バルサ電動機





◆SIG スミスミニプレーン

<メンテナンス>

4セル化
もう少しパワーが欲しいと思うことがあり、今回、KKホビーのKYPOM K6 14.8V 2600mA 35C-70Cを購入、4240円也。この電池の評判は聞いてないが万一のことがあってもダメージの少ない価格です。
電池の寸法は現在使用中の3セル3300mAhと厚さも含めてほぼ同じなので無改造で搭載できる。
実際に飛ばしたところパワーが違います、垂直上昇が楽にできるようになったが問題も発生、スロットル70%位から異音が発生、ペラのバランスが原因か・・・。
帰宅後にペラを外してみると、APCの13×8が装着されているではないか・・・そういえば3セルの時に負荷をかけるために交換した記憶がある。4セルではさすがに過負荷と思われるので13×6.5に交換、ペラのバランスも合わせておいた。
また、重心位置もテールヘビー気味なので前側に+40gのウエイトを追加。
これでOK!(2010年9月13日)
調整
4セル電池は新しく購入、最初の飛行は6分で2100mAhを消費、結構やばい消費量。最近のリポ電池は最後まで出力が落ちないので要注意。
2回目は5分で1200mAh、控えめにとばしたからか・・・3回目は少し派手に飛ばすも5分で1500mAh。回数が増えるにつれて調子が良くなってきた。最初の消費量は異常値のようだ。普通に飛ばすのなら7分くらいはOK。
4セル化して小気味よく飛ぶようになり、出力に余裕があるので失速気味に飛ばしても安心感がある。気になるところも・・・エルロン方向の安定性が今一歩。俗に言うコロコロする複葉機特有の傾向が気になり始めた。
試しにエルロンサーボ(ウエイポイント150)をデジタルサーボに交換して、舵角やEXPを微調整してみた。効果の程は・・・
これくらい安定して飛ぶ「ピッツ」はないものかと思うこの頃です。(2010年9月23日)
参りました・・・
エルロンサーボを交換したのは良かったが、舵の方向を確認するのを怠りました。で、離陸と共に撃沈となりました。
悔やんでも悔やみきれません・・・初心忘れるべからず、肝に銘じた一日でした。
修理中
破損状況をまとめると、モータ破損、エンジンマウント破損、前脚取付部の剥離、上翼支持部材の破損、下翼の中央部の破損といったところ。幸い上翼は無傷で胴体も前側以外はほぼ無傷。思いの外、軽傷。
前脚取付部は接着完了。下翼は幸い左右翼が綺麗に分離した状態、修理は簡単で概ね完了。
モータは以前同じ物を購入していたのでそのまま交換すればOK。(2010年9月27日)
修理の目処
少しずつ修理を進めて主翼と胴体は完了。パイロットも搭乗しました。カウリングは塗装前の段階まで完了。残るは上翼と胴体を連結する支持部材の再生。
ピアノ線同士を半田付けした部分が剥離しているが、板金用フラックスを仕入れてきたので以前よりは簡単かつ確実に半田付けできると思うが・・・。(2010年10月13日)
修理完了!
ピアノ線の半田付けは板金用フラックスのお陰で簡単に完了。カウリングは「ファインレッド艶あり」で塗装。
これで元の状態に戻りました。最後に、今回の事態を引き起こした「エルロン」をリバースに再設定して・・終了!(2010年10月16日)
その顛末
飛ばしてみると・・・変な癖もなくひと安心。そもそもエルロンサーボをデジタルサーボに交換しいたのが墜落の原因。
そのデジタルサーボの効果は有り!エルロン方向の座りが良くなり飛ばし易くなった。
また、以前気になっていたスロットルハイでの異音は無くなった。モータマウントの強化が功を奏したようだ。
経験的に一度墜落した機体はその後は調子が良くなる。修理の際に問題箇所も手直しするからだろうか。
最後にカウリングの側部に白いシールを貼り付けて、修理完了!(2010年11月1日)


<製作>

ピッツ、アルチメイト(いずれも10クラス)に続く複葉機として、少し大型のSIG社のスミスミニプレーンを製作することにした。
元々のスペックは、翼長:約112cm/全長:約102cm/重量:約2.2kg・エンジン:4st52クラス
である。電動化する場合、モータはハイペリオンの3025から4020クラスになる。
目標は、極力軽量化を図ってリポ3セルで軽快に飛ぶ機体に仕上げること。1.8Kg位にならないかな〜。
製作開始
バルサの質は良好。胴体の製作に入ったが、一部の部品はバルサにカットラインのみが印刷されており自分で切り出す必要がある。なかなか手強いです。(2008年4月14日)
胴体はこんな感じ
胴体はトラス構造で概ね完成。ラダー/エレベータも完成。
ここまでダイカットの部品は一切無く、全てバルサから切り出し。ソリッドモデルか〜。
胴体はなかなかの迫力であります。(2008年4月20日)
主翼はこんな感じ
義務感に駆られて主翼を一気に製作し、その後に飛行場でサンディング。
主翼はレーザーカットのキットに比べると数倍手間が掛かるが、これが面白い。
細々とした作業は残っているが、バルサをカットし接着して削る作業は終了。
少しずつ着実に前進中!(2008年4月27日)
生地完成近し!
胴体の前側を接着してバルサ部はほぼ完成。カウリングを取り付けて胴体と主翼を仮止めしてみると・・・なかなかのボリューム感。キットの箱の中に残る部品も少なくなってきた。
メカ類をどうするかを考える必要あり。(2008年4月29日)
着実に
上翼の受け部はピアノ線を半田付けして製作する。予め曲げたピアノ線が付属しているので少しは楽ができるが、やはり手間はかかる。
下翼の固定は米国製キットに多く見られるプラネジと堅木の組み合わせが指示されている。これは意外と手間が掛かるのでテトラ製の主翼止めを使用。
重量予想
仮組みしてみると、やはりボリューム感があって良い感じ、これまでの苦労が少し報われたような気分。
この状態で丁度1000gになる。重量予測をしてみると、
フイルム:200g
モータ:200g
電池:200g(2200mAhとして)
サーボ/アンプ/受信機:200g
とすれば1800g、かなり軽量に仕上がりそう。
製作開始から20日経過。少しペースが早い気もするが、この手の機体はある段階までは一気に作業を進めないと途中で頓挫する確率が高いので・・・。
これからは少しペースを落として製作を楽しみながら仕上げていく予定。(2008年5月3日)
主翼ステー
上下に主翼を繋ぐステーはN型。元の構造は基本的に分解することが考えられていない。
試行錯誤の結果、主翼に固定用のベニア板を取り付けて、ステーをM3ネジで取り付け取り外しできるようにした。
脚を含めて全てのピアノ線はバルサ材で被覆するようになっている。この構造は初体験、耐久性があるのだろうか・・・。(2008年5月20日)
ステー被覆
説明書の指示通り全てのステーをバルサで被覆。半田付け領域は盛り上がっているのでバルサを切り欠いた。
最終的にはオラカバで被覆するので切り欠いた部分は外部から見えない。
この作業は想像していたよりも簡単であり、見た目も良くなるので他の機体にも応用できそう。
生地完成!
エルロンサーボの取り付け部を加工。エルロンサーボは20gクラスを予定。
これでバルサ部分の作業は終了、最終的なサンディングをすればフイルム貼りに進むことができる。(2008年6月11日)
モータ取り付け
ベニヤ板を組み合わせてモータマウントを製作。モータはE-MAX BL2832、KV値: 960KV、重量:220g、これまで使用したモータの中で最大級。
実際に機体に取り付けて回してみたが(部屋の中なので少しだけ)滑らかに回ってくれた。
サーボ
サーボは4個(エルロン2サーボ)、今回はエルロンにウエイポイントのW-150、エレベータ/ラダーにはTowerProMG16Rを用意した。W-150はCAP232等に使用、これまで問題を起こしていない。
一方でタワープロのMG16Rは、重量:18.8g、動作スピード: 0.10sec/60度(4.8v)、トルク:2.7kg/cm(4.8V)のデジタルサーボ。
机上では滑らかに作動、異音の発生もなかった。(2008年6月14日)
細々と
残作業であったエルロンを切り出して整形。エレベータ、ラダーの動翼を整形してヒンジ溝を掘って・・・と色々な作業をしていたらあっという間に時間が過ぎてしまう。
組み立てて10クラスのピッツと比べると大きさがまるきり違う。
モータをつけた状態で重心は丁度指定位置近くにある。フイルム貼りで後ろが重くなるとしても、リポ電池の調整でデッドウエイトなしで重心を合わせることができそうな予感。ラッキー!(2008年6月15日)
フイルム貼り進行中
梅雨で週末はずっと雨だったのでフイルム貼りに専念。ベースのオラカバ白、約2本分で被覆完了。
複葉機のフイルム貼りは細かいところでの作業が多いの少々疲れます。
重量はモータを取り付けた状態で1450g、重心は予想通り電池を前側に搭載すればバランスが取れる。
モータの大型化に伴い電池も3300mAhを使用する予定。この場合、全備重量2000g位か。
今はデザインをどうするかが悩み。箱の写真のようにするかな〜。(2008年6月22日)
リンケージ
サーボ搭載してリンケージ完了。ラダーはワイヤ引きとした。
胴体スペースが十分あるので作業は楽です。(2008年6月26日)
エルロンは下翼のみで2サーボ仕様とした。
機体のデザインはキットの箱と同じとする。付属のステッカーはフェラーリレッドと同色の赤色と思われる。
オラカバのフェラーリレッドとタミヤのポリカ塗料レッドを用意した。
アンプはHiModelの60A(S−BEC)を使用。重心合わせの為にモータマウントの下側に取り付けた。
リポ電池はカウリングの下側からタンク室に差し込んで固定する構造とした。
受信機は手元に余っていたハイペリオン/バーグを使用する予定、25クラスのCAP232で使用実績があるので問題ないと考えている。
カウリング塗装、胴体のフイルム貼り、付属のデカール貼り完了。
このままでもなかなかの仕上がり。(2008年6月29日)
フイルム張り完了!
オラカバ白の上にオラカバ赤を重ね張りした。重ね張りの面積が大きいので空気抜きが大変。
低温で張っていき最後に高温でしっかりと張り合わせて、残った空気はマチ針で抜いていった。
思ったよりも時間がかかったが、なかなかの仕上がりです。
これで殆どの作業が完了。舵角を調整すれば今すぐにでも飛行可能。
週末までには気になる部分を見直して微調整。そういえばパイロットの人形を考えていなかった・・・。(2008年7月1日)
トリミング
デザイナのTさんがトリミング用のラインを切り出してくれた。1.5mmと2mmの2種類、手でカットすると気の遠くなる作業だが、カッティングマシンにかかると正確無比なものが短時間で出来上がった。Tさん推薦の色はブラウン、ブラックに比べると柔らかい感じになる。今回も感謝です!
実際に貼り付けてみると機体が引き締まってきた。(2008年7月3日)

