マイクロSAL




◆マイクロSAL 7号機

主翼変更
6号機の主翼が痛んできたので新調することにした。6号機は現状48gと補修やフイルム貼りで3g近く重くなっていました。
ミニSALでリブ組の主翼が意外に簡単に製作できることが分かったので、60cmにスケールダウンして製作。
作り方はミニSALと同じだが、前回の経験を生かして細かいところを改善、例えば後縁を上手く削り込む方法等々。
半日で生地完成となります。比重0.1程度の1mmバルサでプランク。事前にサンディングするので実際には0.8mm位。
生地完成状態で重量は13g、フイルムは計算上3g弱なので16g程度で仕上がる予定(主翼面積は4.8dm2)。(2012年6月10日)

エルロン
エルロンは余り面積を増やすと主翼自体の剛性が低下するので、面積を控えめに切り出した。カット面は1mmバルサで塞いで作業完了。(2012年6月12日)
完成
主翼に胴体への取り付けのための細工をして13.7g、フイルムを貼ると+2.5gの16.2gとなった。ミクロンフイルムは1dmで約0.25g。
主翼を取り付けリンケージをおこなって完成!主翼の取り付け位置の関係で今回は+1gのウエイトを機首に取り付けて45gとなった。
7号機はフイルムを貼って更に+1gのウエイトを積んで45gなので軽量化に成功。
1号機から考えると、軽量化もさることながらデザイン的にも洗練されてきました。良く飛ぶハズです?(2012年6月16日)
初飛行
早朝に投げてみるも数回投げてトラブル発生で早々に退散。気になった箇所を修正して夕方にリベンジ。
6号機よりも明らかに性能アップ、失速に入りにくく多少吊り気味に飛ばしても最後まで粘ってくれます。バルサ無垢の翼(6号機)よりも翼型が上手く再現できているからだと思われる。
ランチ時の高度も高くなったような・・・なかなかの機体です。モスキートSALのエルロン仕様も期待できます。(2012年6月17日)


◆マイクロSAL 6号機

復活
海の藻屑となった4号機同じ寸法で製作。翼型AG45(7%)。
6号機になるのでメカの搭載方法も確立してキャノピー内にすっきりと納まりました。
リンケージは1mmカーボンロッド、ガイドは内径1.2mmのノイズレスチューブを使用。
(メモ)
翼弦100mm→60mm、エルロン25mm→20mm、カット位置15mm(内)20mm(外)
ホーンは0.3mmのカーボンシート、強度は十分と思われる。
ラダー/エレベータにはデジタルサーボを使用、更に4サーボ仕様なので電池の消耗が気になっていた。
5Vの入力で作動する1セル用充電器を用意、現地で簡単に充電できるようになった。
機体の重量は4号機と同じ45g、重心位置は35%くらい。キャンバ角は飛ばしながら調整です。(2011年7月16日)
飛ばしています
重量があるのでランチで適度に上がり、旋回時の高度損失も少なく飛ばしていて面白い。暫く楽しめそうです。
リポ電池1セル用の電圧計を用意した。測定してみると3.85Vで残量約50%、現場でチェック。(2011年7月23日)

少し進化
主翼にフイルムを貼ると高度が上がるらしい・・・超軽量な長万部のミクロンフイルムを入手。このフイルムはほとんど収縮しないのが難点。
アイロン温度を調整してシワにならないように適度に引っ張りながら貼っていくと意外と上手くいく。
キャンバの強い主翼の裏面は2枚に分割して貼ると具合が良い。
翼端ペグはカーボンパイプから板状のものに変更。ラダー機とエルロン機の両方ともフイルム貼り+ペグ変更・
強風の中で投げてみると、以前よりも高く上がるようになった。ペグの強度も問題ない様子。期待がもてます。(2011年8月7日)
尾翼
主翼はフイルムを貼ることで表面が滑らかになり、更に強度が格段にアップ。
どうも強度アップが機体性能に直接効いているようで、ランチ時に滑らかに上がっていきます。結果的に高度アップに繋がるのかも・・・。
ついでにフイルムを貼った尾翼を準備。順次、交換していく予定。ラダー機の水平尾翼を交換してみると、機体がおとなしくなりました。尾翼強度アップに起因するのではと想像しています。
フイルム貼りで、水平尾翼+0.19g、垂直尾翼+0.14gの重量増。
まだまだ色々とやることがあります。奥が深い!(2011年8月14日)
土手ソアリング
飛行場は北風の場合は土手ソアリングが可能。エルロン/可変キャンバーの6号機は進入性が良いので土手に沿って飛ばすことが容易。
軽量なので弱い風の場合でも延々と飛びます。持ち運びが容易なので平地でも海岸線でも大活躍。サーボの耐久性も問題ないようです。
ランチは調子がよいときは30m位あがっているハズです。機体の耐久性も高いです。(2011年8月28日)
サーマル
実家に帰った際に屋根の上をめがけて投げてみると小さなサーマルがありました。
サーマル旋回を続けて3分程度、この機体で上手くサーマルに乗ると感動モノです。
結構飛ばしていますが今のところ無傷、40g程度の機体なので壊れる可能性も低いです。(2011年11月12日)



