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Lazy Beenew

   (電動化編)

電動化
本機は完成から1年経過、もちろん何度も飛ばしているが、ピュアグライダーの場合は風向きに左右されることと、草むらへの着陸になりフイルムの破損が気になる。機体を調べると裂けた箇所もある。さらに最近、ピュアグライダーが増えたので本機の活躍の場が限られてきたところでもあり、本来の動力機にコンバートすることにした。
作業時にフイルムへのダメージを低減するためにまず車輪を取り付けた。3mmピアノ線と55mmのタイヤを使用。
動力は、
モータ:AEORC C20(1908) 2050KV
アンプ:HOBBYWING SKYWALKER 15A V2
リポ電池:2セル850mAh
とした。このモータは直径23mmで本機のような絞られた機首には最適。推力は300gを超えるので問題なし。
完成
モータマウントに合わせて機首を思い切って切断。モータマウントは3mmのベニヤ板から製作、レッドで着色すると違和感なし。 サイド/ダウンスラストをつけて調整を容易にした。
ペラは、当初APCを考えていたが、推力が小さいこととノーズヘビーになるのを押さえるためにGWSタイプの軽量ペラを使用。
これで完成。全備重量374gで43gの増加、翼面荷重は14g弱となった。(2026年1月12日)
期待通り 
早速飛ばしてみた。スロットル80%位で離陸、パワー不足か?重心位置、トリムは問題なし。上空ではスロットル50%で軽快に巡航、連続宙返りも軽々できるのでパワー不足ではないようだ。試しにフルスロットルで飛ばしてみると、機速はあまり変わらずモータ音が大きくなるだけ。機速が上がると機体の抵抗が大きくなり、結局は機速が上がらないということのようだ。
小径でくるくる回るが、失速はしない様子。天気が良く、折角なので動画をとってもらった。⇒LazyBee20260118
面白い機体になった。(2026年1月18日)
電流測定new
消費電力を計ってみた。GWSタイプのEP7035で、6.3A/45Wであった。試しにAPCの7×4に交換してみると8.8W/57Wで、消費電力1.3倍になった。EP7035ではもう少しパワーが欲しいと思うシーンもあったので、APCで運用してみることにする。
これくらいの消費電力では5〜6分飛ばしての電池残量が50%を超えるので、8インチのペラを回してもよいかもしれない。
エレベータの舵角は70%に押さえている。もっと小径のロールも楽しそうなので100%に戻してみた。次回のお楽しみ。(2026年2月1日)


   (飛行編)

初飛行
完成後は風向きが悪かったり強風であったりと初飛行には至っていなかった。地上でのグライドテストは済んでおり重心合わせOK。
本日、やっと初飛行、北の風2−3mの弱い風の中、一応、何度か往復することができた。舵の効きは良く、失速の気配はなし。
厚翼なので進入性は期待できないが、それでも思い通りに飛ぶ。飛びの印象はYouTubeで見たまま、もう少し風が強ければその場で旋回してくれるはず。
ゆっくりと一定の速度で目の前を飛ばすと癖になります。面白い愛嬌のある機体です。(2025年2月11日)
保護
この機体、保管時/運搬時にフイルムを破損する確率が高いので、100均の断熱シートでカバーを作成。これで安心。(2025年3月16日)
動画撮ってみた。
風速3m位
クリック⇒ LazyBee01
宙返り
クリック⇒ LazyBee02


     (製作編)