機体の設定
舵角は、エルロン:±13mm、エレベータ:±16mm、ラダー:±25mm
EXP:30%程度
重心位置:下翼の前縁部
全備重量:2065g
初飛行成功!
天気予報では晴天のハズがどんよりとした曇り空の下で初飛行を行った。
飛行場に到着して写真撮影。その後、機体に電池をセットしようとしたところ、ゲッ、カウリングと干渉して電池が入らない。カウリングをつけてチェックしてなかった。しかたないのでペラとカウリングを取り外して電池をセット。
重心を調べると少し後ろ重心のように思われる。
家ではモータを全速で回していないので(部屋の中では怖いです)、仲間に機体を持ってもらってフルスロットル。
思ったほどの推力は無いが飛ぶには飛ぶだろう・・・ということになり、滑走路へ。
スロットルを上げていくと簡単に浮いた。中スロットルで適度なスピードで飛行可能。
トリムはアップ癖が強い。飛行姿勢を見ると少し機首が上がっているので重心を少し前にすれば良いと思われる。
基本的に非常に安定した機体であり、機速を落としても失速に入り難い。
ロール/ループは簡単、背面飛行も問題なし。
しばらく飛ばして着陸へ。これがまた着陸は非常に安定しておりスロットル操作で高度処理をしながら綺麗にランディング。これなら狭い飛行場でも着陸可能。
この機体の飛びは想像以上、特に低速での安定性は抜群であり、完成させたたという喜びと相まって、本日の初飛行は満足できるものであった。
課題は、
@アップ癖の克服
重心を少し前に設定、改善されない場合→モータのダウンスラスト(現在ほぼゼロ)を増やす。
Aモータパワー
KV値950、3セル、13×6.5のペラでは負荷が軽すぎるようだ(飛行後モータ、電池の発熱は少なかった)。
アンプの進角をLowからMidに変更、ペラのピッチを上げる、または14インチを検討・・・等々。
Bディテールアップ
人形を含めてスケール機らしく少し飾り立てを計画中。
本日の初飛行に際しては花畑さん、ヤマさん、ゴエモンさんがサポートしてくれました感謝です。(2008年7月5日)
少し改造
・カウリングの一部を切り欠いて電池の収納が出来るようにカウリングの切り欠きを拡大
・モーターマウントに65gのウエイトを取り付け、モーターのダウンスラストをワッシャー1枚分だけ追加
・防風フードの取り付け
・アンプのタイミングモードをMidに変更
(2008年7月6日)
飛ばして見ると・・・
上記の改造でほぼ満足できるレベルになった。
進角をMidにしたことで明らかにモータパワーが大きくなり、かなり高いストールターンができるようになった。
本日で飛行回数は4回、私にとっては非常に飛ばしやすい機体であり、超お気に入りです。(2008年7月13日)
少し艤装
計器板を取り付けてパイロットを乗せた。
この機体のスケール比は1/4.5位。模型屋に1/5程度の各種パイロットが有ったがどれも今一歩(ポパイに出てきそうなマッチョな外人の人形もあった)。
それなら縫いぐるみのほうがマシと考えて娘に依頼、クレーンゲームでポケモンに登場するキャラクタ(ペンギン?)をゲットしてくれた。サングラスが必要か?(2008年7月29日)
新パイロット搭乗
初飛行から1年半、パイロットのペンギン君に変えて本日新しいパイロットを搭載。少しリアルになりました。(2010年1月10日)



◆ムサシノ スカイカンガルー

    動画UP  (2007年10月7日)
    「動画」−「電動機」−「スカイカンガルー20071007」

飛行場では時々ムサシノの機体が話題になり、最も模型飛行機らしい飛行機だということで意見が一致する。
私自身過去にスカイカンガルー、プレーリー、スバル09、ハミングカブを製作したことがある。スカイカンガルー、ハミングカブはそれぞれ2度製作。暫く飛ばすと飽きてしまうのだが、一種の麻薬みたいなもので何故かまた飛ばしたくなる。
飛ばす腕が上がればまた違う楽しみ方ができる不思議な機体である。
ところで最近のリポ/ブラシレスモータの高性能化は侮れない。
先日初飛行したOK製アルチメイトには驚いた。以前エンジン機バージョンが飛ぶのを見たことがあるが1Kg近い重量のために機速が高くのんびり飛ばせるものではなかった。これを電動化すると800gを切ることが可能になり、楽に飛ばでるようになった。
スカイカンガルーを電動化して軽量バージョンに仕上げれば翼長1350mm、主翼面積 25.6dm2が威力を発揮するに違いない。
目標
1)エンジン機で800g超であるがエンジンマウント回りを工夫して600g台を目標にする。200g程度のペイロード、例えばカメラを搭載可能にする
2)自立安定性を高めるためにエレベータにジャイロを使用する
3)カメラを搭載したり1.2mクラスのハンドランチ機を主翼上に搭載するためのアダプターを取り付け可能にする
4)大容量のリポを積んで連続1時間の飛行を可能にする
等々、超安定性の多用途な機体にすることが目標。(2007年8月13日)
本日機体を入手。
材料の重量は410g。脚(ピアノ線)やエンジンマウント回りのベニア板を除くと300g以下になる。
設計が古いだけに図面に記載のメカは異様に大きく映る。胴体が太いので大きなメカでも問題なく搭載できるが、最新のメカであれば空いたスペースを色々と活用可能。
添付の「フライトテクニック」という小冊子には基本的な飛ばし方が記載されている。今読んでも上手く書かれていると感心。(2007年8月16日)
胴体
軽量化のためにベニヤ板は防火壁だけを残して排除。本来はベニヤ板を貼り合わせる部分はカーボンシートを貼り付けて剛性を確保。
重量のあるランディングギヤは排除、スポンジタイヤを胴体下面に直接取り付けて着陸の衝撃はタイヤと操縦技術で吸収することにした。
・・・が、前側を軽量化しても結局はテールヘビーになってウエイトを追加することになりであろう(おそらく)。(2007年8月20日)
主翼
主翼の組み立て完了。翼端に向かってテーパを付けながら捻り下げを行うムサシノ独自の組み立て方法により、見事な捻り下げ翼が完成。
このクラスではかなりの厚翼、低速飛行が期待できる。
エルロンとフラップを取り付けることを思案中。(2007年8月25日)
生地完成
尾翼の組み立てが済んだ。尾翼の前縁のバルサ材は最初からRがついているではないか。昔のキットにはこのような加工は施されていなかったような気がする。これで実売6000円弱安いと思う。
サンディング前の状態で280gである。意外に軽い。
単純に、モータ100g、電池100g、アンプ20g、受信機10g、サーボ20g、フイルム50gとすれば600gで仕上がるが・・・。(2007年8月28日)
メカ類
動翼はエレベータ/ラダーの他にエルロン/フラップを考えたが、さすがにこの機体に6サーボも無いだろう・・・ということで、エルロン(フラップ兼用)を追加することにした。
モータは未定だが、サーボはコロナのデジタルサーボ、受信機はコロナの8ch、デジタルサーボを使用するのでSBEC、ジャイロはT−REXから降ろしたJRのG460Tを予定。
デジタルサーボ、SBEC、ジャイロと、いずれもノイズの発生源を搭載。おまけにこのデジタルサーボはジャイロとの相性が悪いらしい。
9gのデジタルサーボ、確かにニュートラル性が高い!
(2007年9月2日)

