。軽量化と後ろ重心になった効果であろう。上空での速度は遅くなったが、穏やかに飛ばすのであればリポ2セルで十分。暫くはこの設定で飛ばしてみることにした。(10月15日)
阿蘇の飛行会でkanekoさんにナイフエッジのくせを調整してもらった。その後、モータはハイペリオンの2209/34、アンプはJetiに変更し、2セル、3セルの切り替えを自動でできるようにした。モータは最初のようにEPPブロックを利用したバックマウント方式に戻した。本日やっと無風の中を飛ばすことができた。3セルで飛ばしてみたと、明らかに以前よりも飛ばしやすくなった、ロール軸が通り、何よりもコブラが格段に良くなった。相変わらずラダーの効きは良くない。旋回時にはエルロンを少し打ってからラダーを入れるようにするとうまく旋回できる。モナカ構造のEPP機とはまた違った飛行特性である。(11月3日)


<マイコ3号機>

完成以来6ヶ月が経過した2号機の飛行時間は30時間になる。さすがに破損箇所が多くなったので、3号機を製作。毎晩少しずつ作業していつのまにか完成。デザインは2号機と同じ。夜間に公園の照明灯のしたで飛ばすことが多く、赤色は非常に見やすい。モータはハイペリオンの2205-38を使用。電池込みで170g(サンダーパワー730mAh2セル)、モータの推力は300g+αなので推力比は2に近い。

モータはバックマウントで取り付けた。ペラ(GWS8×4.3)はペラセーバがあっても墜落時に根本から折れ曲がることが多い。手で元に戻すこともできるが何回も繰り返すうちにトラッキングが合わなくなり、最後には折れてしまう。これはフロントマウントにした場合に顕著である。バックマウントの場合、墜落時にはモータ自体も動いてくれるので、ペラへのダメージは少なくなる。これは2号機での経験。

受信機を主翼の後縁付近に取り付けて電池の移動幅を稼いだ。重心位置の調整が容易になった。
実際に飛ばしてみると、機体の剛性が高いので(機体が新しいので)舵が良くきく感じがした。
(2005年9月4日)



<P−38ライトニング>完成!

トイザラス久留米店で以前から気になっていた太陽工業のP−38ライトニングを入手。トイザラス限定バージョンでありネットショッピングでは在庫なしになっていた。ラッキーなことに店頭に2機残っており速攻で1機を購入した。 これから改造を行うが、参考までにオリジナル機の重量は97gであった。
全長400mm、全幅53mm、なかなかスケール感がある。(2005年4月24日)

(機体の改造)
モータ、受信機を全て取り外した。よく眺めてみると主翼の外翼部の上半角が大きいので、中央翼と同じ上半角に修正することにした。主翼の裏面にスリットを入れて角度を修正した後にカーボンロッドを挿入して補強。
サーボはエンジンナセル部に埋め込み、サーボ線も主翼に埋め込んだ。

(メカ搭載)
使用機器
モータ:50XC
ペラ:0320
ペラセーバ:エンルート製50XC
アンプ:N-SDC18AN ブラシモータ用リポ2セル対応
受信機:JR500R
リポ電池:ETEC700mAh

モータはエンジンナセル下側に固定。ダウンスラスト/サイドスラストをつけたつもりが組み立てみると思ったほどついていなかった。モータの冷却を考え、モータの前側をナセルから突出させて。
動翼は適当に切り取ってシートヒンジで固定。EPPのカットにはカッターの新しい刃を使うようにすれば上手くいく。
アンプ、受信機はキャノピを取り外して裏側のEPPを切り取ってスペースを確保。適切なレイアウトを試行錯誤で決定。全て内蔵することができた。

