◆スリングスビー
(飛行編)
初飛行 本日は風が悪く調整のみ。グライドテストを何度も行って調整完了。 重心は事前に後ろ重心であるのは分かっていたが、実際に飛ばしてみると失速に入り易くやはり指定の23mmにすべき。ウエイトを追加して綺麗に飛ぶようになった。舵角は、ラダーOK、エルロンはデファレンシャルを少し強めにしてOK、エレベータはアップOK、ダウンは効きすぎなので70%に設定してOK。 舵は良く効くので飛ばしやすいと思われる。 重心を前方に変更するために、主翼の取り付け位置を5mm程度下げところ丁度良いバランスになった。リッジ飛行の準備完了。(2024年1月27日) |
リッジ飛行 風向きの良い時間帯を狙って飛行場へ。現場では北東の風、決して良い風向きではないが贅沢は言っておられない。 最初にクールミントを投入、エルロンの効きが良くないのでラダー⇒エルロンのミキシングをかけ(先にラダーを打つ癖があるので)、エクスポを+方向にかけてなるべく早く舵が動くようにした。そのお陰で以前よりは操縦しやすくなってきた。クールミントが浮くことを確認して本機の投入。 グライドテストを十分に行い舵/重心の設定が済んでいるので、機体は綺麗にグライド。リッジに沿って何度も往復。意外に機速が早く小気味よく飛ぶ。ラダーの効果で回頭性が良く旋回は非常に滑らか。 クールミントでは、旋回時に機速が落ちてしまう。舵が効きにくいのでエルロンを一杯に切るので、おそらくこれが抵抗になるのではと思う。 本機の場合はラダーが主体になりエルロンの抵抗が少ないので機速が落ちない。クールミントと一緒に飛ばして気づいたこと。 本飛行場のように、リッジの高さが3-4mの場所では上昇風の範囲が狭く、それに合わせて急激な旋回が必要になり、この点で本機は本飛行場マッチしている。 そんなことで、スリングスピーのリッジ飛行は無事に終了。想像に反して非常に良く飛ぶ機体。まさに目の前をスケールグライダーが飛ぶさまは想像通り。今回も流石のOK模型のキットでした。クールミントの位置づけが微妙・・・ラダーを追加しようかな。(2024年2月4日) |
(製作編)
セミスケール機 OK模型のU100の第3弾が発売になったので購入。今回はセミスケールグライダー。ムーチョミントに比べると性能が劣るのは分かっているが、条件が良ければ目の高さで飛ばすことができるので面白いと思う。 小さな機体なので嵩張らないのもメリット。4サーボで100gを切るには薄型のTamazo TS-D0602が必要になる。現在、在庫なし、月末には入手できるはず。 スケール機なので、胴体はニス塗り(けやき色)としてミクロンフイルムで被覆、主翼はクリアホワイトとしようと考えている。(2024年1月3日) |
胴体完成 Tamazo TS-D0602が手に入ったので製作開始。サーボマウントはこのサーボ用に設計されている。探せば他に使えるサーボもあるはずだが、信頼性の点でこのサーボを使うのが良さそう。 リンケージはノイズレスチューブ+0.8mmピアノ線の組み合わせ。サーボホーンの位置に合わせチューブを配設して固定した。 胴体はスケール機らしくボリュームがあるが、改めて短いと感じる。安定性は? 尾翼も完成。小さなレーザーカットの機体なので製作の順番を間違えると後悔する。説明書は良く読むべき。(2024年1月14日) |
生地完成 主翼は左右を間違えないように製作(説明書でも注意書きあり)。このシリーズは3機目なので作業は迷うことなくサクサク進む。最後にエルロンを切り出して終了。 全体をサンディングして生地完成。サンディングを削る部分が少ないので直ぐに終了。 間違った箇所はラダーのホーン差し込み部材の付け忘れ。フイルムを貼った後で気づきフイルムを剥いで接着、その後に貼り直した。図面のチェック不足。 |
完成 フイルムはEライトの白と青を使用。最初は胴体は茶色に着色して透明フイルムを貼ろうと思っていたが、主翼後縁から水平尾翼までの胴体上側は上辺のストリンガーだけなので、胴体上側が透明になり違和感があるので胴体は白フイルムにした。 逆Rの箇所もありフイルムを貼るのが難しくシワが完全にとれていない。アイロンの温度を上げすぎるとバルサ材が変形する可能性もあり、妥協も必要。 動翼のヒンジはフロッピーディスク。薄いのと瞬間接着剤との相性も良いので作業性は良好。 そんなことで、リンケージの一部を残して完成。全備重量は85g・・・しかし、後ろ重心、15g程度の錘を追加すれば重心があうハズ。結局100gとなる。(2024年1月21日) |
リンケージ終了 動翼ホーンは付属のものを白色に着色して使用。ホーンの穴は0.8mmのドリルで開け直し、ガタのないリンケージになった。 エレベータ/ラダーのサーボ側はテトラのロッドジョイント(アルミ)を使用、長さ調整が容易。 受信機/バッテリのスペースは十分あるので配置で困ることはない。 スキッドはカーボン製が同封されているが、これが硬くてクッションにならないので手元の薄手のものに交換、良好に機能。 機体のシールはOKのHPからダウロード、適宜貼りつけた。 全備重量は100g位、予定通り。(2024年1月27日) |