サンディング完了
主翼は左右連結するとスパン135cmで結構な大きさになった。
生地完の機体を飛行場に持ち込んでサンディング。主翼の大部分は仕事の丁寧なYさんがやってくれた。その間に自分は飛行機飛ばしてました。スミマセン。お陰で綺麗に仕上がりそうです。
モータは、GWSのBLM003、15Aのアンプと合わせて5000円位と記憶しているが不安いっぱい。
モータを回してみた。
ペラAPC9×6、リポ3セルで、max11A、6800回転となった。計算上の推力は550g程度。
このモータのKv値は1030とあり、ピッツに搭載したPULSOの2215Mと同程度。PULSOでは同じペラで15A、8000回転以上になる。ということは実際のKv値はもっと小さいのではないだろうか。

機体の重量測定
生地完製の機体+(リポ電池を除く)メカ類で460g。フイルムを50g、電池100gとすると合計630gになる。
この重量ならGWSモータでも問題ないか?(2007年9月8日)
モーター決定
GWSの003モータを予定していたが、思い通り性能が出ないのでPULSOの2215モーターに変更。
このモーターであれば推力700gは簡単に確保できる。
以前飛ばしたことがあるエンジン機バージョンは強風下では風下に流れやすく、手元に戻すのに苦労した記憶がある。これを解消するためにパワーアップを図るのが狙い。
フイルム張り完了
機体は全てオラライトのホワイトで仕上げた。真っ白という訳にもいかないので、キットの箱に貼ってある写真と同じように赤のラインを入れる予定。
この状態で、機体+モータで425g(機体のみ355g)となった。
気になる重心はオラライトを使用したことでテールヘビーが解消された。仮組みしてリポ3セルをモータマウントの後部、本来は燃料タンクのスペースに入れると、ほぼ重心が合った。
メカ類は、
サーボ:エレベータ/ラダー/スポイラ(2サーボ)を全てWPの6g(BB入り)
アンプ:サンダーバード18A
受信機:コロナ8ch
と決定。サーボは当初コロナのデジタルを考えたが、この機体でデジタルもどうかと思い、デジタルサーボはスナイパーに搭載。スナイパーから降ろしたサーボを使用する予定。(2007年9月24日)
メカ搭載
メカ室は従来型の標準サーボ×3、受信機、電池が入る広さがあるのでメカ積み後でもスカスカ。
エレベータ、ラダーはワイヤー引き(PEラインに交換)としてテールヘビーを防止した。
主翼の取り付けは、前側にカーボンロッドのピンを設けて胴体に開けた穴に挿入して固定する構造。

電池室
ベニア板で電池固定用のベッドを製作して主翼前側のタンクスペース内に取り付けた。電池はマジックテープで取り外し可能にした。
3セル2000mAhの大きさまで各種の電池を搭載できる。
完成!
タイヤは2mmピアノ線で支持。タイヤとピアノ線の弾性で有る程度のショックは吸収できる。
残る作業は主翼と胴体にラインを入れだけになった。
※ジャイロ
ジャイロを搭載してみたが不調。そういえばヘリで最後に飛ばしたときにラダーの調子が悪く飛行を断念。この時には既に異常があったのかもしれなし。新しいジャイロを仕入れるかどうか悩ましい・・・。
※フラップについて
右肩のAUXレバーでフラップを上下にリニアに設定可能にした(もちろんエルロンとしても機能する)。効果は?であるが飛ばしてのお楽しみ。
※電池を除く重量は520g、リポ3セル1000mAhで+100g、1800mAhで+140gとなった。
(動力性能)
APC9×6で約15A、これだと室内で回しても明らかにオーバーパワー。スロットル中より少し上で推力と自重が釣り合ってしまった(笑)。
APC8×4で10A、これで十分なような気がする。(2007年9月30日)
装飾
キット箱の写真と同じように赤いラインを主翼と胴体に赤いラインを入れ、キャノピー部分はシルバーとした。
いかにも昔の機体という雰囲気が出て満足!
テールスキッドはカーボンロッドで組み上げて固定した。ここの高さは着陸時に水平尾翼が地面に当たるのを防止するために必須。
スピンナを取り付けて、結局、540g、電池込みで640g(リポ3セル1000mAh)となった。
この機体は結構大きく、翼面積は25.6dm2、これ位の面積を持つ機体は、ゲェ・・・手持ちのハイペリオンCAP-232 25e。重量1/2なので、飛ばないはずはない。
ジャイロは最初からの計画なのでGWSのPG02を発注。エアクラフトのバーゲン価格2980円、これも驚異。(2007年10月3日)
ジャイロ導入
ジャイロはゲイン2段階切り替え式のものをエレベータに入れた。感度は@最小A50%に設定。
地上テストでは正常に作動、ノイズが発生している様子もなし。
初飛行
初飛行は、ペラAPC8×4、電池3セル1000mAhで行った。中スロットルで手投げ(助走なし)で軽々と上昇。トリムはエレベータ、ラダーを2、3コマ動かす程度でOK。
飛ばして感じることは、機体の基本設計が良いこと。真っ直ぐ飛ぶのはもちろん、旋回時に巻き込むことが無く逆に少し浮く感じがする。電動にして650g程度と軽量になっているので特に感じるのであろうが、エレベータを操作しなくても綺麗な旋回ができる。このあたりが初心者向けたる所以だと思う。
エルロンを追加した効果は・・・。元のシルエットを壊したくないのでエルロンは小さくした。効くのかどうか半信半疑だったが、立派に機能。連続ロールが可能でありローリングサークルができる。
ただしフラップとしては余り効果がないようだ。フラップを下げると若干速度が下がり浮きも良くなるが、元々速度が遅いので劇的な効果は感じられない。逆に跳ね上げると途端に高度が下がるのでスポイラ的な使い方もできるが、こちらも元々着陸に困る機体でもなく、あまり意味がないと思う。
Max100Wの設定だがパワー不足は感じない。連続宙返りもOK。
基本的な性能もそうだが、一番驚いたのは背面飛行。何と延々と背面状態で飛ぶことができ旋回もできる。不思議!
ジャイロは・・・効果あり。ジャイロ感度を上げるとエレベータ方向がシャキッとするので、低空を飛ばす際は効果あり。また、ジャイロを入れるロール軸が通り、背面飛行も益々簡単になる。
この機体は侮れません。いかにも模型飛行機という雰囲気を出しながら、安定性も運動性も高く、飛ばして直ぐに飽きることはないです。
今回は100点満点でした。(2007年10月7日)
動画UP 
 「動画」−「電動機」−「スカイカンガルー20071007」
※カメラを固定して撮影。カメラのフレーム内を飛ばすのは意外に難しいです。ゆっくり飛ぶ雰囲気が伝わればヨシです。
背面飛行
ラダー機の場合、背面飛行時にラダーはどっちに効くのか気になって実際に確認、この機体は普通の低翼機と同じ方向に効くことが分かった。(逆に効く機体もあると聞いたことがある)
これまでで飛行時間は4時間を超えた。
無風時の安定性は凄く超低空を這うように飛ばすことができる。
また、ラダーで旋回してスロットルで高度処理という昔のシングル時代の飛ばし方ができた。エレベータがあるので安心だが、実際にエレベータ無しで飛ばすのは容易ではなく、まして昔の重いメカとなると益々ハードルが高くなる。先人達は偉大であることを再認識。(2007年10月14日)
軽量化の代償?
飛行性能は予想以上で満足しているが、飛行中にモータ周辺からの甲高い音が気になる。
アンプの交換やペラのバランス取り等色々試したが効果がない。
原因を探ってみると、
@モータ単体では殆ど振動がない
Aモータをマウントに取り付けると途端に音が発生する
ことが分かったので、フローティングマウントを製作した。ベニア板に大きめの穴を開けてサーボのゴムブッシュをはめ込み、このゴムブッシュを介して3mmボルトで機体側のモータマウントに固定した。
効果はそこそこあり静かにはなったが、今度は機体の振動が目立つようになった。
機体は軽量化を狙ってベニア板は最低限にしており、特に機首回りはカーボンシート+バルサで構成されている。共振周波数が高いのは、フイルムやサーボも含めて全てが軽いせいだと思う。
まずメカ室は太鼓になっているので、効果のある場所にバルサ棒を掛け渡した。
機首回りも何カ所かをバルサで補強。
これで少しは静かになったが劇的という訳にはいかない。
同じシリーズのモータを積んだピッツやアルチメイトでは気にならないのは、1つは胴体がバルサ単板ではなくレーザカットで穴だらけになったベニア板で構成されているためだと思う。
また、ムサシノのおてんばカブ号も胴体の共振が気にならない。こちらはバルサ単板だが、面積が大きいので共振周波数が低いからだろうか・・・。振動対策は難しいとつくづく感じた。(2007年10月22日)
本当の話
かなり飛ばし込んで癖も概ね分かってきた。一番気になっていたモータ音はフローティングマウントが効いて屋外では気にならない程度に低減。
アンプは当初サンダーバード18Aだったがブレーキ設定を行おうとして設定モードに入れたところ何故かそのモードから抜けなくなってしまった。エアクラフトに送る予定。
次にGWS15Aを使用したが、これは性能が悪く、飛行中にオートカットに入る始末。
現在はKKホビーのペンティアム25Aに変更。これは快調。明らかにパワーアップ。
受信機はコロナの8chをヘリに使う予定なので、JRの6chに変更。
ジャイロは結局取り外した。ジャイロをONするとエレベータ方向が安定するのは確かだが、旋回時に機体が水平方向に戻ろうとするので機速が落ちる傾向にある。また安価なジャイロなのでニュートラルが飛行時に変わってしまう。
連続宙返りや連続ロールは軽々こなす。また難しいと思っていた逆宙返り本日成功(但し無風時)。逆宙返りは下り側であらぬ方向に機首が向いてしまうが無風時に何とか修正できた。
本日の収穫はズバリトルクロール。以前から垂直ホバリングは出来ていたがトルクロールに入る前に崩れてしまっていた。
無風時に水平飛行から真っ直ぐ上昇して安定したホバリングに入れて、少しアップ側に舵を打つと綺麗に一回転した。
この機体でホバリング、トルクロールをやること自体は邪道であるが、ここまでは出来ることが分かった。本当の話です。(2007年11月3日)