そして完成!
全備重量:169g
重心位置:主翼前縁から約3cm後方
となった。重心位置/舵角は実際に飛ばしてみて調整するほかにない。モータ/ペラの音はいつものようにかん高いが、共鳴音はなかなかいい感じ。(2005年5月5日)
(飛行)
まずは距離テスト。アンテナ線をサーボ、受信機から離すことができお陰でサーボのガチャつきもなく良好。グライドテストでは頭上げすることなく一直線に飛んでいった。モータオンで投げてみると・・・あっけなく飛んだ。トリムの調整も必要なく非常に安定している。旋回時に多少高度が落ちるがこの翼面積と重量であれば仕方がなく、慣れれば問題のないレベル。ロールは機速が必要で、少しダイブさせると簡単にできる。ロールも問題なくできる。双発機のロールは独特の雰囲気がある。
上空では音はほとんど聞こえずせっかくの共鳴音を楽しむことができないのは残念。機影は立派な双発機であり戦闘機。
飛行機は小型になるほど操縦が難しくなる・・・というのが自分の常識であったが、この機体は予想外に安定している。不思議。双発機なのも影響しているのだろうか。EP機はGP機にくらべてモータのレスポンスが高くとっさの場合のリカバリが容易なので失速して墜落という危険が低く、何よりもエンストがないので精神的に追いつめられることがなく操縦に専念できることも飛ばしやすく感じる要因だろう。
上空で少し強い風に遭遇。ラダーがないので機速が落ちると風見鶏のように風上を向こうとする傾向があった。しかし、機速を維持しながら飛ばせば自分のイメージ通りのコースを飛ばすことができる。
約6分の飛行で200mAhを消費。平均2A、電池は700mAhなので、理論的には20分ほど延々と跳び続けることができる。この機体と送信機だけで結構遊べる。非常に面白い機体ができあがった。大成功。(2005年5月7日)
◇ワットメータ投入 MAX3.6A(24W)であった。(7月13日)
◇海岸で風の強い中を飛ばした。風に強いことが分かった。条件が揃えばスロープソアリングができることは間違いない。(7月24日)
ノーコンで墜落。機首が折れてしまったが直ぐに復活。EPP恐るべし。機首部には電池が収納してあり激しい墜落でキズが入り、独特の甘いにおいがした。廃却。この電池は元々3セル。放置していたら1セルが膨らんだので2セルに組み替えたものだった。
電池をコカム360mAhに交換。飛ばしてみるとパワフルでノーコンの兆候もなかった。考えてみると前の電池は元々性能が低下しており、(暑さのせいもあり)飛行中にオートカットがかかりこれが原因でノーコンみたいな状況になったのではないだろうか。ワットメータで測定。以前と同様にMAX3.6A(24W)であった。何はともあれ祝!復活。(2005年10月15日)


<丸胴エクストラに挑戦>

EPP機はモナカ形が定番。製作のし易さと強度を両立できる構造ではあるが、スケール感には欠ける。そこで、丸胴の機体に挑戦することにした。最初から機体を設計するのは大変なので、バルサ機キットを購入して胴枠を利用することにした。キャノピやカウルはEPPで作ることのできそうであり、場合によってはキットに付属のものをそのまま使うこともできる。
模型屋の店長は「久しぶりにバルサ機が売れたと・・・」と言っていたが、まさかEPP機の胴枠取りのために購入するとは言えなかった。

<マイコ軽量化バージョン>完成!

更なる軽量化のためのプロジェクト開始。目標重量:機体のみで125g(現行150g)

<対策>

@モータ軽量化

現行のモータは35g。これに機体側マウント(0.5mmアルミ板)、ペラセーバ、ペラ、さらに機体側のフロントマウント用の補強(EPPシート、接着剤、グラステープ)を加えるとどれくらいになるのであろうか。

軽量化バージョンでは、モータユニット自体の軽量化、さらにバックマウントとすることで不要な補強の排除を目指す。

(2005/2/1までの結果)

◎モータユニット:1.5倍ステータ、7*5*0.9ネオジ、320カン、2束0.32mm×15ターン、スター結線

◎ペラ:GWS 8*4.7

◎ペラセーバ

◎ラムネの栓あけ

で、33gになった。起動してみたところ、リポ2セルで最大電流4.5Aとなった。コカム360を使う場合は6A程度までは流せるので9×4.7も使えそう。

※推力200gであればシングルステータでも実現できる。この場合、20g台にすることは容易であるが、経験的に推力は余裕のある方が操縦が容易なので、1.5倍ステータにこだわってゆく。

※コカム360(2セル)で実際に回転数を測定。初期6180rpmだったので推力は約240g。機体重量150gとすれば推力比1.6程度になる。これでモータは完成!

