バルサ電動機




◆P51D ムスタング

(飛行編)

初飛行成功
本日は久しぶりの晴天、やっと初飛行のチャンスに恵まれました。
前日からの雨で地面が少し柔らかく、離陸時、注意しないと頭からつんのめってしまします。舵の方向をもう一度確認してモータON。
エレベータをアップの状態で、走り出した機体は機速がつくとフワッと浮き、そのまま上空へ。エレベータダウン気味ですが飛びました。
上空でトリムを合わせると、非常にコントロールし易く、いきなりロール/ループしても全く問題なし。旋回時にバンク角を大きくしても失速の気配が無く安心して飛ばせます。
上空でフラップを下げると・・・ゆっくり飛びます。設計図にも書いてありましたが頭上げ下げの癖が無いのでミキシング不要。
目の前を何度もローパスしてスケール感を楽しんで着陸へ。
引込脚を出してフラップ下げて着陸コースに入れて、そのまま着陸、最後は草の中に入りました(ゴルフ野郎が近づいてきたので)。
無傷で帰還です。いやいや、良く飛ぶ機体です、今回もさすがにテトラ製と感心して、気分良く帰宅できました。パチパチパチ(2012年12月16日)
好調
穏やかな天気の下で飛ばすことができた。本機の印象は以下の通り。
離陸は容易。上空では思い通りのライン上を飛んでくれる、空野式ミグ15と似た印象。両者に共通しているのは水平/垂直尾翼が翼型をもったモノコック構造で剛性が高いこと。旋回は滑らかで操縦していて気持ちよいです。尾翼の剛性は大切です。
同じクラスのセスナ スカイレーンは中スロットル以下で飛ばすので飛行時間10分位、一方でこのムスタングは高速で飛ばすのが気持ちよいので同じ電池で5分程度。
着陸は要注意。フラップを下げてスロットルを絞りすぎると失速に入る気配あり(セスナに比べての話で、それでもゆっくり着陸します)。風があるときはフラップ無しが良いかも。ある程度の速度での着陸が安全。この点はセスナとは違います。
引込脚は剛性が高く、オレオ機構が上手く衝撃吸収してくれる。地面走行中にカタカタと音がしますがこの時にオレオ機構が作動している様子。なかなか良い引込脚です。
この機体は、雰囲気も飛びもなかなかのものです。(2013年1月21日)
(メモ)
引込脚
Digital Servoless Retractable system シャフト5mm 耐荷重4.7Kg ホビキンID: HKD-514 $7.99/個
オレオ脚
Alloy Oleo Strut 115mm Straight Mains for 40~60 Class ホビキンID: 344000002 $12.51/2本
飛行中の写真
熊本の甲佐でごくらくトンボさんに写真を撮ってもらいました。こうして見ると機首部下側をもう少し丸く整形すれば良かったと反省。
この部分は製作のしやすさとメンテナンスを考えると致し方ない所もあります。全てを上手くバランスさせることもスケール機を作る楽しみでもあります。(2013年3月13日)
引込脚カバー
やっとカバーの取り付け完了。実際に飛ばしてみると見栄えは向上、しかし脚を出す風切り音がでます。飛行性能には影響なさそうなのでこのまま運用します。
着陸はフラップを下してゆっくりと3点で接地、これで引込脚の寿命が延びます(意外と難しいですが・・・)。(2014年2月17日)



(製作編)

(その3)

パネルライン終了
パネルラインはボールペンでのスジ彫り(実線)に平行にルレットによるリベット様ライン(破線)を組み合わせると見栄えが格段にアップする。
このラインを一度マジックで着色して、綿棒を使ってアルコールで落としていくと、パネルラインが浮き出てくる。
胴体で自信がついたので、主翼のスジ彫りを一気に行った。自分としてはイメージ通りになったので満足。汚れは自在にコントロールできるので、全体を見ながら微調整していく予定。
塗装
機体番号等はシールが付属しているが、これをそのまま貼るのでは芸がない・・・で、塗装を考えている。
単色の英数字は簡単だが、国籍識別マークは白色+青色の重ね塗りが必要。失敗しそうな気がするので、同じ条件で試し塗りを予定。(2012年11月4日)