◆OK模型 アルティメイト10

    2007年9月25日更新

ある日突然のメール、件名は「貴方はラッキー♪ 」、部屋を片づけていたら飛行機が出てきたので買いませんかという内容。送信者は久留米のIさん、フイルムが弛んでいるので1/3の値段。この機体には以前から興味があったので二つ返事で購入。
まずは機体を綺麗に拭いてアイロンをかけ直すと元通りの綺麗な機体になった。
電動化してトルクロール出来る機体に仕上げようと考えているがどうなることか。
この機体、ベースがエンジン機なので脚の取り付け部や防火壁がしっかりしている。これなら着陸時に撃沈ということも無いであろう。
モーターマウント
エンジンマウントを途中で切断して3mmベニアでマウントを製作。
モーターはPULSOのKA2220Lをバックマウントで取り付けた。このモータはリポ3セル、APC9×6Eで推力1062g、10×5Eで1216gというスペック。グライダーのライハーにも使用しており信頼できるモータの1つ。
メカ類
エルロンはWPのW06BBの2サーボ、エレベータ/ラダーはGWSのNARO PLUS BB を使用。
受信機はコロナ8ch、アンプはHPのタイタン20A、リポ電池はHPの1200mAhを予定。
重心合わせ
メカ、電池を全て搭載した状態で重量は740g位。軽量化のためにウエイトは積みたくないのでHP1200mAhの搭載位置をチェック。電池の1/3が防火壁よりも前側の位置で重心が合った
電池の搭載方法を検討中。(2007年8月3日)
完成
電池搭載用の開口を切り欠きベニア板でベッドを製作して接着。電池はマジックテープでベッドに固定するようにした。少し開口が大きすぎる気がするが、機体裏面なので地上では目立たないので良しとする。大きな開口のお陰で電池の脱着が簡単、冷却効果も大きいハズ。
キャノピーにはシルバーのカッティングシートでラインを入れて装飾。付属の計器板も貼り付けた。
重量は電池用のベッド等が追加されて750gになった。
付属のスピンナーは精度が悪く使用していない。代わりの40mmスピンナーを探したが、OK製のバックプレートがアルミ製のスピンナーを45mmしかない。他に良いものが見あたらないので当面はスピンナー無しとする。
これで完成!

設定情報
全備重量:750g
重心:上翼中央の前縁から55mm
エルロン:上10mm下6mm
エレベータ:上下20mm
ラダー:35mm
ペラ:APC9×6E
初飛行
晴天ながら強風の中での初飛行となった。念のためにD/Lを100%→85%→70%の3段階に切り替え可能にして100%でスタート。
スロットルを上げていくとあっという間に離陸、予想に反して真っ直ぐに上がっていく。トリムを合わせて様子を見る。第一印象は10クラスにしては安定が良く、おまけに風にも強い。ロール/ループは問題なく、背面は少しのダウン操作で真っ直ぐ飛ぶ。ナイフエッジは浮きが良いが少しダウン癖がある。
トルクロールは・・・出来ます!少し機速を付けて垂直に引き上げてホバリングに入れて少しアップを入れると1回転綺麗に回った。ラダーの舵角が足らないのでその状態を維持するのは難しいが、調整すれば何とかなりそうな気がする。
機速を落としてみるが失速に入ることがなく、速度レンジが広い機体。
着陸は機速を落とすのが容易なので楽々。もちろん無傷で帰還。
この機体は良く出来ている。最近の日本以外のアジア国で設計されたと思われるARFはどれも癖があり、十分に飛ばし込んで製品化したとは思われないが、この機体は上手く設計されており突然姿勢が崩れる等の変な癖が全くない。さすがにOK製と感心した。
今日は納得の初飛行であった。(2007年8月5日)
小破
ラダーの舵角を大きくして飛ばした。トラベルアジャストを100%→130%に調整。ラダーが良く効くようになりストールターンではクルリと回頭してくれ気持ちよい。トルクロールは風の状態が悪く出来なかったのが残念。
調子に乗って飛ばしていたら急にパワーダウン。急遽着陸態勢に入ったが途中でオートカットに入ってしまった。
複葉機なので前面抵抗が大きく機速が急に落ちて・・・あと数メートルのところで力尽きて・・・滑走路手前数メートルのところに撃沈。草むらに突っ込んだのが幸いして損傷は意外と少なく、ペラの折れ、カウリングの割れ、脚支持部の外れ、主翼裏面のフイルムの裂け(5cm位)程度だった。
自分の責任で落としたのは久し振り。少し慎重さを欠いた罰が当たった。修理は完了!(2007年8月13日)
ペラ交換
ペラをAPC10×5に交換。地面とのクリアランスには余裕があり離着陸に支障はない。
9×6に比べて確実に推力が大きくなったので、ホバリングから上昇することが可能になった。
飛行中の反トルクの影響は感じられず、推力に余裕がある分、飛ばしやすくなった。(2007年9月25日)



◆ハイペリオン CAP232
    

エアクラフトのバーゲン商品CAP232−25eを購入。この大きさと仕上げで11800円は格安。
これまでの経験からこの手の機体の構造上の弱点はおおよそ分かっている。組み立て前の状態では胴体の開口部が広いのでカーボンロービング等を使っての補強がやり易い。
フラッシュに搭載のモータ/メカを移植する予定。ペラには12×6Eを使用しようと考えている。(2007年6月16日)

胴体補強
最初に気になったのは電池固定用のプレート。肉抜きにより明らかに強度不足。今回は3300mAh3セルを搭載するので補強、プレート裏側にカーボンロッドとロービングを接着。
主翼受けプレートは大きくカットされているので主翼固定時にボルトを締め込んでいくと撓んでしまう。ここはカーボンロッドを掛け渡してエポキシで固定。
胴体の側面は3mmのハードバルサ、大きく肉抜きされており強度が心配。主翼固定時にボルトを締め込んでいくとフイルムに皺が寄る。上下方向にカーボンロービングを接着。ここは完成後にもう一度チェック。
機体の接着剤は木工ボンドが主体。しっかり接着されているように見えるが試しにカッターの刃を差し込んでみると中は??という場所もある。アクセス可能な場所は瞬間接着剤を流し込んでおいた。

