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クレソン cRESsonnew

     (飛行編)

 初飛行
北東の風2〜3mmの中での初飛行となった。まずは、シラントロと2ショット、シラントロはすでに3年を経過、重量740g。
舵の方向を確認して手投げ、モータをオンにして10m程度の高度をとった。機首が下がるのでアップ側にトリム合わせ、ラダー方向はトリム必要なし。
当然ながら良く浮く、弱い風の中でも高度を落とすことなく飛ぶ。進入性が良いので風に負けることもない。重心をチェックするために上空からダイブさせると前重心の傾向あり。
一度降ろすことにしてスポイラーを立てると急激にブレーキが効いて頭を下げて降下。競技をしないのでここまでのブレーキは不要。その後、無事に着陸。
メーカーのうたい文句は、
「軽量であることは勿論、ハイアスペクトで6.9〜7.9%の薄い主翼、挟角98度V尾翼、限界まで細い胴体等を採用し空気抵抗を大幅に減らし、低空からでもサーマルを探しに行ける走りに重点を置いた設計となっています。」
となっている。その通りでした。
2度目はテールに2gのおもりを追加、こちらの方が浮きが良いように感じるが飛ばし込んで重心位置を探っていくことになる。
動力性能
モータオンにするとかなりの角度で上昇、10秒で目測で60−70mの高度を稼げる。1回の飛行で3ー4回のモータオンをしたとしても450mAhの電池でも容量の心配なしでに飛ばせる。

そんなことで、性能と手軽さを備えた機体を手に入れることができた。満足!(2021年6月27日)
 キャノピー固定方法new
キャノピーの前側は0.8mmのピアノ線を胴体側に差し込んで固定している。後ろ側はマスキングテープでその都度固定するようにしているが少し面倒。
ねじ止めやキャノピーラッチの使用も考えたが、サーボベッドを後方に移動した関係でスペース的に厳しい。で、思いついたのがシラントロの構造。カーボンロッドの可撓性を利用した合理的な構造。
この構造をキャノピーの後ろ側に採用。キャノピーの左右方向及び後ろ方向の動きを規制するためのストッパーを設け、胴体側に対応するスリットを形成。
これが上手く機能してしっかり固定できる。飛行中に外れることなかった。見た目も良好。(2021年7月4日)




     (製作編)

話題
巷で話題のOK模型のRES機、既にシラントロは製作して飛ばしているが、さらに軽量な機体になるようなので導入することにした。
この機体はショックコードで引き上げる競技用。周りに競技する人はおらず、ショックコードで地道にサーマルを探すのも大変なので電動仕様として製作することにする。
この機体は胴体が狭いので搭載できるモータは外径22mm、タマゾーの専用モータが必要。折ペラやサーボ(TS-1002)、さらにはフイルムもOK模型のものになるはず。値段は高くなるが品質は申し分ないので良しとする。(2021年5月9日)
製作開始
本機は既に多くの機体が飛んでいるのでネット上色々な情報がある。最近ではクロステールに改造して胴体を短くカットするのが流行っている様子。Vテールは敬遠されているようだ。
類似するシラントロはクロステール、別のアリぜはVテール、この操縦感覚が好きなので本機もVテールで無改造で製作を進めることにした。
生地完成
製作は容易で・・既に生地完成となった。
組み立て
中翼と外翼を指定の角度で接着。このキットには前縁の形状やリブの角度設定のための治具が入っている。これは非常に役に立つ。ここまではミスなし。(2021年5月30日)
フイルム貼り 
サンディング終了してフイルム貼りへ。Eライトの白、黄、赤を用意。どう配色するか?胴体と中央翼は白に決定。中翼を赤、外翼を黄と考えている。上空の赤は視認性はどうかな?(2021年6月6日)
終了
フイルム貼り完了。Eライトフイルムは慣れると貼りやすく、後で緩むことが少ないという印象。
メカ類が揃ったので完成に一歩前進。(2021年6月13日)
リンケージ
スポイラーはテープヒンジで取り付け。サーボはタマゾーのTS-1002を使用、サーボの取り付け位置の関係でプッシュロッドの長さは14mm(説明書では17mm)となった。
ラダベータのサーボは入手の容易な E-MAXのES-9051を使用。メーカー指定のTS-1002に比べて取り付け状態でサーボホーンの高さが高くなるのでそのままでは使えない。サーボマウントの位置を下げて対応。サーボマウントは電池の収容スペースを確保するために後方に移動させた。
リンケージのピアノ線はサーボ側で2分割して半田付け。位置の微調整を可能にした。受信機はスペースの関係で主翼下の空間に配置。
動力系
モータはタマゾーのER-181612d、ペラは7x4.5、スピンナハブも同じくタマゾー製、モータは機首に収まるがコードが邪魔。胴体の内部を削ってコードが干渉しないようにした。アンプはHimodel FLY-12Aを使用、狭い空間に上手く収まった。
問題はリポ電池、3セル450mAh程度の電池は高さが30mmあるので胴体から飛び出てしまう。唯一、TURNIGYのものが俵型で胴体に収まる。コネクタはXT30、それでもカウリングの内部は電池と干渉しないように削り込む必要があった。
完成
これで完成、全備重量は505gとなった。重心はほぼ指定位置、飛ばしながら微調整する。(2021年6月26日)

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