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ホルテンTnew

    (仕様変更)

ラダー廃止
つたない経験から、ドラッグラダーは必須と思っていた。先日、飛ばした時に片側のラダーが作動不良となったが、驚くことに問題なく飛んでくれた。一緒にいたM口さんも??。逆キャンバーのエルロンが操縦を可能にしていると思われる。
また、最近見たYouTubeに、「Prandtl Flying Wing FVT-3 MAIDEN FLIGHT」というのがあり、これはさらにエレボン仕様となっている。
翼型や翼端の捩じり下げに工夫はあるようだが、これが飛ぶのなら・・・。本機の場合、ドラッグラダーは無理なリンケージのためか、結果として動きが渋くなる、どうにかしようと考えていたこともあり、思い切って改造。
改造は簡単で、ドラッグラダー及びサーボを取り外すだけ。サーボは機首にあったので、その場所にバッテリを積み込み重心合わせ。
中央部の突出物がなくなり益々抵抗が少なくなった。重心を微調整すれば、問題なく飛んくれるハズ。上手く飛べば今度こそ見栄えを良くする予定。(2026年1月25)
これで完成 new
ドラッグラダー無しでの初飛行。元々リッジで投げるのは少しコツがいるがクリア。海に向かって真すぐに飛ばして旋回・・・上手くいった。リッジに沿って往復させて様子を見る。本機の場合、機速をある程度維持すると安定して飛んでくれる。機速の目安は旋回時にアドバンスヨーが出ない程度。
水平飛行は重心位置とエレベータのトリムのどちらで調整するかが重要のようだ。あまり重心を前にすると浮きが悪くなる傾向がある。何度か飛ばしてバランスの良い設定を決定した。これで良く飛ぶ機体になった。
同時に萱場号を飛ばすとこちらはラダーがあるので飛ばすのが簡単。ラダー無し、無動力の全尾翼機が如何に難しいかを再認識できた。
ところで、白一色ではどうも・・・。なので。機体名とデザインを施して見栄えを良くした。萱場号と並べても見劣りしないようになった。(2026年3月1日)


    (飛行編)

難しい!
風向きの良い時間帯で初飛行に挑戦。
この機体は無尾翼機を強調するために胴体は小さめに作った。グライドテストで実際に投げようとすると、機体を安定して保持するのが難しく、真っすぐに投げるのに苦労。尾部に人差し指をかけると上手くいくのに気づいて第一の難関をクリア。
投げてみると、飛ぶ気配はなく、落下!初期速度が足りないのは明らか。何度もトライして、上手くいくようになったが舵は全く効かない。重心の問題と考えてウエイトを追加していき、水平に飛ぶようになった。これで調整の第一段階が終了(ウエイト20g)。
次は、旋回。地上ではらちがあかないので、リッジで投げることにした。幸い北風3m位、遠くに離さないかぎり草地に降ろすことができ安全。投げてみると、海に向かって真っすぐに飛ぶ。意外に水平飛行は安定している。エルロンを打つと旋回する・・・しかし水平に戻そうとしてもそのままスピンに入って墜落。
エルロンでの旋回は難しいのでドラッグラダーに頼る必要があるが、ラダーの角度又は面積が不足しているようでその効果が発揮できていない気がする。ジャイロの効果は全く感じることができないので途中からオフにした。上手く飛ぶようになれば復活させる。
エルロン⇒ラダーのミキシングを調整して再飛行に備えたが、受信機のバッテリが切れて終了(満充電していなかったことが後で判明)。
ということで、本機の初飛行は散々、無傷であったことが幸い。全尾翼で動力なしの難易度は想像以上。果たして飛ぶようになるのか?(2025年7月19日)
完璧! 
前回からの変更点は、@重心位置の見直し、Aドラッグラダーの角度増大、Bエルロン→ラダーミキシングの3点。重心位置は前回の最終位置にさらにウエイトを5g追加。これは計算ソフトで求めた重心位置よりも若干前重となる。
本日はM口さんが付き合ってくれた。リッジで投げた機体は真すぐに飛行。そして旋回・・・スピンに入ることなく水平に戻すことができた(感動)。リッジに沿って何度も往復して癖を把握。この機体、エルロン旋回では舵が効きにくく大舵になってしまう(スピンに入る傾向あり)。舵角を大きくしたドラッグラダーで旋回するのが正解のようで、エルロンは補助的なもの。
飛ばしているうちに、頭上げの癖が強いように感じ、エレベータのトリムをダウン側最大にする水平飛行が容易になった。10分位飛ばして着陸を試みる。地面近くで速度を殺すと、いきなりスピン。草むらで無傷であったが、これは気をつけるべき挙動。
プロポのサブトリムを使用して、エレベータ、さらにエルロンをダウン方向に調整。そして2度目の飛行。
手を離れた機体は真っすぐに水平飛行、頭上げの癖がなくなり、同じ高度で飛ばすことができる。機速は明らかに高くなり、旋回時にも速度を維持して滑らかに回頭。こうなると飛行中に変な方向に向くこともなく、ラダーをもつ萱場号によく似た挙動となった。
本日の飛行は大成功。全翼機は調整が上手くいけば飛びます(ラダー操作に慣れることが前提ですが)。(2025年7月21日)
仕様変更
ラダーにジャイロを入れてヨー軸周りの制御を目論んでいたが、実際には効果に疑問があるので取り外した。本機の場合はどちらかと言えば高速で飛ぶので、ヨー軸周りの挙動は気にならないようだ。
ジャイロは2個で12gで重量的にはさほど影響はないが、気になる点がある。常にサーボを動かすので消費電力が多いのではないのか?実際には10分程度飛ばすと100mAh程度を消費。ジャイロを外すことでこの問題が解消か?
リンケージ
現場でエレベータの調整のためにサブトリムを大幅に変更。サーボの中立位置が随分変わってしまったので、リンケージの長さを変更してサブトリムをゼロにした。
設定値
重心:前縁から113mm
重量:270g(翼面荷重16g)
動画
M口さんに動画を撮影してもらった。思った以上の高速飛行、これが安定性に効いているようだ。
クリック⇒ホルテン001