◆マイクロSAL 5号機

5号機といってもラダー機の3号機の主翼を変更して細々と改造した機体
(主翼)
キャンバ+翼端ねじり下げの主翼を採用。バルサは比重0.09程度。
(リポ電池)
これまでの130mAh(3.6g)から70mAh(2.3g)に変更。コネクタは市内のカホ無線で見つけたものが同サイズで使用可能。
このコネクタには28AGWの細線がハンダ付けされており雄雌セットで160円。注意すべきはプラス/マイナスが逆になっておりピンの差し替えが必要。
(テールパイプ)
ウインドラブの「極細テーパー・パイプ」を使用。(1.0〜3.0)×(1.5〜4.0)×780 で2.42gと軽量。
http://www.windlove.net/e-shop/index.html
(キャノピ)
卵パックをバルサ型に被せてヒートガンで整形。回数を重ねるとコツが分かって立派なキャノピになります。
以前使ったカーボン調のシュリンクチューブは炎天下では見事に収縮してしまいました。
(ヒンジ)
尾翼は1.5mmバルサ、ヒンジは薄く適当に柔らかく瞬間接着剤が使用可能なもの。
ムサシノ機のキットに入っているヒンジが具合がよい。これを小さくカットして使っています。
(翼端)
翼端ペグはその周辺をマイクログラスで簡単に補強するだけで問題なし。以前はカーボンシートで補強したがその必要はないと思う。

これで約32gとなります。
飛ばしてみると
(平地)
ランチは(修行中ですが)軽量なのでそれほど上がりません。ねじり下げを付けているのもランチ高度がとれない一因かも。
それでも時々、おっ・・・と思うほど上がる場合がある。ノーステップで投げ上げているが腰が上手く入ったとき・・・体感するしかないです。
旋回時に失速して高度ロスに至ることも少なくなった。ねじり下げ+大きく旋回するようになったからか。
以前よりも劇的に飛行時間が延びたわけではないが、意外と走ってくれるのでサーマルを探すことができるようになった。
(スロープ)
本日、海岸のスロープで飛ばしてみた。以前よりも進入性がよく更にねじり下げのお陰でタイトな旋回ができ、海岸線に沿った飛ばし方が出来るようになった。
30gの機体がスロープで風に負けることなく安定して飛ぶのも不思議です。

70mAhのリポ電池は一時間以上飛ばしたが問題なし。受信機/サーボも安定して作動。機体の耐久性も問題なし。
機体製作に関するノウハウは概ね取得した感じ。課題は、@翼型Aランチ方法B高度ロスの少ない操縦技術・・・最も一番肝心な点ですが。(2011年7月10日)