愛嬌のある機体
10クラスのエンジン機として発表されたLazyBee、これを拡大してグライダーとして飛ばすYouTubeが有名。形も飛びも愛嬌があるのでグライダーとして作ってみることにした。
図面はouterzoneからダウンロード、翼幅1mとして拡大。特異な形状、翼弦が30cmあるのには驚く。複雑な形状ではないので製作自体は簡単なはず。
ラダー
前縁/後縁は2mmバルサの積層。2mmバルサから幅5mmの部材を切り出し、水に浸して柔らかくする。これを3枚積層すればOK。
成形は、最初の1枚目を図面上でピンで固定し、次の2枚目をタイトボンドで接着、これを繰り返して3層にした。乾燥させて取り外すと強度十分。
重さは3.2gと軽い。
エレベータ 
エレベータの動翼はラダーとは違う工法を使用。最初にスチレンボードで型を切り出し、この型を利用して水に浸した部材を積み重ね(接着させずに)。乾燥後に、図面上で瞬間接着剤で固定して積層構造とした。こちらの工法の方が正確な形状を得られる。
エレベータ自体は3mmバルサの骨材を1mmバルサでサンドイッチして製作。
エレベータは18gとなった。(2024年11月24日)
胴体
胴体はトラス構造。基本的に5×5mmのバルサ角材で製作。正確な胴枠を作り、これに基づい角材を接着していく。
胴体上面は真っすぐなので、これが基準となる。簡単に真っすぐで撓みのない胴体を得られる。
機体前部に受信機のバッテリ用のスペースを確保。開閉可能にしておいた。
基本構造が完成。現時点で45gと軽量。胴体前部が短いので、後ろ重心になるのは明白。おそらく60g程度のウエイトが必要になる。諸々で胴体150gで完成すればよいのだが。どうなるかな・・・(2024年12月1日)
胴体完成
機首部のハッチを切り出し、胴体下部の把持部にバルサ材を貼り付けた。さらに適所に補強を加えて完成。重量は55g。
尾翼を取り付けると雰囲気が出てくる。尾翼を含めても76gと軽量。
目標とする翼面荷重は10g、翼面積は26dm2なので全備重量260g、達成できるか?(2024年12月4日)
主翼
主翼は中央翼(60cm)と外翼(20cm)で構成され翼幅100cmとなる。まずは特徴的な外翼の外形部分の製作から。
ここはエレベータと同様にスチレンボードの型の外周に2mm厚で幅10mmのバルサ短冊を水で濡らして3層に積層。エレベータはこれを乾燥させて型から取り外し、図面上で瞬間接着剤で積層したが、今回は乾燥させた後に、そのまま低粘度の瞬間接着剤を流し込み接着する工法を採用。これが上手くいき、形が崩れることなく成形できた。重さは片側5gと軽量。
次は、中央翼。リブは厚翼、2mmバルサで枚数が少ないので切り出しが容易。メインスパーは5×5mmバルサの角材。その他のスパーは3×3mmのヒノキ角材。外力で簡単に折れることはないので、リブ間の距離がある本機に最適。材料の状態で重量は70g。
リブの下面はフラットなので組み立ては容易。リブの垂直に留意しながら組立てて行くと捻じれのない翼が得られる。
コーナー部に補強材を接着して、上下のメインスパーを3mmバルサで接続して剛性を確保。両端を保持して捻じってみると捻じれる。ボックス構造を採用していないので仕方がないが、機体の重量、飛行速度を考えると問題は無いように思われる。
この時点で中央翼は57g。リブキャップを追加すれば中央翼は完成。(2024年12月8日)
外翼
外翼は中央翼に対して12度の上反角が付くので治具を作って対応。スパーは全て3mmのヒノキ角材を使用。
すでに外形部は出来上がっているのでリブを正しく配置してスパーを瞬間接着剤で固定するだけで完成。
全体を組み上げて重量を測定すると160g。重心は機首部に80gのウエイトを載せることでOK。フイルムやメカ類込みで全備重量300g以内の目途が立った。(2024年12月10日) 
主翼完成 
外翼を接着、強度を確保するために90分タイプのエポキシをまんべんなく塗布してしっかり使用。固まるのに時間がかかるが仕方ない。
主翼は当初、ゴム留めを予定していたが見栄えもあるのでネジ止めに変更。3mmキャップボルトで固定するようにする。
サーボはハイテックのHS55とした。これは耐久性があるので安心。リンケージはいつのも0.8mmステンレス線+ノイズレスチューブの組み合わせ。滑らかに作動。
これで全体が完成。組み立てると結構、迫力がある。これで190g程度。(2024年12月15日)
フイルム貼り 
尾翼は1.7mmのピアノ線で連結するようにした。フイルム貼りに重宝するのがOK模型のセレーション鋏、薄手のフイルムでも綺麗にカットできる。これまでのものは先端部分で切れ味が悪くなったので、今回新しいのに交換。切れ味バッチリ。アイロンのカバーも交換。
フイルムはOK模型のEライトの赤色と黄色、構造が簡単なので時間はかからなかったが、主翼の翼端部分は曲率が大きく、完全に皺を取ることができなかったのは残念。無理に加熱してフイルムに穴が開くのは避けたいので程々にしておいた。性能には影響ないはず。
水平尾翼とラダーを取り付けて機体完成。
リンケージ
リンケージは予め組み込んであるのでホーンを取り付けるだけで完成。ガタのないリンケージとなった。
重心は前縁から80mm。そのために機首に45gの鉛を貼りつけた。受信機用のバッテリはリポ2セル850mAhとして重し代わりにした。
完成 
細々と工作して完成!全備重量は予定をオーバーして330g、それでも翼面荷重は12gと軽量。
主翼は面積が大きい上にリブの数が少ないのでフイルムに無理な力がかからないように取り扱いに注意が必要。また、着陸は芝生か柔らかい草の上に限られる。そうしないとフイルムに穴が開く可能性大。
年内に完成!(2024年12月29日)

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