※アンプ(JETI08)の進角をハードモードに変更してみた。最大電流が4.5A(ソフトモード)→5Aになった。推力アップ。

 

A機体軽量化

現行は、胴体、主翼共に3mmのEPPシートで製作。剛性は十分なので適切な補強を行えばさらに薄いシートも使用できそう。2mm、2.5mm(いずれも45倍)を入手済みなので試してみる。また、現行マイコでの胴体リブに使用したクリアテープを全て廃止すれば多少の軽量化にはなる。効果を確認しつつ実施予定。

Bメカ類の見直し

案−1:ラダー、エレベータサーボの位置を機体中央に寄せることで延長コードの廃止(実施済み)

案−2:受信機の軽量化(実施済み。GWS4CH使用)

案−3:コード類の最短化(実施済み)

 

(2/1までの結果)

胴体(2.5mm)、主翼リブ(3mm)、スパー(4mm)、動翼(4mm)の切り出し完了。胴体補強部材(主翼後部から胴体後部までの)は4mmで切り出した。重量1g、これにクリアテープを貼り付けてみたところ3g弱になった。+2gの重量増ではあるが、補強効果はやはりすばらしく高い。結局、ここだけはクリアテープを使用することにした。

 

(2/6までの結果)

主翼15g、動翼8gで完成。

胴体に、主翼、動翼、モータマウント、及びサーボ(×3)を取り付け、適宜補強を行った状態で63gとなった。

残りは、

a)モータ(ペラ含む):33g

b)アンプ(コード含む)+受信機:20g

c)グラステープによる最終補強:5g

d)リンケージ:5g

e)脚:10g

とすると136gになる。a)はどうしようもない。b)のアンプは予定しているJETI08をフェニックス10に変更すれば数gは軽量化できそう。(c)+d)+e)で20gと見積もっているがこれほどは無いはず。10gとなれば126gになる。目標を達成できるレベルまで近づいてきた。

 

(2月13日)完成

モータ取り付け、リンケージ、脚の取り付け、最終的な補強が済み、ミラクルシートによる装飾を行って完成。

電池無しで130g。機体の剛性を確保した上で脚もついているので良しとしよう。

 

(フライトインプレッション)

風の無い夜の公園で飛ばしてみた。電池込みで155g。1号機に比べて圧倒的に浮きが良く、目の前の小さな8字旋回でも巻き込むことがない。今まで経験したことのない感覚。急激に姿勢が崩れることがないので結局非常に安定性の高い機体である。

モータのパワーは十分で、後半でも軽々と垂直上昇する。コカム360mAhで8分経過してもオートカットに入らない。再充電してみると280mAh入った。ということは、平均2Aとなる。軽量化の威力。

屋内、無風の屋外で飛ばすには非常におもしろい機体に仕上がった。軽量化の努力が報われた。満足。

 

(機体重量)

電池無しの状態で130g。実測値ではサーボ6g×3+α=20g、受信機+アンプ=20g、モータ関連=33g、脚+リンケージ=6g、なので、機体自体の重さは約50gである。(2005年2月15日)

(インドア)
インドアで飛ばした。無風状態では安定性に優れており非常に飛ばしやすい。正面/背面コブラはもちろん、ローリングコブラも形になる(腕があればなお良いが)。低速飛行も高速飛行もOK。特に低速から高速への加速性に優れ、軽さはパワーを体感できた。インドアで飛ばすのなら最高。(2005年4月24日)

(モータ変更)
ハッカーA20-34に変更。ワットメータでMAX電流を計測すると、サンダーパワー730mAh2セルで、APC8×3.8→10A、GWS8×3.8→8A(50W)であった。(7月13日)

<マイコ>

EPPの切り出しからこの状態までは10時間程度。重量は40g位。主翼の全幅にわたり1.0mmのカーボンを内挿し、胴体後半の補強部材はクリアテープで補強したので強度は十分。
今回の目玉は噂のフィッシュボーンの採用。一見難しそうだが、実際にやってみると非常に簡単。ほとんど重量アップすることなく高い強度が得られる。見栄えは決して良いとはいえないが、これを一種のデザインとして理解すれば違和感はない。今回は、カーボンシートの両面に瞬間接着剤を塗り、その後、EPPシートのスリットに挿入し、最後にプライマーを吹いて固定した。そのため、表面付近で接着が十分でない場所があった。捻ってみて弱い部分に再度瞬間接着剤を塗布。