◆マイクロSAL 4号機 遭難
  

別のコンセプト
3号機の主翼はフリーフライト機のキャンバ翼を参考に製作。静気流の中では高性能だと思えるが、実際にはそのような気流の中で飛ばすことは難しい。
土手ソアリングをしてみるとキャンバ翼の特性が強く少し風が強くなるとホバリンとなる。
4号機は可変キャンバー仕様で製作。翼型はAG45系(約7%)。サーボを追加するので翼面積を4.8d(翼幅60cm、翼弦中央10cm端部6cm)に拡大。
バルサは密度0.95を使用して強度を確保。主翼だけで18gとなった。
メカは3.2gデジタルサーボ×2個と2.3gサーボ2個(エルロン用)で既に12g、受信機+電池を加えると19g。
主翼(18g)+メカ(19g)+尾翼(1.5g)+パイプ(3g)+リンケージ(2g)+キャノピ(1.5g)=45gとなる。翼面積は10g弱で何とかなりそう。(2011年6月12日)
(情報)
翼型を描くソフトとしてProfili2を使用してみた。http://www.profili2.com/eng/default.htm
2300種以上の翼型データがデータベースから利用できる。お試し版をDL、基本機能は使えるので好きな翼弦で印刷できる優れもの。
完成
予定通り45gで完成。この機体には卵パックを使ったキャノピーを装着。
エレボンを使用してキャンバー角を変更可能にした。キャンバー角はスロットルスティックに連動。
フルハイではネガキャンに設定してランチ時に高高度を実現する・・・予定です。(2011年6月25日)
大当たり
本日は朝から無風状態、これ幸いに投げまくりました。この機体コンセプトは当たりです。
ランチ時はネガキャンの効果で抵抗が少なく、これまでよりも明らかに高く上がります。卵パックのキャノピーも性能アップに貢献しているのかもしれません。
頂上付近でダウンを打つと共にキャンバ角を増やすと、高度を失うことなく水平飛行に移りその後は安定して飛び続けます。
旋回性能はラダー機より格段に優れており、進入性もよいので飛行場を広範囲に飛び回ることができます。
これは面白い機体、調整を進めると更に高性能になると感じました。
悲劇!
気をよくして海岸で飛ばしていたところ、突風が吹いて海上に流されて、あっというまに海の藻屑と消えてしまいました。
いや〜残念、慎重に飛ばせば良かったと後悔。
しかし2gサーボ2個以外は手元に部品が揃っているので、同じ仕様で5号機として復活させます。懲りないです。(2011年7月2日)


◆マイクロSAL 3号機
 役目を終えて廃棄

軽量メカ
受信機はFrSkyの4ch、純正のままでは4g弱、ケースを外して接続ビンの大部分を切ると2.2g位になる。
双方向の送信機モジュールとのバインドも簡単にできる。
サーボは2gタイプとと2,5gタイプを入手、今回は2.5gサーボを使用。軽量化のために受信機に直結。
作動は安定しており部屋の中でもサーボがピクつくことは皆無。
※メーカHPによると、最初に送信機を双方向モードで立ち上げて送信機OFF。その後で従来モードに切り替えてバインドを行うこと。
そうしないとIDコード=0となり混信する可能性があるようです。
3号機
尾翼は1.5mmバルサから製作、ヒンジ込みで1.5g。テールパイプは細いテーパ状のカーボンパイプで2g。
主翼はキャンバ翼で13g、リンケージは1mmカーボンロッドを使用、2本で1.6g。
キャノピは今回もEPPブロックから切り出して着色、約1g
電池はEPPブロックの一部を切り取って収納スペースを形成してマジックテープで固定。
これで完成。重量は32gとなった。前作の2号機が41gなので、浮きが違うと期待している。
最近は天気が悪く飛ばせないです。(2011年5月29日)
飛ばしながら調整
SAL投げの練習を兼ねて何度も投げ上げて機体の挙動を観察。
最初は前重心でリリース後に頭上げ、重心を下げていくとリリース後に真っ直ぐ上がるようになってきた。
頂上付近でダウン操作、この機体の場合は操作量というよりは操作時間を上手く調整すると綺麗に水平飛行に入ってくれる。
高度がさほど取れないので如何に高度ロスなく飛ばすかが重要。フリーフライト機のように何の操作もしないのがコツだろう。
下手な旋回をすると直ぐに高度が下がってくるので舵は小さく丁寧に打つ必要がある。
こう書けば簡単ですが、SAL機初心者の私にとって重心位置の調整は難しい。
0.5g単位で鉛を貼ったり外したりと、ミリ単位で飛びが大きく変わってきます。これが面白く皆さん没頭されるんだと感じた。
現在の重心位置は40%。これまで100回以上投げたが機体はほとんど無傷。軽量なので墜落してもダメージ小。
暫くはSAL投げの練習あるのみです。

