バルサ電動機



スプリットオブセントルイスnew

( 飛行編)

初飛行new
新年から風が強かったり寒かったり・・・やっと本日初飛行に辿り着いた。ほぼ無風の飛行日和、まずは記念撮影。そして上空へ。
スロットルを上げると走り出しエレベータをアップにすると離陸、しかし、いきなり左に傾いて墜落・・・??高度が低かったので幸いほぼ無傷。
気を取り直して再度チャレンジ・・・全く同じ結果。今度はステーが外れ、翼端のプラスチック成形品が割れてしまった。この安定性のなさ、当初から懸念していたとおり尾翼容積不足に間違いない。
直感的に、仮に上手く離陸したとしても上空で、特に低速になる着陸にスピンに入って墜落・・・が予想され危険と判断。
これまでの多くの機体を飛ばしてきたが「飛ばない」と感じた機体は初めて。ということで、本機は飛ばすのを断念。
ギローズのキットを最後まで仕上げただけでも立派と言い聞かせて、製作記事を終了。(2026年1月17日)

製作編)
(その2)

フイルム貼り
フイルムは手元にあったオラライトのシルバーを予定していたが、糊が経年劣化したのか上手く貼れなかったので断念。仕方ないのでEライトフイルムのホワイトを使って後日塗装することにした。構造が単純なのでフイルム貼りはすぐに終了。
ステー類はエポキシ樹脂を刷毛塗りしてシルバーで塗装。
ダミーエンジンはシリンダーカバー(バルサ材)と排気管(爪楊枝)を追加してスケール感を出してみた。プラ部品は切り出して整形。
これで組み立ての準備完了(2025年12月21日)
組み立て
尾翼、動翼、尾脚を固定して全体を塗装。いつものようにミッチャクロンで下処理してシルバーを塗布。今回はナフコの水性多用途スプレーを使用。ラッカーほど匂いがしない。ミッチャクロンのお陰でフイルムにしっかり付着。
細々した作業は続くがゴールが見えてきた。(2025年12月31日)
飛行可能
主脚の組み立て、リンケージ、カウリングの仕上げ、ダミーエンジンの接着を経て飛ばせる状態になった。全備重量430g、重心はバッテリを胴体内に配置することでOKとなった。
最後の仕上げは、デカールを貼ること・・・が、デカールの経年劣化で水に漬けると文字がばらばらになってしまった。古いキットの宿命でしかたない。自分で切り出す必要あり。
まずは初飛行に臨んで、上手くいったら切り出し作業に進むことにした。この機体、低速での旋回時にスピンに入るとの情報もあるし・・・。(2026年1月4日)
機体番号
デカールの未使用分をコピーしてPDF化、これを透明ラべルシートに印刷。印刷したシートはトップコートで保護して機体に貼りつけた。
主翼の文字は大きいので、ミニモアで上手くいった黒の梱包テープで作成して貼りつけた。これで本当に完成となった。(2026年1月11日)

(その1)

