バルサ電動機



◆ピッツスペシャル

(飛行編)

調整中
早期に撃沈を覚悟していたが意外にも長寿命。飛行回数20回を超えても殆ど無傷。左旋回時の巻き込み癖が気になるのでサイドスラストを強めに設定。これが功を奏して巻き込み癖が解消。随分飛ばしやすくなった。しかし、傍で見るよりは操縦に気を遣うのも確かで、これがこの機体の魅力でもある。
今度はアップ癖が出てきたのでダウンスラストを再設定、効果は次回の飛行のお楽しみ。(2016年1月27日)


初飛行成功
カウリングを塗装して完成、単色のままですが直ぐに飛ばしてみたくなり飛行場へ。少し風があったがその方が着陸時に失速し難いので初飛行を強行。
舵の方向を何度も確かめて、いよいよ進空。スロットルを上げると機体はスルスルと加速して離陸、何が起こるか?・・・覚悟していましたが、何事もなく上空へ、トリムはダウン方向に2コマ動かすだけOK。舵角は適度、パワーも丁度良い。ペラは機速を抑えるためにピッチの浅い9×4.5E、これが功を奏して、適度な速度で飛行。ロールも問題なく(意外にロールレートが一定)、普通の飛行機。
複葉機のボリューム感、これもこの機体の魅力で目の前を飛ばすとゾクッとします。
着陸は、抵抗が大きいので機速が落ちやすく上手くコースに入った機体は滑らかに接地、無傷での帰還となりました。
初飛行成功!
拍子抜けの感はありますが、電動化と軽量なメカのお蔭でしょうか。
本日飛ばした感じでは低速で旋回させても失速に入り難い様子、翼面荷重45g、この数値がキーかな。飛ばしてみて重い感じはしなかったので、塗装やステッカー貼りを遠慮なくすることにしました。丸鷹の機体を1つ制覇。(2015年10月31日)
訓練中
穏やかな天候の中で飛ばすことができ、色々と分かってきた。
機速が低い時の旋回は巻き込み癖があり要注意。エンジン機では着陸時にスロットルを絞った時に悩まされる癖のはずで下手をすると失速して墜落に至るはず。着陸時にエンストでもすると大変そう。電動の場合はスロットルを慎重に操作することで回避できる。
また、機速を落としすぎると舵の効きが突然悪くなりためらう場面もあったが、これを頭に入れながら飛ばせば問題なし。
一方で、運動性の良さはやはりピッツ、スナップロールはくるくると気持ちよく、ナイフエッジは尻を落とすことなく真直ぐに飛んでくれる。
舵角は試行錯誤中。エキスポはあまりかけない方が良さそう。30%を超えるとカッタルい感じになる。本日はエルロン、エレベータ共に10%としたが、もしかしたら不要かもしれない。
本日3回飛行、何故か全くの無傷で帰還。いずれも3点着陸で意外と機体寿命長いかも。(2015年11月3日)
配色デザイン
今回は、塗装ではなくフイルムでデザイン、ネットの写真を参考にして白色のオラカバを使用。アイロンの温度を低めにして空気が入らないように貼っていくが、なかなか難しいです。進行中(2015年11月8日)。
主翼はこんなものかな
水平部分のデザイン完了。これだけでも随分と印象が変わりました。さて垂直部分はどうするかな。(2015年11月10日)
完成
垂直部分にシールを貼りつけて完了。色々な会社のロゴも用意したが、ゴチャゴチャした印象になるので、シェルのロゴだけを使わせてもらった。これで完成とします。(2015年11月18日)
飛行場で 
無地に比べて随分見栄えのする機体に変身。スケール比は1/7.5、50クラスのセスナ182スカイレーン(1/7.3)とほぼ同じ。複葉機でもあり存在感は負けていません。
飛ばし込んで分かったことは、巻き込み癖は左旋回だけ、主翼スパンば短いので仕方ないところ。これさえ注意すれば墜落はないはず。そうそう背面はダウンの舵が不要。正面背面で同じように飛びます。
コロコロとした飛行感覚は癖になります。依然として無傷!(2015年11月21日)
設定情報
エルロン:上8mm下5mm(上12mm下9mm))
エレベータ:±12mm(±18mm)
ラダー:±25mm(±30mm)
※通常は舵角小
重心位置:下翼の前縁部 

(製作編)