モータマウント
指定モータは3019だがHP3025を使用するので6mmほど長い。マウントを6mmほどカットして接着。カット部周辺はカーボンロービングで補強。コーナ部にはヒノキの3角材をエポキシで接着して強度アップ。モータマウントの後端は胴体側のスリットに引っかけて固定する構造。これはレーザーカットならではの面白い構造。
モータマウントのモータ固定プレートはベニヤ板を前後からエポキシ板で挟み込む構造。ベニヤ板は薄いのでモータをスクリューネジで固定したがネジが抜けそうな気がする。仕方なくボルトナットで固定。ベニヤ板を厚くすれば後側のエポキシ板が不要になり爪付きナットが使えるのに・・・。
動翼
箱の中に組立説明書が同封されておらずエアクラフトに頼んでファックスで送ってもらった。ラダー連動の尾輪の固定方法が知りたかったが記載されていない。同封の部品から想像するとこれで正解のハズ。
エレベータが前側に位置するCAP特有の構造からか、ラダー/エレベータがホーンと干渉して十分な舵角(45度以上)がとれない。ホーンの位置を工夫すれば良いハズだが設計時に考えていないようだ。ただ、説明書に記載の舵角はクリアでき、その角度内で飛ばせということだろう。
飛ばしてみて大舵角が欲しいときは改造が必要。
これで機体完成。サーボ固定、リンケージが済めば飛行可能になる。(2007年6月23日)
メカ搭載
使用したメカは、
モーター:HP Z3025(08)
アンプ:タイタン50
サーボ:WP150×4(ラダーは金属ギヤ)
受信機:ハイペリオン/ベルグ6ch
電池:PQ3300mAh3セル
ペラはAPC12×6E、エアクラフトのデータでは36A(370W)で8010回転、計算上推力は1800g。
完成
全備重量1300gになった。指定モータのZ3019よりも+45g、電池が推奨の2500mAhよりも+90g重いので仕方がない。
機体設定データ
エレベータ±33.5mm
ラダー:±50.5mm
エルロン±24.5mm
重心:前縁より107mm

この華奢な構造で1300gの着陸に耐えるのであろうか・・・。重量を何とかしないと一発芸になってしまう、で、サンダーパワーの2200mAhの導入を決意。25C(MAX50C)のハイスペックで170g。(2007年6月30日)

最後に水平尾翼と胴体の間にカーボンロッドを掛け渡して補強。華奢な前輪をスポンジタイヤに交換して終了。
初飛行
風の巻く悪い条件ではあったが初飛行を敢行。電池はPQ3300mAhを使用して1300g。
各舵にD/R(60%→80%→100%)、エクスポ20%を設定しD/R60%でスタート。
スロットルを上げると軽々と離陸、上空で様子をみると、@頭上げの癖がひどいAエレベータが敏感B機速が落ちるとあらぬ方向を向く・・・最悪。途中で失速して1度墜落を覚悟したが何とかリカバリー・・・降ろすにも降ろせない・・・久し振りに指が震えた。折角なのでロール/ループを試した後に着陸へ。いつのもコースから少し釣り気味に降ろしてきて接地。(少し強引ではあったが)見事に脚の取り付け部が破損。
破損部を見て・・・これは無いだろう。製作時にベニヤ板の周囲は補強していたが、まさか爪付きナットがベニヤ板を貫通して抜けるとは想像していなかった。このベニヤ板は弁当箱の材料のようだと仲間が笑っていた。幸い他は無傷。
飛行前に想像していた飛びとはかけ離れており、無事に生還できたのが奇跡。
私には重心位置が間違っているように思えるが・・・。脚の取り付け部を修理して再チャレンジ!!(2007年7日1日)
修理及び重心位置
脚の取り付け部は航空ベニヤで作り直した。この部分の強度は上がったが今度はその周辺部が壊れると思う。次は脚自体をピアノ線で作り直そうと考えている。
機体を調べてみると防火壁の上部に亀裂を発見。着陸の衝撃で発生したのだろうが、防火壁のベニヤ板自体が薄く、材質も良くないのが原因。カーボンロッドとカーボンロービングを使って補強。防火壁と側板とはエポキシ接着剤で接着されていると勝手に考えていたが、接着剤を剥がしてみると木工ボンドでした・・・。
ベニヤ板の材質が悪く、少し強い力がかかると破損するのは間違いなく、結局、防火壁とその周辺のベニヤ板を航空ベニヤに交換しない限り同じことだろう。

重心位置
飛ばしてみた感じでは後ろ重心。ネットでこの機体に関する記事を調べ持ち主に聞いたりしてみた。
指定重心でOK(1名)後ろ重心と思う(3名)であり、具体的には2〜3cm前重心との回答を得た。指定重心でOKの人のバッテリの搭載位置をみると(写真から判断して)実際には前重心になっていると思われる。飛ばし方にもよるが、指定重心よりも+2cm前が適切な重心位置というのが今日までの結論。
販売元には色々な情報が集まっているはず、情報を公開してくれないかな〜。飛ばして自分で調整といっても最初に墜落すれば調整もできません。(2007年7月3日)

販売元のエアクラフトに問い合わせてみた。その回答は、「本機はアクロ機なので後ろ重心になっています。10〜20mm前方にしてもよいでしょう(つまり飛ばしやすくなる)」とのこと。最初から指定重心は87mm〜107mmと記載して欲しかった。
・・・でもって電池の位置を変えて重心90mmの設定。これでスッキリ。なお、同じシリースのスホーイ等も同じだそうです。(2007年7月4日)
まともに飛びました!
本日リベンジ飛行。リポ電池はPQ3300mAhを使用。上空にあげて様子を見ると、前回の不安定な挙動が嘘のように普通に飛んだ。エレベータを1コマだけダウンに入れた以外はノートリム。この状態で背面飛行させても頭上げすることがないので、重心は90mmで正解のようだ。
ロール、ループ、インメルマンターンを行ったが変な癖がなく意外と良く飛ぶ。低速で急旋回を行っても失速する気配はない。上昇中にスロットルを抜いてホバリングに入れようとしたが左に取られ癖がある。D/R60%ではさすがに修正が難しい。D/R100%にしてみると想像以上に舵が敏感。本日は落とさないうちに問題の着陸へ。
着陸は機速を落としてもコロンといくことなくスムーズに降下、最後にアップを引いて軟着陸。脚の補強も上手くいっているようで安心。
飛ばして気になった点は体感上の推力特性。APC12×6Eのペラを使っているが、中スロットル以上で急激に推力が増す感じ。EPP機で中スロットル中心の飛ばし方に慣れているので、特に3Dを行おうとすると飛ばしにくい。スロットルカーブを調整して中スロットル付近で(体感上の)推力が増すように設定するか、ペラをAPC13×5.5Eに変更するかすれば良いと思われる。
結論は、調整さえできれば「普通に飛ぶ」機体でした。
新しく仕入れたサンダーパワーの2200mAh、慣らしが終わったので次回に投入。−100gの威力が期待される。(2007年7月8日) 
調整中
スロットルカーブを調整、中スロットルで50%→60%にして自重と釣り合うようにした。また、他の舵に比べて敏感なエレベータに50%のExpをかけた。
実際に飛ばしてみると、中スロットル付近でのスロットルワークが楽になり、各舵のバランスが良くなったことと相まって飛ばしやすくなった。スロットルカーブの調整は効果大。(2007年7月16日)
リポ電池
サンダーパワー2200mAhで飛ばした。この電池の重量は176g、PQ3300mAhの260gに対して−84g。この重量減の効果は絶大。浮きが良く旋回時に巻き込むことが殆どなくなった。低空でホバリング、コブラを行うことができホバリングからの上昇も楽々。着陸も楽になった。
MAX40A弱なので電池への負担が少なく飛行後の温度は40℃くらい。やはりサンダーパワーのリポ電池は良いです。
慣れるに従ってD/R100%のメーカ指定値では舵角不足を感じるようになってきた。特にエレベータで顕著。
正面コブラからトルクロールに入れるには(エレベータの舵角不足を補うために)スロットル操作が必要。舵角を大きくすると構造上エレベータがラダーと干渉するので無改造で舵角を増やすことができない。次回は後ろ重心にしていって運動性と安定性とがバランスする重心位置を探ってみよう。
本日3回飛行で無傷。(2007年7月22日)



