バルサ電動機



Fi 156 シュトルヒ

(飛行編)

塗装
メカ済み終了。リポ電池は4セル2700mAh、モーターマウントのボックスの中に奥まで挿入して固定、後ろ重心の解消に貢献。
塗装はミッチャクロン→アサヒペン多用途カーキ色(艶あり)→艶消しクリアとした。今回使用した塗料は臭いがあまりないのでベランダで塗装すりことができた。
最近、ホームセンターの塗料の種類が少なくなってきている、特に、艶消しのものは殆どない。ネットで取り寄せるしかなくなってきた感あり。
塗装を終えて飛ばせる状態に組み上げて完成。重心OK、全備重量1800gと予想通り.(2020年10月25日)
初飛行
風の穏やかな時を見払って初飛行を敢行。いつものように舵の方向を何度も確認してスロットルオン、機体はバランスを崩すこともなく上空へ。エルロン方向のトリム調整を行い安定して飛ぶようになった。
飛ばした感じは、エアロンカに似ている。エルロン+ラダーの操舵で滑らかに旋回。上反角のない高翼機の特性と思われる。
翼面荷重65g程度であるが同じ翼面荷重のセスナスカイレーンに比べて浮きが良くない。前縁のスラットが悪さをしているのかも。フラップを降ろして低速飛行は可能だが思ったほどの低速でもなく、これも今一歩。ロールはするが宙返りは途中であらぬ方向を向いてヒヤッとした。アクロは無理っぽい。
飛ぶ姿はビデオで見るシュトリヒそのものでこれが救い。
それでも着陸まで無事にこなして初飛行成功!
破損
二度目の飛行の着陸時、少しハードランディングになったのか脚を破損。
この機体の脚はショックアブソーバが無く、タイヤからの力は直接機体伝達にする。上下方向の力なら耐えるのだが、主脚が斜めに伸びており、横方向内向きの力が発生して、取り付け点の下側が壊れてしまった。直すのは簡単。
タイヤは事前に柔らかいものに交換しておいたがこれだけでショックを吸収するのは無理な話。ショックアブソーバを入れるか着陸時に注意するかが必要。
飛ばし方も含めて色々と見直しが必要。(2020年10月25日)



(製作編)