移動時に破損しないようにカバーを作成。
萱場号とツーショット、どちらも異様な形状。これでホルテンの製作記事は終了。(2025年7月26日)

    (製作編)

   (その2)

フイルム貼り
フイルムはEライトフイルムを使用。色はホワイト、適宜、着色するが、実機はどんな色だったのか?写真が乏しいので不明。
構造が簡単なので皺が入ることなく上手く貼れた。Sカンバー翼の部分も問題なし。
エレベータ/エルロンをヒンジで固定して全体が完成!今更ながらこんな形状で安定して飛ぶのだろうか。
メカ積み
受信機は8ch、各チャンネルの割り当ては以下の通り。健忘録として記載。ミキシングを利用して各機能を達成することができた。
チャンネル  割り当て  備考 
電源   
エルロン右   
エレベータ右  マスター  
ラダー  マスター 
エレベータ左  3chからミキシング1
エルロン左   
ラダー右  4chからミキシング2 
ラダー左  4chからミキシング3 
※ミキシング3、4追加 エルロン⇒ラダー
配線開始。(2025年7月6日)
ほぼ完成 
エルロン/ラダーのリンケージは0.8mmのステンレス線。距離が短いので動作時に撓むことは皆無。
ラダーサーボ、ジャイロ、受信機、バッテリを所定位置に固定。受信機の高さが主翼表面から突出。これは、キャノピーで隠すことにした。
開口部はプラバンで覆いそこにキャノピの前部を接着。キャノピの後部は脱着可能としてバッテリへのアクセスを可能にすると共に、ジャイロの感度を外部から調整できるようにした。
重量は260g、期しくも萱場号と同じとなった。重心位置は、図面上の位置よりも少し前に設定してあるので飛んでくれるハズ?。(2025年7月13日)

   (その1)