◆ピッツ

    2008年6月5日更新


10年以上前に丸鷹のピッツを製作したことがある。15クラスのエンジンを搭載して飛ぶには飛んだが飛行速度が高く安定性に欠けて短命に終わった。
これを電動機として飛ばしたいと考えてキットを探してみたが皆無。
YさんからKKホビーのARFを強奪。(スパン:804mm、全長:766mm、重量:700g、翼面積:17.6dm2)
幸運(?)にも破損しており結局はキットを製作するくらい時間がかかる予感。軽量化すれば上手く飛ぶと思うが゙・・・。
まずはフイルムを剥がしてみると、フイルムの赤色がバルサ表面に付着してとれない(最悪)。仕方ないのでバルサカンナで時間をかけて削り取った(軽量化も狙って)。
しかしバルサの材質が部位でバラバラなのには驚く。強度が要らないところに高密度のバルサが使われていたり・・・軽量化を肉抜きだけで達成しようという思想が感じられる。
機体の一部が無くなっているのでその部分を製作し、カーボン材を駆使して元の形に復元。と・・・書けば簡単だが結構時間がかかった。
ピッツを特徴づけるカウリング、グラス製で50gもある。これをバルサで再現。5mm/10mmバルサで大まかな形を作り整形。思ったよりも簡単に出来た。カウリングは取り外し可能、モータのメンテナンスが容易にできる。
機体はパテ埋めして全体をサンディング。良い感じになってきた。
モータはトリムコーポレーションの2215M。重量67gで2212クラスよりも少しい大きいモータ。航空ベニヤとバルサでモータマウントを作り防火壁に固定。
機体+モータで426g。フイルム(?g)、サーボ受信機:40g、アンプ:30g、リポ電池(3セル1200mAh):100g
とすると600gになる。
製作途中のステアマンと比べて見ると、一回り大きく存在感十分。
フイルムはオラライトの白、こんな感じになればと思っている。(2007年2月15日)
フイルム張り
フイルムはオラライトの白を使用。胴体、エレベータ、ラダー、支柱が完了。思ったよりも透けるので特に胴体は骨組みが丸見え。バルサ材の色もよく分かる。
部分的に着色すればイメージは変わると思う。骨組みが見えるのも良いかも知れない。
メカ室の空間は大きくサーボの搭載に困ることもない。エレベータ、ラダーへのリンケージはフレキチューブ+1mmピアノ線とする。
ポスカで着色できるか実験。ポスカをオラライトに塗って暫く乾燥させると布で擦っても問題なく、驚くことにマスキングテープを貼って剥がしても塗料がマスキングテープに残ることもない。色が豊富なので部分的な着色に使える。(2007年2月19日)
カラーリング
胴体をデザイナーのTさんに預けたところ翌日には見事な機体に変身、感謝感謝!キャノピーにはシルバーの縁取りもはいっている。
あとは31番の数字とスポンサー名を入れれば文句無しだが、さすがにそこまでしてくれとは言えなかった・・・。自分でやります。
何だかんだとやっていたら段々と重くなり、飛行重量680gを予想。(2007年2月25日)
そして完成
リンケージを済ませバッテリ搭載部を製作して完成!
リンケージは1mmの航空ベニヤと1mmピアノ線を使って行った。バッテリ搭載部は縦長のバッテリ3セルHP1200mAhをカウリングの下側から挿入して固定する構造とした。
重心は下翼の前縁から1cmだけ前側、後部を軽量化したのでウエイト無し(素晴らしい!)。バッテリ込みの飛行重量は700g弱。
来週初飛行。さてさて上手く飛ぶのだろうか・・・。(2007年3月4日)
初飛行
飛行場でモータ回してみると引きが弱い。ペラはAPC9×6E、急遽、APC10×3.8SFに変更、何とかなりそうな引きになった。本日は天気予報では晴天、が・・・雲行きが怪しくぽつぽつと雨が降り始め風も出てきた。
この中を初飛行決行!。離陸時にグランドループに入ることもなく、あっさりと飛んだ。
風が強くトリム合わせする状態ではないが。それでも変な癖もなく飛行を続ける。ペラがSFなので機速は遅い。不思議なことにロール方向にコロコロした感じがなく、むしろエルロン舵角は少な過ぎ。
暫く飛ばして着陸へ。機速をかなり落としても、風が強いのが幸いしてか失速する気配なし。そして着陸、風にあおられてコロンとなり・・・主翼支持の1mm航空ベニヤが折れ脚が曲がったが他は無傷。画期的!
本日飛ばした感じでは比較的飛ばし易い機体になった。
破損部を修理して風の無いときに飛ばしてみる。修理は、
◇主翼支持部を厚いベニヤまたはグラス板で製作
◇脚は付属のアルミ製の脚は使い物にならないのでピアノ線で製作
◇ペラはモータ指定のAPC10×5Eに変更(本日の様子ではトルク負けの心配はない)
そして、飛ぶことが分かったので、ステッカーを製作して貼ることにした。
・・・で、
一応、成功という報告です(パチパチ・・・)。(2007年3月10日)
修理完了
アルミ製の脚は前々から気になっていた。これを機に以前から考えていた構造で作り直した。
ハット型に曲げた1.6mのピアノ線を2本用意し、根本で半田付け。このままではホイールの穴の径が大きすぎるので、ノイズレスチューブにシュリンクチューブをかぶせて外径を調整。内径は1.6mmのピアノ線に丁度良かった。
サスペンションの機能が加わり良い具合になった(着陸時に機体が跳ねるかも)。完全リジットのアルミ製よりも機体への衝撃は激減。上手く機能することを祈る。
主翼支持部の修理完了、ペラのAPC10×5Eも手元にあったので交換完了!スタンバイOK。(2007年3月10日)
リベンジ
風は少しあったが強風ではないのでリベンジを敢行。グランドループに入ることなく真っ直ぐに離陸。ペラAPC10×5Eに変更したことで飛行速度が高くなり安定している。機体の抵抗が大きいせいかスロットルを上げてもあまり速度は変わらず、頭上げする気配もない。
ループは軽々できる(連続ループもできた)。ロールレートは遅いがロールの後半にあらぬ方向に向くことなく、背面で少しダウンを入れると高度の低下も少なかった。
ストールターンは頂点で綺麗に回ってくれる。複葉機らしいストールターンができた。
問題の着陸は、機速が落ちても失速に入る気配がなく風上に向かってゆっくりと接地。ピアノ線の脚が衝撃を上手く吸収。前のめりになることなく綺麗な着陸ができた。勿論、無傷で生還。ピアノ線の脚は効果絶大です。
重心は少し前かなと思っていたがこの位置が良かったようだ。飛行中は失速の気配がないので安心して飛ばせる。今まで飛ばしたこのクラスのバルサ電動機の中では群を抜いて安定した機体です。
譲り受けた後に相当時間をかけた甲斐があり、ピッツがこんなに良く飛ぶとは驚いた。本日は3回飛ばしました。
ピッツは良く飛びます!(2007年3月17日)
(データ)
◇重量
700g(電池込み)
◇舵角
エルロン:上20mm下10mm
エレベータ:上下20mm
ラダー:左右35mm
通常D/R80%、着陸時D/R100%
◇重心
下翼前縁から+30mm前側
装飾
デザイナーTさんがステッカーを作成して持ってきてくれた。現場で貼り付けてもらったが、プロの仕事は違います!感謝感謝。
右パイローンターンを想定。番号を入れるだけで機体が引き締まり、飛行中は赤が目立つので姿勢が分かりやすくなった。(2007年3月18日)
その後
本日の飛行で、ストールターン/右ロール/左ロール/ループ/スプリットS/背面直進/ナイフエッジを行った。右ロールは背面まではゆっくりでその後で早くなる機体特有の癖があり少し慌てる。左ロールはその傾向が弱く違和感なし。ナイフエッジは複葉機らしく良く浮く。背面はそれほどダウンの舵を必要としないので安心して行える。
低速飛行時に失速に入る寸前を知ることができたので今後は安心して飛ばせる。
本日までに8回の飛行。無傷。これで調整完了。あとは飛ばして楽しむだけ。(2007年3月21日)
モアパワー
本日4回飛行。機体の癖が分かってきたので思い通りに飛ばすことができるようになってきた。スナップロールも可能で連続2回までは問題ないが連続3回になるとヒヤリとすることも。
飛ばし込んでいくともう少しパワーが欲しくなる。最初は「飛べば良い」と思っていたのだがいつの間にか贅沢なことを考えるようになってきた。パワーを求めてモータを大きくすると重量増の悪循環に陥るのは必至。現状でガマンガマン。
一方で、ピッツの大型機に興味が沸いてきた。市販の機体は40クラス以上。25クラス(1.5〜2Kg)の機体は無いのであろうか。(2007年4月1日)
結局モーター交換
快調に飛行中であるがもう少しパワーが欲しい。KKホビーのPULSOの2220モーターを積んだアルチメイトはホバリング状態から上昇可能。ピッツでも・・・と目論んでモーターを同じ2220に交換した。交換はバックマウントの寸法が同じなので簡単。少しモータの頭がカウリングから出る程度なので見た目も問題なし。
元の2215モーターは製作中のスカイカンガルー号に搭載予定。
我が機体はPULSOモーターが主流。安価で高性能。
2215・・・スナイパー/スカイカンガルー
2220・・・アルチメイト/ピッツ/ライハー
(2007年9月21日)
飛ばしてみて
APC10×5で飛ばしてみた。動力系はアルチメイトと同じになり、推力に余裕があるので飛ばしやすくなった。(2007年9月25日)
少し改造
リポ電池の1300mAhが格納できるように改造。
この際なので、着陸時に主脚が広がらないようにワイヤを掛け渡し、薄いベニア板で主脚を覆った。
これで少し見た目が良くなった。胴体のステッカーも増えてます。(2008年6月5日)