今回導入したFrSkyの2.4ギガのモジュールは問題なく作動。2号機もGWS受信機から2.4ギガへ変更完了。
ついでにアーバンXCにも8ch受信機を導入。遠くで飛ばしてみましたが問題ないようです。
アーバンXCと並べてみると・・・(2011年6月4日)
キャノピー製作
EPPブロックでは如何にも空気抵抗大、流線型のキャノピーが欲しいところ。
ペットボトルや卵パックで成形することも可能だが、強度が必要ないので今回はシュリンクチューブを使用。
ヘリロータ用のカーボン風シュリンクチューブに型を差し込んでヒートガンで収縮、意外に上手く出来上がった。
上下2分割として現物合わせで適当な大きさにカットして完成。
短時間で大量生産可能です。
実際に取り付けてみると良い感じ、空気抵抗が小さくなり高く上がってくれると良いのですが・・・。(2011年6月9日)

重心位置
何度が投げてみて重心位置は40%よりも少し後側がバランスが良いことが分かってきた。
重心位置を下げるために後部にバラストを貼り付けているが、2g程度の重さになり機体も重くなってきた。
そこで主翼を前側に約10mm移動させて無駄なバラストを排除。これでどうかな〜。
性能
この機体は外気の影響を受けやすく、下降気流気味の中では全く浮かず、全く面白くない。
本日はサーマルの出やすい環境の中で飛ばすことができた。キャノピーと重心位置の適正化の効果か機体は高く上がるようになった。
上空では無駄な舵を打たないことに留意するとコンスタントに30〜40秒は飛ぶ。運良くサーマルに入り軽いのであっという間に上空に・・・。
これ幸いに上空からダイブさせてみると機体はアップ方向に逃げました。重心はもう少し後側でも良いのかも。45%位か。
サーマルの出るような環境では、機体が軽くサーマルに敏感に反応して良く浮きます。こうなると飛ばすのが非常に楽しいです。
やっと成功体験しました。マイクロSALは奥が深いです。(2011年6月25日)


◆マイクロSAL 1号機  役目を終えて廃棄

(製作編)

マイクロな機体
巷で噂の60cmクラスのマイクロSAL機に手を染めてみることにした。
まずは情報収集から。例えば、
クラフトるうむ さん
http://www.page.sannet.ne.jp/craftrm/
滑空道 さん
http://runway-end.cocolog-nifty.com/blog/
を参考にすると、現時点では重量20g後半から30g前半になっている。この重量を実現できるのか?
機体16g+メカ類18g=全備重量34gとなる。
試しに手元の材料で製作してみると、
一枚40gの5mmバルサ(900mm×80mm)から主翼を製作すると約16g、2mmバルサの尾翼は約2g
500mmのカーボンパイプで7g
GWSの4ch受信機+ブルーアローの3.7gサーボ+1セル120mAhのリポ電池で約18g(部屋の中では安定して作動)
これらを加算すると既に43gとなる。
メカ類の18gは皆さんと同じ。問題は機体、SSクラスのバルサが手に入れば主翼は8g位になるのでは?
クラフトるうむさんから発売中の軽量カーボンパイプは3.5g(発注済み)
これで機体を製作すると14g弱、リンケージ2gと仮定
これらを加算すると33g位 (2011年4月29日)

情報収集中
ネット上に公開されている情報を収集して勉強中。翼型、アスペクト比は色々な考え方があるようだが、自分で色々と試すのが一番。
主翼はバルサ削り出しで短時間に製作できるので進歩は早いように思える。
受信機とサーボは配線を直結。2個のサーボは0.5mmのグラス板に貼り付けてユニット化した。受信機/サーボ/電池で16gとなった。
クラフトるうむに発注していたテールパイプ(3.5g)/1mmカーボンパイプが届いた。テールパイプは驚くほど軽量。
主翼はキャンバ翼に整形済み。
現段階で主翼16g+メカ16g、テールパイプ3.5g、尾翼2gで約37gとなる。
軽量バルサを求めてホームセンターのバルサをチェックに行く予定だが、そのために小型のスケール(0.1g〜100g)をオークションで落札。
送料込みで990円、使いものになるのかな〜。商品が届いてのお楽しみ。(2011年5月1日)