無尾翼機
随分前に無尾翼機としてホルテンVを製作。動力付きではあるがドラッグラダーを装備して上手く進空。運動性が良くループ/ロールをこなしていた。垂直尾翼が無いので視認性には問題があった。リッジで飛ぶか試してはみたが浮きが悪かった記憶がある。
先日無事に進空した萱場号、想像以上良く飛んでくれたのでそのノウハウを生かしてホルテンTを作ってみることにした。無尾翼機で動力無しはハードルが高いので挑戦する価値はある。
無尾翼機で問題になるのがヨー軸周りの動き。上手く制御しないと斜めに飛ぶことになる。今回、ドラッグラダーにジャイロを入れてみようと考えている。効果は?
このホルテンTは一条氏が雑誌に発表された「変形RCグライダー」に収蔵されたもの。簡単な図面があるだけだが無尾翼機の場合はそれで十分。
「薄翼」「Sカンバー翼」「ドラッグラダー」「エレベータ独立」が特徴。萱場号とホルテンVで経験があるので製作上の難しさは無いと思っている。
1mmバルサのフルプランク翼として製作。翼幅は萱場号と同じく1mとした。プランク材、リブを切り出して準備完了。
プランク材上にリブ、スパーの位置を書き込む。下面のメインスパーは3×3mmのヒノキ材。他は3×3mmのバルサ材を使用。
リブ下面はフラットなので製作は容易。瞬間接着剤で接着する。低粘度と中粘度のものを使い分け。今回、低粘度の瞬間接着剤に「ボブスミス社」のものを使用。粘度が適切でOK模型、アロンアルファのものよりも使いやすかった。これは発見。
作業がサクサク進んで基本構造が出来上がった。(2025年5月25日)
ドラッグラダー 
本機の特徴部であり製作の難しい部分。以前製作したホルテンVでの経験はあるが、本機のような小さな機体になると、頭で考えるようには上手くいかない。
最初は、ラダーにジャイロを入れるために1サーボで、トルクロッドを使ったワイヤー(PEライン)引きを検討。トルクロッドのトルク調整のために0.3mmのピアノ線を使ってみたがトルク調整が難しく、さらにヒンジ(シートヒンジ)位置にシビアで再現性に難あり。
1サーボは諦めて(ジャイロは諦めて)、2サーボ仕様として、0.6mmステンレス線と内径0.8mmのテフロンチューブによるガイド方式とした。ここでもシートヒンジは限界。そこでヒンジとして、0.8mmのステンレス線をヒンジ棒として使う方式として、再現性のある機構に辿り着いた。
今回の試作のためにエレキギターの弦や一般的販売されているステンレス線を仕入れた。またガイド部材として内径0.5mmのテフロンチューブも購入した。今回は使わなかったが、小型機のリンケージに利用できそう。
ラダー自体は0.5mmのFRP基板から切り出しこれにヒンジ棒とホーンを組み込んだもの。ホーンの位置も大切。
ラダーサーボは片側だけ動けば良いので、プロポのミキシング機能を使ってこれを再現。あとはラダーの軸方向の移動を規制するために熱収縮チューブを利用。瞬間接着剤を併用するので後で抜けることはない。
ラダーはこの時点で組み込んでおいた。
動作の様子⇒動画
これでドラッグラダー完成。(2025年6月15日)
ジャイロ
ラダーのジャイロは諦めていたが飛行場で2個使えば・・・とのナイス助言。搭載スペースは限られるが、車用のジャイロで幅が20mmを切るものを発見。ドリフト車に搭載するものらしく、値段は2個で4200円程度。シンプルなジャイロで上面にリバース切り替えSWと感度調整ポテンショメータが設けられているので搭載後の調整が容易。
試しに作動させてみると、
動画
上手く機能する。これは良いかも。感度調整ができるので邪魔なら感度ゼロにすれば済む話。
上面プランク
翼形を維持するために適宜スパーを追加。エルロン/エレベータのサーボマウントも作成。そして上面プランク。しっかり押さえて乾燥させて完了。
左右連結
翼端/前縁/後縁の加工を済ませて左右連結。念のために2.5mmのカーボンロッド2本を通して剛性UP。本機の場合、安定性重視で上反角を強めに設定。
エポキシ接着剤を使用して連結終了。この状態で106g。重心位置をチェックすると機首に40g程度のおもりを配置すると良さそう。全備重量250gは切るかな?(2025年6月22日)
エルロン 
Sカンバー翼のためにエルロン外側で10mm捩じり上げ。萱場号と同じ工法で製作。翼端はエルロン外側の形状とするために簡単な治具を使用。上手く成形できた。
胴体
胴体は、ラダーサーボと、受信機/バッテリを収容する容積があれば良いので必要最低限。胴体の主な役割は手投げ時に把持できるようにすること。把持しやす形状に成形。
機首部には重りを入れることになるが、既に全ての部材が揃っているので実際に所定位置に配置して重心合わせ。予想通り40g、機首部に予め埋め込んでおいた。
胴体と主翼はエポキシ接着剤で固定。これで生地完成!(2025年6月29日)

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