ギローズのキット
オークションで入手、北海道からの出品。人気がないようで格安で落札。ユニオンが輸入代理店していた頃のキット、日本語でのカタログは初見。P38ライトニングが6千円とある。今では3倍位になっているが、キットの内容、精度からすると6千円位が適切と思う。
このキットは、すでに極楽トンボさんが製作して飛行済み。流石の出来栄え、このレベルに仕上げるのは自分には難しい。
本機の課題は、カウリングのスピン加工とスピンナーの固定方法。
スピン加工については極楽トンボさんからの情報に基づいてアルミテープの表面に卓上ボール盤を使って加工。各列のピッチを同じにするのであれば容易。実機では列ごとに半ピッチずらしてある。これを実現するのは頭では理解できるが、実際には工夫と慣れが必要。何とかクリヤできそう。
スピンナーは、前方からネジ留めが必要。手元にあるコレットの中にシャフトにネジが切ってあるものがあったのでこれでクリヤ。(2025年10月19日)
尾翼完成 
スピン加工は各列を半ピッチずらすための簡単な治具を作って大量生産に成功。治具は残してあるので何時でも再現できる。
機体の製作に突入
ギローズのキットの精度は良くないのはご存知の通り。自分で材料を切り出して作った方が早い気もするが、今回は、オリジナルにこだわりキットの部材を全て使い切る方針とした。
ダイカット精度が悪く、部材を取り外すときに上手くカットされていない部位はカッターナイフでの切断が必須。
単純な尾翼でも時間がかかる。また、製作方法が不明確な箇所があり、完成時をイメージして部品を配置する必要もあった。無事に完成。
胴体
まず苦労するのが胴枠の切り出し。ダイカットの精度が悪く、バルサ材の質も良くない。ストリンガーを挿入するノッチは自分でカッターナイフで切り込みを入れてカットする必要がある。その際にバルサ材が欠ける(質の問題で)ことも多く、瞬間接着剤での補修が必要。
胴体は、定盤上で片側を作ってもう一方を接着していく方式。オリジナルの工法を尊重すると、モータの挿入/固定が難しくなる(不可能になる)のが問題で、事前に組み込んでおく必要あり。サイドスラスト、ダウンスラストを2度程度に設定してモータを固定。
両側の胴枠を接着して、胴体の基本構造が完成。この時点では捻じれに対する剛性なし。ストリンガーを組み込みながら補強を加える必要あり。(2025年11月3日)
胴体完成 
ストリンガーは約1.5×3mmのバルサ材、ハードバルサなので握っただけで折れるようなことはないのが幸い。ストリンガーだけでは捻じれ剛性を確保できないので、主翼の下側の位置する部位に1mmバルサを貼りつけた。これで剛性が格段にアップ。
尾翼固定部はバルサブロックで製作。またリンケージの取り出し部にもバルサ材を追加。リンケージは0.8mmのステンレス線と1mmのフレキチューブの組み合わせ。サーボを固定して、それに合わせてフレキチューブを配索してリンケージ終了。
この段階でモータが上手く回ることを確認。機首部の剛性が不足しているので少し振動がありうるさい。カーボンロッド等で剛性を高めると問題が解決するのも確認済み。
主脚はキットの樹脂板をベニヤ板に交換、エポキシで強固に固定。
下面にリポ電池用のハッチを製作。リポ電池の位置は決まっていないが、おそらく前重になるはずなので、それに対応できる位置にハッチを設けた。
胴体後部の捩じれ剛性が不足しているので余った部材を補強材としてクロスに配置、これだけで剛性が格段にアップ。
尾翼と胴体前部のプラ部品を取り付けてみた。尾翼が小さいかな?
主翼取り付け部等の工作は主翼の完成後に行う予定。これで一先ず胴体完成。(2025年11月9日)
主翼 
上面にはリブキャップを装着するのでリブ上面を1.5mmカット。その後、各リブを一緒にして整形。リブには事前にメインスパーの切り込みが入っているが、上下のスパーの切り込みは自分でいれるようになっている。
バルサ材の質が良くないのでカッターナイフで切り込みを入れるのに苦労する。
主翼の各部材を加工、整形。これには結構時間がかかった。修行のようなもの。
組み立ては簡単、瞬間接着剤と硬化剤を使用。基本構造が出来上がったので図面上から分離。この状態では剛性不足。Dボックス化とリブ間の補強材で強度を高める必要あり。(2025年11月16日)
主翼完成
主翼前縁側に幅20mmのプランク材を接着。強度向上とフイルムが前縁部で大きく撓むのを防止する目的。サーボは、マウントを作りそこに接着する方式を採用。
エルロンの切り出し、コーナー部の補強等を行いリブキャップを接着。リブキャップはいくつかの幅を試してみてバランスの良い4mm幅とした。
補強を目的としてバルサ2mmの角材をリブ間にかけ渡した。剛性はそれなりにアップしたので良しとする。
連結
胴体に主翼と尾翼を連結。主翼は前側が2箇所のダウエル、後ろ側は3mmのボルトとした。強度あり。
尾翼は胴体側に固定したカーボン棒に差し込んで固定するようにした。フイルム貼り後に接着。
あとは主翼のストラットと主脚のサスペンションが残っているが、これらの部材とタイヤを足し合わせて、現時点で全備重量390g。450g位で完成かな?(2025年11月30日)
生地完成 
本機の特徴部分である主脚を工作。説明書では構造が良く分からないので、実機の写真とにらめっこ、さらに極楽とんぼさんから機体の写真を送って頂き完成。
ダンパーが特徴的でこの中に弾性部材が仕込んであるはず。
機体全体をサンディングして木材部分が完成。結局、キットに入っていたバルサ部材は、全て使い切った(Uコン関連部材は除いて)!
次は、プラスチック部材の工作⇒フイルム貼りとなる。まだ製作を楽しめる。(2025年12月7日)

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