経緯
バルサ材の不足や高齢化に伴いバルサキットが減少しており、自由に機体を選べる時代は終わった感がある。SIGの1/4のカブの入手を試みたがいつ入荷するのか分からないということで諦めモード。
そんな中で以前から気になっていたのがロビンから購入できるシュトリヒ、スパン1.6mでスケール感あり。前縁フラップ付きなので実機張りに短距離離着陸ができるかもしれない。
既にM本さんが完成させて上手く飛んでいるので性能的には問題はないはず。今回はスケール感を維持しながら極力軽く作ってみようと思っている。
届いたキットの箱、ずっしりと重く、何が入っているのか?時間がかかりそうなキットなので当分楽しめそう。(2020年8月10日)
胴体
部品点数が多く、最初は該当部品を探すのが大変。レーザーカットのキットの場合は致し方ない儀式。
胴体はモノコック構造、部品の精度が良く嵌め込んで接着するだけで正確かつ剛性の高いものができる。この機体の特徴は胴体後部の四辺がカーボンロッドで補強され点。
問題は窓枠、ウインドシールドをネジで固定するがその数200箇所、ネジだけで20gを超える。どのタイミングでネジを留めていくのかも考える必要ある。図面では今の段階で留めるとなっているが、サンディング、フイルム貼りの邪魔になるのは明らか。フイルム貼りの後で留める予定だが上手くいくかな?
穴だらけの胴体がほぼ完成。(2020年8月30日)
主翼
この主翼の特徴はスパーがカーボンパイプとなっている点。カーボンパイプをリブにレーザーカットで開けられた穴の中に通すだけで真っすぐな主翼が得られる。左右翼の連結は小径のカーボンパイプで行うようになっている。
図面の番号に間違いがあったり、手直しが必要な個所があったりするが製作自体は簡単。
尾翼はバルサのトラスの両側を1mmバルサでサンドイッチして完成。
これで基本構造は完成。残りの部品が少なくなり、やっと全体像を把握できた。
課題はモータの取り付け方法とリポ電池の搭載方法。リポ電池は容易に交換できるように一工夫必要。(2020年9月8日)
方針変更
ほぼ生地完成となったが、細部で分からない箇所があり世界の傑作機の該当本を入手。機体色はオリーブドラブと思っていたが様々な色の機体が存在。砂漠仕様のカーキ色も存在していたようだ。この色に塗るのも面白そう。
一番の疑問が前縁フラップの作動のこと。この本の中では、軍用では固定式の前縁スラットとなっていると記載されている。商用機で速度を上げるために可動式になったとのこと。
このキットで前縁スラットを可動にすると構造的に滑らかに作動する保証がないので固定式に方針変更。
フラップ、エルロンはクランク機構を利用した特異の構造。このキットも同様の構造を採用しているが、滑らかに作動させるのは難しく、ニュートラルが出にくいとの情報がある。フラップは間隙式で一層調整が難しい。
ところで、このキットを製作して飛行させた米国のモデラ―がその過程をYouTubeにアップしている。200分超えの動画。製作過程は参考にするとして、飛行動画を見ると見事にスピンに入って墜落。着陸間際だったのでフラップを下げたのが原因のように思われる。左右で間隙が同期して変化しなかったのでバランスを崩して・・・と分析。
そんなことで、フラップ、エルロン共にシートヒンジで固定することにした。その他、窓枠の200個ものネジは実機では見当たらず、これも省略。
実機並みに空中ホバリングさせるために不安要素は排除!(2020年9月15日)
生地完成
モータはキットのモータマウントを使って上手く収めることに成功。モータ付属の十字マウントが大きくそのまま使えなかった、他のモータの十字マウントに交換するとピッタリ。ダウンスラスト、サイドスラスト共に2度程度つけてなおかつカウリングとの干渉のないように微調整。
残りの部材全ての加工完了。
本日は強風の中でサンディングを行った。いつものベンチだが、最近は新型コロナで運動不足の人が多いのか川沿いのウォーキングコースを散歩する人が多い。ベンチはウォーキングコースよりも高い道路沿いにあるのでサンディングしても人の迷惑にはならない・・・ハズ。
一度、組み立ててみた。まさにシュトリヒ。飛ぶことは間違いないが、経験的にアドバンスヨーの癖が強いと思う。エルロン→ラダーのミキシングは必須。。
全備重量は1530g、フイルムを貼って塗装すれば結局1800g位。翼面積は28dm2なので翼面荷重65g程度。テトラのセスナスカイレーン50よりも軽量なので短距離離着陸が期待できる。(2020年9月27日)
フイルム貼り
エレベータ、ラダーのリンケージを組み込もうとしたが付属のピアノ線+フレキチューブの重さ測ると30g。重すぎるのでいつもの方法に変更。こちらは10g弱、テールヘビーを少し回避できた。
フイルムは裏面グレー、表面は白を使用。表面はカーキ色にスプレー塗装を予定。主翼、尾翼は形状が単純なので簡単。
ストリンガー構造の胴体は難しい部類。胴体下面と側面のフイルムは、フイルム同士の接着力に頼ることにるので、アイロンの温度管理とフイルムボンドを使って剪断方向に剥がれないように注意して接着。
胴体前部は上手くフイルム貼りができて一安心。胴体後部は少し簡単なるので問題なさそう。ストリンガー構造のため持つ場所を考えないとフイルムに負荷がかかる。完成すればカウリングやベニヤ部分を持てるので問題ない。今が一番注意すべき段階。(2020年10月11日)
完成近し
フイルム貼り終了。部品点数が多いので意外に時間がかかった。
尾輪は実機の構造をまねてショックアブソーバ付きの固定式。シリコンチューブがアブソーバとして機能。
主脚のカバーは塗装が終わってから接着予定。懸案だったカウリングとモータの干渉はベストな位置を探ることで解消。
全体を組み立てると構造的にしっかりしており剛性不足にはならないハズ。メカ済みは済んでおり、リンケージと塗装を行えば飛ばせるところまで到達。(2020年10月18日)

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