◆ギローズ ステアマンPT17

    2007年2月3日更新


今度はスケール機に挑戦
自分の中ではスケール機と言えば複葉機、選んだ機体はステアマンPT17。以前からYAHOOオークションに出品されており非常に気になる機体だった。
キットの精度は予想通り良くないが、時間をかけて少しずつ製作することにした。

<情報収集>
熊本のMさんからギローズの同シリーズ「ソッピースキャメル」のデータを頂いた。感謝!
 モーター エンルートの enpower400 T
 バッテリー 1050mAh 3s
 APC  SF 7×5
 オラライト仕上げ
 重量 429g
製作途中の写真も頂いた。さすがに良くできている・・・道は遠い。重量は430g、思ったよりも軽く仕上がるようだ。この重さなら着陸時の衝撃も少なと思われるので最低限の補強で済みそう。
<製作開始>
ホームセンターで定盤を仕入れ製作開始。まずは胴体、半分づつ定盤の上で組み立てて合体。ここまでは上手くいった。
面白い記事を発見。モンゴルさんのHPの中にSE5の改造記録がある。ここにフイルムの塗装仕上げの方法が紹介されている。スポンジたわしでフイルムの表面を上手く荒らすことができるとのこと。メモメモ。(2007年1月8日)

胴体、主翼2枚の製作が進んでいる。胴体はほぼ完成しているがモータやメカの搭載方法を考える必要がある。主翼はストリンガー(桁材)未接着。キット付属のストリンガーでは強度が心配。全てを竹ひごに変えるか要所にカーボンロッドを使うといった工夫が必要。
このキットの製作は正直面白い。部品の精度が悪いのが幸いして作る楽しさを味わえる。(2007年1月13日)
スパー(ストリンガー)を装着。キット付属のものでは強度が心配なので、2×2mmヒノキと1.2mmカーボンロッドを併用して組み立てた。強度は400gの機体には十分。主翼のスパーにカーボンロッドを使う手法は小型機には有効。
主翼を眺めてみると捻れもなく良くできている(自画自賛)。
オールストリンガー構造の機体の製作は初めて、サンディングが難しそう。地道に滑らかに磨いていこう。
ステアマンPT13に関する記事を発見。このHPのステアマンPT13のページ。凄い工作技術、そしてモータの搭載方法はナイス。私は初めて見たが有名なHPなのでしょう。(2007年1月19日)
本日は雨で飛ばせないので製作を進めた。
サンディングは、手のひらサイズにカットした200番のサンドペーパの裏面に両面テープを貼り、手のひらに密着させて手の感触で丁寧に磨いた。胴体には有効な方法。
一通り磨いた後に前脚を接着。ここの固定には瞬間+エポキシを組み合わせて強度を確保。更に、防火壁との間にカーボンロッドを掛け渡して補強。効果はどうだろうか。
下翼は前側に2本のピン(カーボンロッド)を挿入して胴体に固定。後ろ側はネジ止めとした。
上翼と下翼を連結するステーはキット付属のプラスチック部位品では強度が確保できないので別途製作予定。上翼と下翼を簡単に取り外せるように連結方法を工夫する必要がある。
ダミーエンジン製作
キットにはプラスチック製のダミーエンジンが付属。シリンダヘッドをスコッチプラスチック用接着剤で接着して7個のシリンダを作り、カウリングに接着。胴体に取り付けてみると雰囲気が出てきた。
モータは2212クラスになりそうだが、どのように取り付けるかは思案中。(2007年1月27日)
前輪
キットにはプラスチック製のタイヤが付属。同じ径のスポンジタイヤを仕入れた。
モータ
2212クラスのモータを買いに行くとGWSの格安モータアンプのセット4639円が目についた。店主曰く「たくさん売ったが文句を言ってきたお客はいない」、ロビンや他の通販店でも売っているところを見ると問題はないと判断して購入。
シャフトの交換は簡単、ダミーエンジンの中に干渉せずに入った。サイド/ダウンスラストを付けても問題ないようだ。モータの取り付け位置を上手く微調整すればこのまま使えるかも知れない。シャフトが3mmなので交換も容易。
このモータ安いだけあってモータからの配線が固定されていない。取り扱いを誤ると断線しそうなのでスーパーX2で固定しておいた。
上下主翼の連結方法、良いアイデアが浮かんだ。少しずつ着実に進行中!
(生地完重量)
胴体/主翼/尾翼/ダミーエンジンで100g、
サーボ4個/受信機/アンプ/モータ/電池(ハイペリ800mAh3セル)で170g、
本日までのところ270g、一体何グラムで仕上がるのだろう。
(2007年1月28日)
上下翼の連結
少し作業が進んだ。仮組みしてみると・・・格好いいデス。(2007年1月29日)
上翼の固定
胴体からの上翼支持用カーボンロッド先端に、前後方向に延びるピアノ線を掛け渡し、上翼を載せてビスで固定する構造とした。これで上翼を取り外すことができ、主翼の迎角の調整も可能になった。
上翼と下翼の連結部材
1.4mmのカーボンロッドの先端にヘリのリンケージ用のボールリンクを固定して連結部材を作り、下翼を取り外し可能にした。連結部材は上下翼の位置関係を調整した後に上翼に接着固定する予定。
私にとって一番の難関と考えていた上下翼の連結を無事クリアすることができた(嬉)。

胴体の搭乗口は付属の厚紙で覆うようになっている。これもどうかと考えていた矢先、目についたのが三ツ矢サイダーのペットボトル。試しに切り出してみたらピッタリ。一つ問題解決。(2007年2月1日)
モーターマウント
バルサと1mm航空ベニヤを組み合わせてモーターマウントを製作。マウントにモータを固定した状態でカウルを取り付け、モータがカウルと干渉しない位置を決めてマウントを防火壁に接着固定。意外と上手くいった。
この状態で重心は指定位置になる。かなりの前重心を予想していたが、ウエイト無しで済むかも。
重量は180g弱(モータ、カウル含む)。サーボ+受信機+アンプで52g、リポ電池70gとして合計300g。350g位で仕上がるかもしれない。次は動翼を仕上げを予定。(2007年2月3日)