重ね塗りOK
テストピースを使って実際に塗装を行った。マスキングテープは3M製を使用。プライマーはいつものミッチャクロン。
使った色はタミヤカラー(ラッカー系)のインシグニアホワイトとネービーブルー。最初に全体に白色を塗布、その後、白部分をマスキングして青色を塗布。
ミッチャクロンのお陰で白色がフイルムに密着、マスキングを綺麗に剥がすことができた。境界線もOK。
問題点も判明。白色を塗布する際にフイルム上のボールペンやマジックの色が浮き出ること。テストピースで事前に試して良かったです。
塗装領域は事前にアルコールで綺麗に拭いておけばOK。塗装も目処がたちました。(2012年11月10日)
コックピット
コクピットの後部にはバルサ材で作った無線機とバッテリを搭載、座席も作ってパイロット搭乗。
計器板カバーをボール紙で作ってキャノピーと干渉しないように慎重に固定。コックピットは作り込めば切りがないので今回はこれで終了。
これでも、今まで製作した機体の中で一番手がかかっています。この作業も意外と楽しめました。
あとは国籍識別マーク等の塗装を残すだけになりました。
体重測定をすると、全備重量2020g、設計図上では2200g〜になっているので、色々と仕掛けを施した割には軽量です。(2012年11月14日)
重心
フラップに中華製のデジタルサーボを使用しているが全開/全閉位置での特有のジー音が気になるので、フタバの標準サーボに交換。問題解決。
重心をチェックすると指定位置!追加のウエイトが不要となった。パチパチ(2012年11月15日)

これで完成!
国籍識別マークを入れると凄く良い雰囲気。各部隊に配属される前の機体という位置づけで、これで一応の完成とします。
初飛行は未定ですが、それまでには気に入らない箇所の手直しをしておきます。今回も製作を楽しめました、パチパチ
今回習得した塗装方法は簡単工作にアップしておきます。(2012年11月18日)
外に出してみました
初飛行のチャンスがありませんが、一度、外に出してみた。部屋では大きく感じますが外で見ると小さいです(いつも感じます)。
遠くから見ると、シルバー一色というのは見にくいかな〜。初飛行は天気の良い日というのが正解のようです。(2012年12月2日)



(その2)

仮組み
尾翼は翼型を持っているので、胴体に固定するために3次元的に加工する必要がある。これが意外と難しく、仕上がりは今一歩。
最終的にはバルサパテで造形すること何とかなると判断。
水平尾翼と垂直尾翼はカーボンロッドを使って固定する構造とした。強度は問題ないと思う。
主翼を取り付けて全体を仮組み、なかなかの出来映えでモチベーションが上がります。
次はサンディングです。(2012年8月15日)
機首周り
こんな感じになりますが問題はスピンナ(70mm)、どれも先端が尖っています。アルミスピンナで良さそうなものを発見。モータへ取り付けるには工夫が必要だが、何とかなりそうなので買ってみます。(2012年8月19日)
スピンナ
スーパーラジコンでスピンナを物色しているとMK製のスケールスピンナが目に付いた。形状が良いので即購入、プラスチック製でペラ用の切り欠きは未加工で4枚ペラにも対応。残念ながら使い物になる4枚ペラは無いので、定石通り2枚ペラとする予定。
搭載するサーボも準備完了。エルロン/ラダー/エレベータで4個、尾輪の引込/操舵で2サーボ、フラップに1サーボ、主脚が2サーボ相当なので合わせて9サーボ、標準サーボならとんでもない重さになります。
フイルムはオラライトのシルバー2本用意・・・値段は1890円と大幅値下げ、円高のメリットか?
サンディング中
全体を240番のペーパでサンディング、大まかな造形を整えたところで、今回はバルサ生地の表面を硬くするためにラッカーを塗布。
クリアラッカーをシンナーで薄めてハケ塗りを2回、次回は400番で仕上げ。(2012年8月26日)

