小型グライダ




◆モスキートグライダ


モスキートグライダ
そもそもゴム動力機で始めたこの企画、気が変わって既存の75cmSAL機に動力ユニットを積み込むことにした。
問題の折ペラは「Turnigy Mini-Swift折れペラ、スピンナーセット」を使用(軸径1.5→2.0mmの変換は必要)。
今回は実験的にボディ無し、全備重量は何と64g、元のSAL機とほぼ同じ重さです。
さて、リポ1セル160mAhで上手く飛ぶでしょうか・・・(2014年4月8日)
これは面白い
無風の中での初飛行、1セルで飛ぶのか心配だったが問題なし。強烈なパワーは無いが宙返りなら連続して何度でもできるレベル。
今回使用した1セル用のアンプはブレーキが設定できないが、モータオフにするとペラが上手折り畳まれて停止。機速が低いのが途中で回りだすことも無し。
この機体はグライダーとしてだけでなく、電動機としても良く飛びます。小回りが利くので地面スレスレを旋回させるとが可能これは癖になります。最後はハンドキャッチで滑走路不要。
少し前重だったので帰宅後に主翼を前側に移動させて、重心合わせのためにリポ200mAhを搭載。全備重量68g。この状態で近場で飛ばしてみると重心もバッチリ。10分間中スローで飛ばして90mAhを消費。ということは約20分飛ぶ計算になる。恐ろしく省電力です。
着陸はハンドキャッチ、またこの重さなので多少のことでは壊れることは無いなずです。
想像以上に面白い飛行機が完成しました。(2014年4月12日)
メモ
機体のみ:37g、メカ類:24g、メカ/モータマウント:7g
受信機:FrSky VD5M 2.4Ghz 5CH Micro Receiver
サーボ:HK-282A Single-Screw, Ultra-Micro Servo 2g
モータ:HobbyKing AP05 3000kv Brushless Micro Motor (5.4g)
アンプ:SuperMicro Systems - Brushless ESC - 3.0A
折ペラ:Turnigy Mini-Swift折れペラ、スピンナーセット



発端
先日、伊都文化会館でインドア機を飛ばす機会に恵まれ、久しぶりに楽しむことができた。
この企画、そもそも子供たちの教育を目的としており、ファンフライ機を見せるのも良いが、基本はフリーフライト機。ということでゴム動力機をRC化してみることにした。
ゴム動力機をRC化することは早くから試行されており、1968年頃には一条卓也氏の製作記事が掲載されています。もっともシングル機で320gと重量級ですが。
試しに京商から発売されているB級機を入手して体重測定すると、ゴム+ペラ+胴体で30g。
これを、最近の軽量メカに置き換えてみると、サーボ2個とリポ電池1セル130mAhを加えて28g。
実際にペラを回してみると意外に推力があり、実用になりそうな印象。このようなシステムを市販の受信機/サーボ/アンプ/モータで簡単に実現できるとは、驚きました。(2013年10月24日)


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