バルサエンジン機



◆アトラスジュニア15

(改造編)

変身中
エンジン機として製作したが、2stエンジンの音が意外に耳障りで、飛ばす機会が少ないのは確実。しかし、飛行性能は捨てがたいので、ここはモータ機として活躍してもらうことにした。
フレンドグッピー号に搭載しているGPSジャイロをこの機体に乗せ換えて、エレベータ/エルロンにジャイロを効かせて飛ばすのも面白いかも。
OSモータ/OSアンプ/3セル2200mAhで概ね重心が合いそうです。(2014年12月21日)

電池ハッチ
燃料タンクのメンテナンス用のハッチを取り外し自在に改造。いつもの通りネオジマグネットを使用、今回は昔のGWSのアウター缶から拝借。
電池は斜めに配置したベッド上にマジックテープで固定。電池の出し入れが簡単。
変身完了
エンジンがないので機首周りがスッキリ、違和感はありません。
リポ3セル2200mAhを含む全備重量はジャスト800g。エンジン仕様は780gで燃料50gを加えると830g、電動バージョンでは離陸時に30g軽くなります。電池容量から飛行時間は15分以上となる予定。今の仕様は推力比=1のおとなしい設定。
パイロットジュニアの安定性とリトルホークの運動性を兼ね備えた飛行性能を期待したいところですが、さて・・・どうなりますか。(2014年12月25日)

飛行編
早速飛ばしてみました。良くも悪くもクラークYの性質が顕著、普通に飛ばすのであれば少し運動性の良い高翼機。しかし、低速から高速までの広い速度レンジで楽しむ場合は頭上げの癖が悪さをします。エンジン仕様の場合は気にならなかった癖で、パワーのある電動機ならではの挙動。
中スローでゆっくり飛ばすのであれば不満はないので、重心位置やモータのスラストを調整して改善して気に行った性能に近づけていくことにした。
安定性と飛行性能のバランスの取れた飛行機を手に入れるのは容易ではなく、奥が深いです。(2014年12月28日)




(飛作編)

初飛行成功
いつものように舵の方向を何度も確かめて地上から離陸。少しヨタヨタしながらも無事に上空へ。トリムは少しダウン側に調子して完了。
800gを切る軽量な機体なので上空では軽快に飛びます。ロール、ループ、背面等、一通りの演技をこなし、特に気になる癖はありません。
フルスロットルにすると意外に高速で飛びますが、スロットルを絞ると目の前をゆっくり飛びます。結構、低速で旋回させても失速に入る気配はありません。
基本設計がしっかりしているので変な挙動がなく、面白い機体です。ただ、問題は2stエンジンで排気で機体が汚れること。昔はこうでしたが・・・。
初飛行、無事に完了。2stエンジン音を楽しめます。(2014年10月19日)
サブマフラ装着
少しでも静かに・・・ということでムサシノ式のサブマフラを装着。効果はあるハズですが、本当の狙いは機体の汚れの低減。
排気位置の関係で手投げが難しくなるかな・・・?(2014年10月20日)

効果あり
サブマフラの効果はありますが、中スロットル付近でビリビリという音が気になり出した。耳につく音なので無くしたいところだが、原因不明。エンジン周りから出ている様子なのでバックマウントが原因か?(ペラは7×6)。
中スロットル以上では逆に静かになりこの範囲で飛ばすのであれば問題なし。キューバンエイトも軽くこなすので、面白い機体になりました。
機体の汚れも激減して、後始末も簡単。
こう書くとかなり満足しているように聞こえますが、はやり2stのエンジン音、今一歩かな(2014年10月26日)。




(製作編)

アトラスシリーズ
1960年後半からラジコン技術に度々紹介されたアトラスシリーズ、設計者は工藤東氏、一度は製作したいと思っていたので10クラスのエンジン機として復活させることにした。幸いプロポメカに合わせて設計し直した機体がラジ技のデータベースに有ったのでこちらで製作することにした。
エンジンを始め殆どの部品メカは手元にある。もちろんバルサも十分にあります。
今回はプラグヒートを機内のバッテリから供給するユニットを試してみる予定。
製作開始
主翼は2mm、胴体は3mmのバルサで製作。バルサの比重に注意すれば軽量かつ剛性の高い機体になります。
まずはリブから。(2014年9月17日)
主翼進行中
今回はサーマル工房さんから頂いたバルサを使用。バルサ表面の色がまちまちなので透けるフイルムは使いずらいかも。(2014年9月23日)
胴体
3mmバルサでサクサクと製作。いつもの空野式リンケージ用のフレキチューブとウイングロックを組み込んで概ね出来上がり。
エンジンを取り付けて主翼を載せると雰囲気が出てきます。当時の機体は胴体が太いです。(2014年9月30日)
生地完成
尾翼は3mmバルサを1mmバルサで挟むいつもの構造。剛性を確保できます。主翼はクラークYで矩形翼なのでサンディングも含めて作業がはかどります。
これで生地完成、前回作成したパイロットジュニアとほぼ同じ寸法でよく似た形状、飛びの良さが期待できます。
フイルム貼り
手のに残っているオラカバの白、オレンジ、青を使って当時のデザインを再現したいと思うがどうなることか。主翼はこんな感じ。(2014年10月5日)

完了
なかなか安定感のあるデザインです。メカを搭載すれが飛行可能になります。(2014年10月9日)
メカ積み
・・・といってもいつものやり方なのでサクサクと作業終了。メカ室が広いので、レイアウトで悩むこともないです。
裏側は青色のフイルムで視認性アップ。
完成
エンジンはOSの10LA、ペラは8×6、タンクは50cc。エンジンを搭載して完成。飛行前に機体名等のシールを作って貼る予定。
全備重量は780gと目標の800gを切ることができました。軽快に飛ぶこと間違いなし。(2014年10月12日)


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