進行中
サンディングと並行して胴体フィレット部を整形、逆Rなのでなかなか難しいが、バルサパテで埋めながら何とか形になった。
尾翼引き込み部を開口。ここをどう塞ぐかは思案中。扉をユニット化して組み込んだカバーになる予定。
全体のサンディングはほぼ終了で次はフィルム貼り。事前に同じ条件のテストピースを作って色々と試してみることにします。(2012年9月2日)
サンディング終了
バルサパテと格闘しながらようやくサンディング終了。フラップの端部は胴体フィレット内に上手く収まります。
モータ/電池/主脚を取り付けて重心をチェックすると「前重」でラッキー!フイルム/リンケージ/尾輪周りの重量増は必須なのでウエイトを追加することなく重心が合うかもしれない。
この状態で重量は1620g、キット指定は2.2〜2.3Kgなので600gの余裕がある。残りの重量物はサーボ/受信機が主体なので2.2Kg程度に仕上げることができそう。
フイルム貼りの前にサーボの取り付け作業中。(2012年9月9日)
メカ積み(仮組)完了
一番の難題は引込式の尾輪のリンケージ。引込みと操舵のために各々サーボを使用。引込みは問題ないが、操舵は工夫が必要。
操舵はワイヤ両引きとするが、ワイヤは尾輪の格納時には張力が緩和されるようにする必要がある。今回はワイヤの通る位置を調整して対応。
もう1つの問題は、尾輪格納時に尾輪を中立位置に規正しないと胴体と干渉してしまう点。これには、尾輪操舵サーボを専用に設けたメリットを生かして、ラダー→操舵サーボ(7ch)へのへミキシングを尾輪格納時にキャンセットルすることで対応。送信機側で上手く設定できるハズ?
現段階では尾輪開口のハッチは設けていない。この機構は現在思案中。
エルロンサーボを取り付けてメカ積み終了。
フイルム貼り
前処理として、フイルムボンド(OK「飛鳥」)を10倍程度に薄めて、乾いた布に含ませて機体全体に塗布。
フイルム貼りは尾翼から開始。フイルムボンドのお陰でフイルムの食い付きが良くなり作業が楽になった。メタリックシルバーの機体の一部が現れました。(2012年9月16日)
進行中
尾翼に続いて主翼も完了。主翼のフィルム貼りは細々と時間がかかるので週末にしかできない作業。
前輪のカップ部はバルサ材の上に紙を張り付けて強度アップしてシルバーで塗装。
今回使用したオラライトのシルバーは光沢があるので、メタル調に仕上がる。塗装でこの光沢を出すのは難しそう。
なかなかの仕上がりですが、ベースのバルサ材の継ぎ目がどうしても表面に出てしまう。生地完成後に時間をおいて、何度かサンディングしたが、木材の性質を完全に押さえ込むには、もう少し経験と根気が必要みたいです。
パネルラインをどのように入れるか、そろそろ考えないといけません。テストピースを作成中。(2012年9月17日)
胴体
胴体のフイルム貼りは、実機のパネルラインを参考にして都合が良い箇所で分割しながら進めている。
生地には予めフイルムボンドを塗布しているのでフイルムの食い付きは良好。フイルムの重ね合わせ部には念のために2倍に薄めたフイルムボンドを塗布。
オラライトのシルバーは直ぐにカッターナイフが切れなくなるのが悩みの種だが、OK模型のセレーション鋏を使用するとサクサクとカットできる。今回で2機目だが切れ味は変わらないので耐久性も問題ない様子。(2012年9月23日)
フイルム貼り完了
全体がピカピカ。オラライトのシルバーの曲面への貼り方が上手くなったのが大きな収穫。(2012年9月27日)

リンケージ
ホーンは1.5mm航空ベニアから切り出し着色して動翼に接着。エレベータ/ラダーのリンケージに使うピアノ線はノイズレスチューブ内が0.8mm、先端が1.2mm。これでガタの無いリンケージが完成。
引込脚はDカットを施してきっちりと固定。これで自走します。
スピンナーは70mmのアルミ製を入手。これをモータに固定するには、60mmのM3のねじが必要。こんな長いねじは身近には無いので、テトラの長さ60mmの両頭ねじ付きロッドを代用して固定。
重量を測定すると約1950g、残りは配線材だけなので2000g程度で仕上がるか?今回は前重気味、更に70gのアルミ製スピンナーを使うので後部に50g程度のウエイトが必要となるかな〜。これでも軽量。(2012年9月30日)

