<ホームへ戻る>


クールミントnew

     (飛行編)

初飛行
早速、飛行場へ。本日の風向きは北東でリッジ飛行は可能だが風速は5−6m。小さな機体なので普通なら初飛行は遠慮するところだが、同じシリーズのムーチョミントが風に強いので・・・ためらい無く投入。
風向きが正面からではないので浮きは良くないが予想通り風に負けることなく走ってくれた。風速5−6mの中を90gの機体が飛ぶこと自体驚き。
重心、舵角は指定通り。重心は問題なし。エレベータも適切。しかしエルロンは舵角が少ないような気がする。特にロールさせるのであれば尚更。
着陸は特に難しくなく無事に帰還。なにはともあれ初飛行成功!
結局、風が強すぎて細かな調整は出来なかったが、この大きさで驚くほど良く飛びます。航空法の100g以下の規制があっての機体なので、この規制の恩恵で小さなグライダーが手に入るとは皮肉なものです。(2023年9月23日)
良い風 new
風速3−4mの正面からの風の中で飛ばすことができた。非常に安定の良い機体で適度に走る。風が弱くなった時でも急激に速度が落ちないので着陸地点まで持ってくることができる。機体の抵抗が小さいのが功を奏しているようだ。
エルロンは舵が効きにくく、特に風の弱いときには困ることがあるので舵角を1.2倍にしてみた。これは正解で運動性が良くなった。
このリッジでロールを目論んでいたがどうも難しそう。OK模型の動画でもキューバンエイトはしていたがロールは無かった。条件が良く高度30m位まで上昇できればダイブさせてロールに持ち込むことはできそうだか、90gの重量なので機速が稼げるか疑問。
本日は動画を撮ったので編集して公開予定。。(2023年10月1日)


     (製作編)

エルロン機
前作のムーチョミントは少し強い風でも飛ばせるので大活躍中。機体、搭載メカ共に問題なく使えている。唯一の欠点はフイルムの強度。少し硬い草木に接触すると切れてしまうこと。セロテープで修理は容易なのでこの点は目をつむることにしている。
今回、U100の第2弾としてエルロン機のクールミントがリリースされたので早速ゲット。ムーチョミントと同様に薄翼なので良く走ってくれると思う。ズバリ、飛行場のリッジでロールが目的。
薄翼の中に搭載できる厚さ6.2mmのサーボ(Tamazo TS-D0602)も入手。ムーチョミントに使用したBLUE ARROW D03011よりも更に小さい。大丈夫かな?
バッテリや受信機、さらにフイルムはすでに手元にある。製作自体は簡単なので意外に早く進空できるかも。(2023年8月1日)
胴体
胴体はムーチョミントと同じ構造。この場合もエレベータリンケージは1mmチューブ+0.8mmピアノ線を使用。抵抗なく動くように注意することが肝要。
尾翼は簡単に完了。
主翼
説明書通りに作れば問題なく完成するが、初期ロッドだけにレーザカットにミスがあるようで調整が必要な箇所があった。
この機体の場合、主翼は定盤の上で作るのではなく、下面プランクと主翼リブとを隙間なく接着する必要がある。主翼の捻じれは上面プランクを定盤上で接着することで対応することになる。
この主翼リブはレーザーカットならではの精度でカットされている。自作では難しく、この機体の性能の鍵になっているハズ。(2023年9月3日)
生地完成 
上面のプランクは、面積が少ないので高粘度の瞬間接着剤で問題なく行うことができる。前作のムーチョミントの経験が生きている。
主翼後縁(部品番号J−6)はエルロン材に合わせてかなり薄くする必要があるが、薄くすると剛性が心配。エルロン材をシートヒンジで4か所、固定することで剛性は高くなるハズ。説明書ではエルロン材の剛性を高めるために、浅いスリットを入れて低粘度の瞬間接着剤を染み込ませる良いとの記載あり。
軽量化するためにメーカも苦労している様子。
機体全体をサンディングして左右の主翼を連結して生地完成!
重量 
機体だけで46g、メカ24gの合わせて70gとなった。アンダー100gは問題なし。(2023年9月10日)

フイルム貼り
フイルムはムーチョミントで使ったOKフイルムを使用。デザインはムーチョミントとは逆のパターン、機首は赤くして視認性を狙った。フイルム増分は約9g。
エルロン、エレベータのヒンジはフロッピーディスクを使用、ヒンジ数はできるだけ増やして剛性を確保。
エルロン材はヒンジ数を増やしたので特に補強しないことにした。ヒンジ接着時に瞬間接着剤バルサに染み込むのである程度の剛性UP効果はあるように思う。
リンケージ
エルロンサーボは説明書通りにシュリンクチューブ+スーパーXで固定。リンケージは付属のものではなくステンレスを使用して錆を防止。エルロンサーボは、プラバンでカバー。
エレベータサーボは胴体に3Mの両面テープで固定。念のために簡単なサーボマウントを作ってねじ止めもしておいた。
エレベータサーボのコードは20cm位ある。お陰で延長コード無しで受信機に直結できる。主翼は常につけたままにしておくので受信機にアクセスすることはないので好都合。
メカ組み込み
受信機、リポ電池を固定、受信機のアンテナは適宜処理して組み込み完了。
機首のハッチは磁石で固定する方式とした。
重心は指定の位置、今回はウエイトなしで指定位置となった。
完成! 
重量は90g、予定通りとなった。
エルロンサーボは問題なく作動、エレベータも舵が残ることなく問題なし。
これで完成、風の良い日に初飛行です。(2023年9月18日)

<ホームへ戻る>