毎晩少しずつ作業して完成。ミラクルシートを使って斬新なデザインにした。

重量(電池無し)は150g位。予定では電池込みでこの重さのはずが、いつの間にかオーバしてしまった。残念。原因の1つはモータである。

モータは、D−2を利用して、ネオジ10×5×1のカンを装着した。このカンだけでも13gもあり、マウントを含めると35gある。これを20gにできれば−15gの減量になる。

リポ2セルの場合、GWS9×4.7で最大電流6A程度。ホバリング状態ではほとんど発熱しないので良しとしよう。

  

(インプレッション)

屋外で無風。最初にホーネット360(25g)で飛行。総重量175g。これまで飛ばしたEPP機の中では一番浮きが良い。剛性が高いので舵が非常に良く効き、スロースピードでありながら小気味よく舵がきく。正面/背面コブラは安定が良く、ナイフエッジもそこそこできる。この大きさになると機体が暴れると思っていたが、非常に安定している。想像以上の性能に驚いた。約5分でオートカット。

次にE−TEC700(35g)で飛行。この電池は8Cの旧型なのでパンチ力はない。そのせいか機敏さに欠けるがそれでも旋回時に巻き込むことはなかった。厚翼のお陰?。

全体的に、(無風時であれば)非常に高性能な機体になった。非常に満足。何故かあのコマクロが大型機に思えてきた・・・  (2005年1月22日)
(追記)
お嫁に行くことになった。(3月5日) 

<SX−3 V4>

薄翼のV4に挑戦。この機体にはコマクローン(改)で得た製作上のノウハウを投入。

主翼は3mmEPP、1.2mmカーボンロッドを主翼幅全体にわたって内挿。胴体は4mmEPP。動翼は全て4mmEPPでクリアテープ張り。

今回は、尾翼の補強にカーボンシートを使用。強度は十分。

重量は電池無しで約220g。
モータはエアクラフトのVLモータをダイレクトで使用。0.4mm(シングル)、19ターン、Y結線の仕様。GWS9×4.7では、後半に出力不足を感じた。巻き数やペラを調整すればよいのであろうが、効率が悪そうなので断念。ギヤダウンに変更。

(インプレッション) 

屋外で飛ばしてみた。GWS10×4.7ではかなりのスピードがでる。舵の効きもよく爽快感を味わえる。コブラやトルクロールも問題なくできるが、特に正面コブラの安定性はコマクロが勝る。ストレークを付けたくなる気持ちが分かる。

アクロスタントもどきをするのであれば非常に優れた機体だと感じた。Sekiai氏の設計はすばらしい。(2005年1月)
(モータ交換)
ギヤダウンは歯をなめることが多くメンテナンスが大変。そこで、Hyperion Z-Series 2209 HP-Z2209-32 に交換。ペラは9×4.7で十分。9×6ならば高速飛行を体験できる。最終的には9×5DDに落ちついた。モータは好調。(4月24日)

<コマクロ2号機>

1号機での不満点を解消するために種々のアイデアを取り入れた。

※主翼の剛性不足
1号機を分解したところ、リブが剥がれた箇所が発見された。これは接着工程の問題。今回は3Mプラスチックボンドを使用すると共に接着作業を慎重に行った。また、スパーを3→4mmに変更し、全幅にわたって1.2mmカーボンロッドを設けた。
※胴体の剛性不足
前後方向に延びる補強板にODテープを巻きつけた。非常に剛性が高くなった。
※テープ貼り部の変色

スコッチ77を使用すると紫外線で変色してくる。ODテープ+スコッチプラスチック用接着剤の併用によりスコッチ77を不要にした。

(追記)

3ヶ月経過してもまったく変色していない。

※ミラクルシートの投入

ミラクルシートは簡単で自由な装飾を施すことができる優れもの。(2004年10月)

(追記)

3ヶ月経過してもはがれていない。(12月20日)



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