配線完了
全ての配線を完了。機体を組み立てて引込脚やフラップの作動を確認。機体と干渉する箇所もあったが少しの手直しでスムーズに作動するようになった。
尾輪の操舵はサーボを8chに接続してラダー→8chへミキシング。ミキシングのON/OFFを選択するミキシングSWをギヤSWに設定。これで尾輪格納時には操舵=中立となり、尾輪が機体と干渉せず快適に作動。
これで飛べる状態になった。次は艤装です。テストピースで色々と試行錯誤中。(2012年10月3日)
プラ部品
メカ室の配線をまとめたり電池の固定方法を考えたりと・・・細々とした作業を進行中。
リポ電池の取り出し口のプラ部品には最初からエンジンヘッドの開口ラインやねじ穴の位置がケガキされている。これをポリパテで埋めてから塗装。
この状態で重心をチェックすると、後部に約50gのウエイトが必要。モータを回してみると振動が発生。このスピンナーが原因かな〜。
スピンナーを実績のあるプラ製に交換すれば振動の問題は無くなり、後部のウエイトも必要なくなるハズ。考えどころです。(2012年10月21日)
パネルライン
キャノピーの塗装を済ませてパイロットを乗せると雰囲気が出る。このパイロットのスケールは1/6、機体は1/8なのでアンバランス。
しかし、意外としっくりくるのでこのまま使用。そもそも1/8スケールの人形はテトラの未塗装のものくらい、これもなかなか入荷しないので・・・。
パネルラインは事前に色々な方法を試したが、結局、ボールペンでスジ彫りするのがベスト。ボールペンの色はアルコールを使えば綺麗に落とせるので、少し色を残せばスジ彫りが目立ち、汚すことも自在にできる。
主翼のフラップは裁縫用のルレットを使ってリベットを表現してみた。これも雰囲気がある。
実機の写真を見ながら、少しずつ作業進行中。(2012年10月28日)
進行中
色々と試行錯誤。パネルラインをじっくり眺めたのは初めてです。(2012年11月1日)


(その1)

憧れの機体
ムスタングは20年前にOKのEZシリーズの30クラスを飛ばしたことがある。エンジンは2st30(ヘリのお下がり)で固定脚の仕様だったと記憶している。スケール感たっぷりで良く飛んでいたが着陸はいつもお辞儀して停止(笑)、運搬時に尾翼から落下して破損、その後・・・記憶なし。
昔からの憧れの機体であり、今回はモータ仕様で、尾輪も引き込み式に改造予定。
フラップは実機らしく仕上げて写真のような角度で着陸・・・。
機体はフルプランクとして、オラライトのシルバーでパネルライクに仕上げることも考えています。(2012年6月16日)
製作準備中
モータはOSの3825/750、リポ電池は4セル2600mAh、この組み合わせセスナ182と同じで十分なパワーがあり問題なし。
モータの固定方法や電池の格納方法を図面と照らして検討中。スペース上は余裕があるので、意外と簡単に構造が決まりそう。
引込脚はサーボレスを選択中、某HKでこの機体に使用できそうなオレオユニットを発見、どうするか思案中。(2012年6月27日)
胴体製作開始
胴体は、テトラではお馴染みの胴枠に治具を接着してから組み立て開始。機首部は電動化のために大幅に構造変更。
セスナと同様の機首部下側から電池を出し入れする方式を採用。モータはバックマウント方式。この機体は機首部が取り外し可能のカウリングではなく、バルサ一体構造。モータを機首部前側から挿入して固定するような構造とする予定。
現在のところ構造的には矛盾が無く、上手くいきそう。
胴体の基本部が完成。この機体の形は機能的で格好良いです。(2012年7月1日)