ピッツスペシャルS2
丸鷹のリトルハーフシリーズのキット、前々から欲しいと思っていたところ偶然オークションで見かけて入札。欠品もなくバルサの状態も問題なし。
図面を見ながら色々と構想を練っています。全備重量を800g位に抑えることができればゆっくりとぶはず。
図面上、リポ電池3セル2200mAhまでは搭載可能。現実的にはOSモータ3815にリポ3セル1300mAhで良さそう。
尾翼は単板の3mmバルサ、ここは翼型を持たせたいところ。
フイルムはテックスフイルムかな。(2015年2月21日)
製作開始
まずは各部品を切り離す作業からスタート。ダイカットの状態が意外に良く綺麗に切り離すことができた。バルサ材の劣化は少し進んでいるが、瞬間に硬化促進剤を併用することで接着は問題ないレベル(製作進行中のコルセアに比べるとかなり良質)。
一部のバルサ材に輪ゴムが付着、経年劣化を感じます。
重量が気になるので現段階で計測、金属部品まで含めて約530g。整形及びサンディングで軽くはなるが、これにフイルムやモータ、電池が加わるので800g程度で仕上げるのは難しいかもしれない。
バルサの置き換え等の思い切った軽量化が必要。(2015年2月24日)
胴体完了
この機体、はめ込み式の組立法を採用、治具なしで正確に組み立てることが可能です。
胴体の構造は単純なので組み立ては簡単、電池は燃料タンクに位置に下側から差し込む方法で固定。2200mAhまで対応可能。
リンケージは空野式、フレキパイプに0.8mmのピアノ線、スムーズに作動します。
胴体上部のプランク材は、軽いバルサに置き換え。後部側の鋭角も上手く処理できました。
これで基本的に終了。剛性が高い胴体となりました。
主翼 
主翼も同様にはめ込み式、上下翼で後退角、上半角が異なるので部材を間違えないように仕分けして作業開始。勿論、全体構造と作業手順は予め理解しておきます。
・・・で、あっという間に基本骨格まで終了。プランクする前に色々と微調整が必要。
この段階で重量を測ると金属部品まで入れて410g(プランク材除く.)。軽量化はいくつか作戦あり。800gを目指します。(2015年3月1日)
バルサの癖
主翼を数日放置しておいたところ見事に捩じれが発生。こうなるとプランク時に修正が必要。木工ボンドとマチ針と重しとクリップを使って強制修正。捻じれのない翼になりました。良かった〜。
モータはOSの3810を選択。少しは軽量化に寄与するはず。作業は続きます。(2015年3月8日)
面倒な作業
主翼の取り付け方法は毎度悩むところ。この機体は小型であり、メンテナンス以外は主翼を分解することはないのでタッピングネジで留めても良さそう。今回はいつものように爪付ナット+M3ネジで固定。しっかり固定できます。
主翼中央の下面をバルサで覆い、これで主翼は生地完成。
モータマウント
最近はエンジンマウントを利用してモータを取り付けるようにしている。以前はモータマウント用のボックスを作っていたが意外と手間がかかり、軽量化にもあまり寄与しないというのが結論。
マウントをモータの長さに合わせてカットして前面に厚手のベニア板をエポキシで接着すると完成。(2015年3月12日)

エルロン
エルロンは無垢のバルサ材で片側だけで15gもある。中央部を大胆にカットして2mmバルサのリブを追加、これで7gになった。左右合わせて15g程度の軽量化に成功。(2015年4月1日)
生地完成
この機体、サンディングが意外に難しい。特に主翼はリブキャップがないので、リブ表面を滑らかにしないと目立ってしまうので要注意。
サンディングは一応終わっているが、フイルムを貼る前に再度チェックする予定。
モータを取り付けて全体を仮組み。アライメントはほぼ合っており、重心も前重気味で一安心。
全幅80cmの小さな機体ですが存在感あり。(2015年4月5日)
再開 
やっと重い腰が上がりました。まずは懸案の主翼ステー。アルミ板を打ち抜いただけの簡単なものが付属。バリを取り除き全体にポリパテを塗って少し肉厚にしてみたが見栄えは良くない。しかし、オリジナルの部品を尊重したいのであまり拘らない。
試しに、フイルムを張ってみると、少し見栄えが改善。機体と同じ色にできるので、目立たなくなって丁度良いかも。(2015年10月8日)

主翼支持ステー
胴体のフイルム張り完了。フイルムの重ね張りの個所にはフイルムボンドを塗布して剥離を防止。胴体の下側はストリンガー構造になっており、熱を加えるとフイルムが収縮しやすく重ね部が引っ張られ易いことに対する処置。
実際に主翼を固定して上下翼のアライメントを確認して支持ステーの固定位置を決定。一番難しい作業をクリア。
支持ステーも同じ黄色なので雑な箇所が目立ちません。(2015年10月11日)
フイルム張り完了
週末は天気が悪く飛ばしに行けないので一気にフイルム張りを完了。構造が立体的なので作業は難しい部類に入る。
フイルムはオラカバのブライトイエロー、実機でもこの色をベースにしたものが存在しており、デザインンを参考にする予定。
翼端の処理が下手。翼端でのスパーの延長部の削り代が少なかったようで、多少、出っ張り気味。フイルム張りの前段階ではなかなか分からない箇所です。
重量
胴体(モータ、主翼ステー含む.):420g、尾翼:35g、主翼 上:85g 下:120g、メカ:100g
で、合わせて760g。
これに電池3セル1500mAh 約130gを加えると、全備重量約900g、目標の800gには遠く及ばないにしても、きっちり製作したのでこれ位は仕方ないかな。(2015年10月12日)

組み立て中
尾翼、動翼の取り付け完了。主翼を取り付けるとピッツが出現。翼幅80cmですが存在感あり!(2015年10月15日)
リンケージ
いつもの方式なのでサクサクと完成。問題は、舵角の指定が全くないこと。参考になるのは以前作ったKKホビーのピッツ又はOK模型のアルティメイト。これらの機体は既に手元に無いが舵角のデータが残っておりラッキー。
基本的に完成
一応、飛べる状態になったが、カウリングの塗装や脚周りのぎ装等々、さらに機体番号などのデザインも必要。
今月初めの再開から一気にここまでたどり着いた。初飛行の日も近いかな。(2015年10月18日) 
脚周り
付属のプラ製スパッツを組み立てて着色。田宮のポリカスプレー、イエローがフイルムの色に近く違和感なし。このスパッツ、着陸時に外れてしまうこと確実。(2015年10月25日)
謎の重量増
3セル1600mAhのリポ電池の取り付けベッドを組み込んで完全に飛べる状態になった。
重心はほぼOK、カウリング塗装とデザインが未着手であるが、体重測定すると980g、予定では900g、理由が分からないが、諸々の積み重ねだろう。
翼面積は21.6dm2なので翼面荷重は45g、驚く数値でもないか・・・。部屋の中でモータを回して遊んでいます。(2015年10月28日)


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