スケール到着
試しに1円玉を測ると1.00gで精度に問題なし。
このような機体を製作する上で重量管理は必須でこのスケールは大活躍。
完成
重量は39g、テールパイプ以外は手持ちの材料を使用してこの重さは大健闘。
キャノピーは用意できていないので、取り敢えずEPP材で保護。
バルサ材を厳選して2g台のサーボを使用すれば30g前半も夢ではないようだ。
まずは飛ばしてみて今後どうするかを考える予定。(2011年)
キャノピ(の代わり)
EPPブロックから機首部にメカの保護を兼ねたキャノピを製作、重量は0.7g程度。
EPPにプライマーとしてミッチャクロンを塗布してポリカ系のイエローで着色。ミッチャクロンはEPP素材にも効果あり。(2011年5月5日)
飛ばしてみて
これまでハンドランチ機を飛ばした経験はほとんど無い。初めての機体がこのマイクロSAL機というのもどうかと思うが先入観が無いので逆に良いか。
本日、ヤマさんに付き合ってもらって芝生のある広場でSAL初体験。ペグ未装着のため翼端を掴んで投げて重心を調整しながら飛ばした。
投げ方が未熟なので10m位の高度で10秒程度の飛行にとどまるが、機体は安定しており舵もしっかりと効く。
丁寧に操縦すると失速に入ることもない。機体の素性は良さそう。
小一時間投げたがノーコンになることもなくリポ1セルで全く問題ない。機体が軽く更にキャノピーのEPPが衝撃を吸収するので機体は無傷。
これは奥が深く面白い。30m位の高度を確保できれば長時間飛んでくれると思う。暫くは投げる練習あるのみ。(2011年5月7日)
ペグ
ペグは3mmカーボンパイプで作ってカーボンシートを貼り付けて補強。反対側の翼端に0.5gほどのウエイトを貼り付けてバランスを取った。
軽量部品素材(カーボンパイプ)
さらに細いカーボンパイプ(テーパー付き)を入手。長さ780mmで2.7gと超軽量です。(2011年5月12日)
バルサ材
市内のホームセンター4店を回って在庫バルサをチェック。スケール持参で全てのバルサの重量を測ってみた。
結果、比重が0.08-0.1の範囲のバルサ材を7機分ゲット。0.07レベルのものは発見できず残念。
主翼
最初の翼型はかなり適当。キャンバは付けたつもりだが実際には少しだけ。
今回はフリーフライト用の8%キャンバ翼を使用。前縁は丸く整形する予定。
練習を兼ねて2組の翼を整形、基本的にオルファの特専黒刃(中)0.25mmの可撓性を利用してキャンバ部までを荒整形。
これをEPP製の整形ブロックにサンドペーパを巻き付けて整形。
慣れると意外に綺麗に整形できます。(2011年5月14日)
1号機
ペグを付けた1号機を投げてみた。一気に獲得高度が高くなり20m近いのでは。夕方の無風時で20〜25秒は飛んでくれる。
投げたあとで左側に巻き込むことがないのでラダーミキシングは不要。投げた後のダウンを打つタイミングが分かってきたので高度ロスが少なくなってきた。
1号機の適当な主翼でこれだけ飛ぶのであれば、新しい主翼は非常に期待がもてる。これは楽しみです。
既に軽量メカ(2g台サーボ、軽量受信機)は発注済みです。(2011年5月15日)
GWS受信機の悲劇
数年前の軽量受信機の代表であったGWSの4ch受信機、幾つか手元にあるので実験的に軽量化。
無改造では5.2g、これから@ケースを外しAコネクタピンを切除してワイヤを直結してBアンテナ線を細線に変更することで4gになる。
この受信機は1セルで作動し、マイクロSAL機の飛行範囲では問題ないと思われる。(2011年5月18日)
主翼製作方法
キャンバ翼を再現するために、主翼は翼根80mm翼端50mmの単純なテーパ翼に設定。
両端にガラスエポキシ板のテンプレートを固定。適当な間隔で3本の溝を形成(330mmの鋸刃を利用)。
この溝をターゲットにカッターナイフで不要なバルサを切削して荒整形。これをサンドペーパで仕上げて完成となる。
翼の長さ方向で均一に切削するのは難しいが、この溝を設けることで整形が楽になった。
練習を兼ねて3組の主翼を作成。
厚さを微妙に薄くしたり、ねじり下げを付けた翼など、バルサ削りだしだけに短時間に色々な翼を作れる。
機体は2号機になり、キャンバをしっかり付けた翼に変更。風の強い中ではあるが投げてみると、浮きが違うのが体感できた。
これは期待できます。(2011年5月22日)


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