モータマウント
モータはバックマウントで前側からアクセスできるようにする。スピンナは70mmなので、60mmくらいの開口をあけることが可能。
実際には55mmの開口でバックマウントの固定まで前側から可能。モータマウントにはサイドスラスト/ダウンスラストを設定、更に事前にM3の爪付きナットを固定済み。
モータマウントの位置合わせは目印になるペーパを使って慎重に行います。
モータを固定して、前側からモータの取り付け/取り外しができることを確認。上手くいきました。
電池固定
これも難題。前回製作したセスナスカイレーンの場合、電池は防火壁の後方に固定するようにしたが、+50gのウエイトを追加。
今回は、プラ部品でカバーする機首部から電池を出し入れできるので、追加のウエイトは最小限になるハズ。
電池の固定ベッドは取り外し可能で構造はセスナと同じ。電池を固定してプラ部品との干渉をチェック、問題なしです。
モータも取り付けて干渉がないことを確認。これで胴体のプランクに入れます。(2012年7月8日)
プランク完了
プランク材には予め3次元的に曲げ加工が施されているが胴枠に上手く沿わない箇所がある。材料の乾燥が原因かもしれない。
張り付ける前に霧吹きで水分を与えて柔らかくしてからタイトボンドで接着。設計図には「収縮時の波打ちを防止するために、胴枠に無理に接着せず少し浮き気味に接着するのが良い」旨の記載がある。少し浮き気味・・とは分かりづらい表現。
セスナの外板もタイトボンドで接着したが、今のところ波打っていない。波打ちは瞬間接着剤を使用すると起きやすい現象かな?
念のためこの状態でしばらく放置して波打ち現象がでるか観察。
尾輪
ムスタングの尾輪は引込式と固定式の両方が存在していたらしい。引込式は何と前方格納式。
今回は引込式に挑戦するが、前方格納は構造的に難しいので、一般的な後方格納式とする。使用したユニットはHKから入手したもの。値段は5ドル弱、プラ製ながら構造的にはしっかりしている。重さは10g程度と意外と軽量。
問題はピアノ線、いかにも直ぐに折れそうで衝撃吸収もできそうにないので、テトラの尾輪セットのピアノ線と交換。
ユニットは胴体側に細工をして外部から取り外しできるようにして万一のトラブルに対応可能とした。
胴体後部の中央に引込ユニットが入ったので、エレベータ/ラダーのリンケージが制約を受ける。今回は、空野式リンケージを採用、内径1mmのノイズレスチューブ+0.8mmのピアノ線を胴体内に這わせて引込ユニットとの干渉を防ぐことにした。空野式機体製作方法は色々と応用が利きます。
これで胴体の加工がほぼ終了。(2012年7月12日)
胴体終了
尾輪の引込脚へのリンケージ(ピアノ線)は引込ユニットの交換時のことを考えて、外部から簡単に取り外せる必要がある。試行錯誤の末に編み出した方法はピアノ線の先端をL字に曲げてストッパーで固定(単純な方法が一番)。このストッパーを外せば、引込ユニットとピアノ線とを分離できる。
引込脚の作動を確認して(面白いので何度も上げ下げ)、残りのバルサ材を接着して胴体を閉じて終了。
今回の胴体は大部分をタイトボンドで製作。これまでは瞬間接着剤に頼りすぎていたと反省。(2012年7月15日)
主翼
テトラのキットはダイカット式であるが、精度が高く定板があれば図面上でなくても正確に組み上げることができる。主翼にはねじり下げがつくが(1度)、これも治具を使って簡単に設定できる。
今回はサーボレスの引込脚とオレオ式の脚を使用。引込脚ユニットは5Kg程度までOKの一回り大きなサイズで作りは頑丈。オレオ脚は作動が滑らかでこれも頑丈。ユニット/オレオ脚/タイヤを合わせると片側で100g。
主翼への取り付けは、若干の改造をしただけで、他との干渉もなく上手く収まった。サーボレス引込脚はモータが突出しているので、主翼の製作に合わせて取り付け構造を決めていかないと後で苦労します。
ここまでは順調。(2012年7月19日)
進行中
左右の翼を連結して配線用のダクトを取り付け。同時に引込脚用の信号線の配索用のルートも確保。
図面上ではサーボは縦置きになっているので、いつも通り、横置き用に改造。サーボが取り付く1.5mmの航空ベニアを固定できるように主翼側に受け部材を組み付けて終了。
これでプランクに進める。今回はフルプランクとするので、その後の作業を考えて主翼の上面からプランクする予定。(2012年7月26日)
主翼プランク完了
主翼上面のプランクを済ませて、引込脚の周りの工作。車輪の収容カップをバルサで製作してその位置を決定。カップは下面のプランク終了後に取り付ける手はず。気になる箇所の補強を行って、下面のプランク。
プランクはタイトボンドとまち針を駆使して、リブから浮かないように注意しながら行います。ここまでは問題なく終了。(2012年7月29日)
引込脚
車輪の収容カップを接着して引込脚ユニットを固定、他と干渉することなく上手く作動することを確認。サーボレス引込ユニットは事前準備さえすれば後の作業が楽です。(2012年8月2日)
主翼完了
主翼ダウエルの位置決め完了。フラップとエルロンを組み立てて位置を微調整。これで主翼終了。
次は尾翼、翼型を持たせるため一からの製作になります。(2012年8月5日)
尾翼完成!
リブは2mmバルサから切り出すが、リブの長さは設計図面に合わせて決めて翼型は自在定規を使って描く。
前縁/後縁は3mm×10mmのバルサを使用、これとリブを合わせてはしご形に組み立てて骨組みを作った後、2mmバルサでプランク。
プランクは翼が捻れないように定板の上でしっかり接着。動翼はバルサ材から切り出し完成。
2mmバルサでプランクすると驚くほど剛性が高くなる。比重0.1程度のバルサを使ったので軽量な尾翼となった。
これで、機体の基本部分は全て完成です。(2012年8月12日)


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