◆QRPパイロン機「MAX II」

    2007年1月14日更新

このキット(QRP MAXII)、2年ほど前に購入したが適当なブラシレスモータが無かったのでを棚の上で眠っていた。
スピード400と同径のアウトランナーモータも入手可能になりMiniBeeに搭載。MiniBeeは高速で飛びそれなりに面白いが、プッシャー特有の共鳴音が気になるし、ロールは軸が通らないし、生来の飽き易さから最近は殆ど飛ばしていない。
ということで、MiniBeeのモータとアンプを拝借してこのMAXに搭載してみたくなり、早速製作開始。
小型機だけあってアーバンXCやフラッシュに比べて部品数が少なく、製作も早くできそう。部品の精度は・・・さすがにQRP製、非常に高精度。
重要な主翼は薄翼で捻れやすいので、図面の注意書きに従って、定盤の上で60本ものまち針を使って固定。ただ、定盤自体が捻れていたので、ねじれの少ない対角線上での製作になった。新しい定盤を仕入れなければ・・・。(2006年12月16日)
胴体の組立て時に搭載可能なリポ電池をチェック。本命のハイペリオンの3セル1200mAhを電池スペースに入れてみると残念ながら少し長い。改造を施せば何とかなりそうだが、エルロンとの干渉の可能性があり電池ハッチの固定方法を大幅に変える必要がある。もう一つの候補のハイペリオンの3セル800mAh、1200mAhよりも幅広だが上手く収容できた。800mAhに決定。
この3セル1200mAh電池は本機のために購入したので残念。EPPエキストラやF14可変翼の電池として活躍してもらおう。
主翼/胴体の組み立てと荒削りが完了。サンディングは飛行場で行う予定。(2006年12月17日)
体重測定
搭載予定のメカは、
モータ:HPの1913/06、ペラ:APC5×5
アンプ:HPの20A
受信機:JRのR500
サーボ:JR306×2(エルロン)、WP060BB×1(エレベータ)
電池:HPの3セル800mAh。
以上で173g、機体(荒削り状態)90gを加えると263g。フイルム仕上げで300gを切るハズ。
設計図では400〜450g、QRPのホームページでは310〜450gと記載されており、かなり軽量に仕上がりそう。(2006年12月19日)
生地完成
飛行場でサンディング。前縁/後縁は適度に鋭く磨いた。小一時間かけてサンディング完了。生地完成で90g→84gになった。
仮組みしてビックリ。主翼と胴体の主翼差込口とがピッタリと一致。「超高精度カッティングモデル」と言うだけあって驚くほど精度が良い。レーザカットよりも高精度。(2006年12月24日)
フイルム張り完了
黄色と紫色の2色とした。上空での視認性はどうだろうか。一度飛ばしてみて見づらい場合は翼端に蛍光テープを張ろうと考えている。
この状態で98g、フイルム張りで+14gであった。
メカ済みとリンケージを残すだけになった。(2007年1月3日)
リンケージ
エルロンは2サーボ、フラッペロンとした。指定は1サーボであるがサーボ横置きなのでリンケージが難しく、微調整も大変そうなこと、2サーボ化でデファレンシャルの設定が可能になることが理由。
エレベータは主翼後方の通気口を利用してサーボの固定、リンケージの微調整をおこなう。機体が小さくリンケージは少し難しく、ラジオペンチやピンセットを駆使しての作業になった。
完成
モータを取り付け、アンプを前側通気口の後方に両面テープで固定。リポ電池は機体下面の電池ボックスに収容、幅、高さ共にピッタリで一安心。ペラは折りペラ、ストレートペラでは着陸時に折れる確率が高いと思われるため(根性無しデス)。
全長535mm、全幅800mm、翼面積9.8dm2の小さな機体に150Wクラスのモータを搭載。精密機械のような機体になった(自己満足)。
初飛行は来週を予定。(2007年1月6日)

(機体仕様)
モータ:ハイペリオンP1913-06、アンプ:ハイペリオン20A、リポ電池:タマゾー750mAh3セル
ペラ:グラウプナ6×3折りペラ、ハブ:OK製PH3.0C6、スピンナ:OK製30mm
受信機:ハイペリオン/ベルグ6ch
サーボ:WP060BB(エレベータ)、JR306×2(フラッペロン)
重量:300g(電池含む)

メーカー推奨舵角
パイロン:エレベータ±4mm、エルロン±4mm
スポーツフライト:エレベータ±5mm、エルロン±5mm
初飛行
気温5℃の寒い中で初飛行を敢行。舵の確認を慎重に行った後にOさんに手投げをお願いした。機体は真っ直ぐ上昇。中スロットルでトリムを調整。エルロン2コマだけでトリムが合った。
スロットルを開くとグググと加速して高速に。この状態でも頭上げすることなく真っ直ぐ水平に飛び続ける。良い感じ。
視認性は思ったよりも良いが表裏が分かりづらい。どちらかの面に蛍光テープを貼った方が良さそう。
ここで問題発生。フルハイにするとペラの振動が激しく連続して飛行を続けるのは怖い。折りペラを2万回転近くで回すのは無理があるようだ。暫く中スロットルで飛ばす。これでも十分に早いがパイロンターンでは高度が落ちてしまう。速度不足。
何度か着陸の練習、想像していたよりもゆっくり飛ばすことができる。着陸はソフトランディングに成功。地面と接触する部分にはグラスシートを貼っておいたので機体は無傷。画期的!
この機体、速度範囲が広く、スポーツ機としても面白い。着陸時にペラが折れると聞いていたので折りペラを使ったが、本日の様子ではストレートペラでも問題ないようだ。次回はストレートペラで再挑戦。(2006年1月13日)
再トライ
ペラをAPC4.75×4.75のストレートペラに交換。手元に適当なスピンナがなくMinBeeに使用したコレットアダプタを利用。今度は地上でフルスロットにしても振動は発生しない。
手投げ後、上空でフルスロットルにすると・・・速い!!。120Kmは出ているように思われる(見物人もそう言ってました)。パイロンターンはバッチリ、ロール、ループも問題なし。機体が小さく飛ばせる直線距離が限られ操縦は忙しい。しかし、安定性が高く操縦は簡単で精神的プレッシャーも少ない。
高速時に良く観察するとテールを左右に振りながら(僅かに)飛ぶ。今日は風が少し乱れていたのでその影響かと思うが、ラダーの強度不足、主翼右側下面に這わせたアンテナ線の影響等々、原因は不明。
上空からダイブさせてフルスロットルで直進させると、機速が増したところで「ボン」という音が発生。音速を超えたかと思ったが??・・・胴体下面の前後の2つの開口の影響による胴体の共鳴音であろう。音がした時点でスロットルを絞ったが、そのまま速度が増せば共鳴点を超えるのだろうか・・・不明。
本日3回飛ばしたが、驚くのは電池の消費量が少ないこと。フルスロットルで飛ばす時間は短く、ほとんど中スロットルで飛ばすからであろう。機体の抵抗が少ないので中スロットルでも相当の速度がでる。
着陸は、折りペラ(6×3)の時よりもなかなか速度が落ちてくれないが3回とも無傷で降ろすことができた。
(2007年1月14日)



◆ヨシオカ「フラッシュS」

    2007年6月10日更新

初飛行に成功!
飛行場に行ってみると天気が悪いせいか誰もいなかった。仕方ないので一人で初飛行を敢行。
昨晩、重心位置をチェックすると前重心。スピンナを取り外してみたがそれでも指定重心より1.5cm前方。頭上げしない分よしと判断。スロットルを上げていくと軽々と離陸。重心位置のせいかダウン気味なのでエレベータのトリムを調整。エルロン、ラダーはOK。
ロール/ループは問題なし。ロール速度は適切で良く軸が通る。やっぱりバルサ機はいいな〜と一人で感心。
飛行中パワー不足かなと感じることがあったが、ストールターンではそれなりに昇っていく。電動機の場合、エンジン機のようにスロットルに追従して音が変わらないので、心理的にパワー不足を感じるのかもしれない。
暫く飛ばして着陸へ。殆ど無風だったのでサイドスリップ気味に降ろした。思ったほど距離も伸びず上手く着陸。
以前エンジン機仕様のフラッシュを持っていたが、安定性が良く素直な機体という印象だった。本日の飛行でもやはり同じ印象であり、これなら簡単なパターンの練習ができる。
このクラスの電動機が簡単に飛ぶのには驚くが、何よりもラジコンの飛行機らしい飛行機を手に入れたことは喜ばしい。大成功!(2006年12月2日)
<初飛行時データ>
電流:APC10×7E、満充電時33A(350W)、約9200rpm
重量:1491g
舵角:指定値(エルロン±6.5mm、エレベータアップ9mm/ダウン12mm、ラダー左右28mm)
本日3回飛ばした。機体に慣れるためにロール/ループを中心に練習。一回の飛行時間は5分程度、電池の消費量は1000mAhくらい。
ナイフエッジの浮きは良い。しかし、今はキャノピをマジックテープで胴体に固定しているだけなので、ナイフエッジ時には隙間があいて音が発生。隙間が生じない固定方法に変更する必要がある。
ヒロボーのアストラム15と並べるとかなり大きな機体であることが分かる。
1kgあたり200Wで普通に飛ぶが、ファンフライ的に飛ばすのであれば1kgあたり300Wは必要なように思われる。(2006年12月3日)

正確に重心をチェックするとかなり前重心であることが分かった。ウエイトを載せるのはしゃくなので、電池を約70mmほど後方に移動させた。
懸案のキャノピーの固定方法は、2mmカーボンを胴体に貫通させ、キャノピに空けた穴に通して固定する方式にした(アーバンXCで採用した構造)。
カーボンの貫通位置は図面上の重心の位置になっており、これで重心チェックも簡単になった。
電池の移動により、ウエイト無しで重心がとれた。パチパチパチ。(2006年12月9日)
ペラ交換
APC10×7から11×7に変更。地面とのクリアランスは3cm。離着陸には支障なし。電流は未測定ながら40A位か。
推力は明らかにアップ。10×7で感じていたパワーの不足感は良い方向に改善。垂直上昇はかなりの高度まで昇っていく。着陸はペラの抵抗が大きくなったためか機速が落ちて楽になってきた。
新しいキャノピーの固定方法は正解。飛行中に外れることもなく何よりも電池の交換が簡単。
本日は合わせて4回飛行。
カシオペアのセレステとツーショット。遠近法でセレステが小さく見えるが、機体の大きさや動力系はほぼ同等。(2006年12月10日)
スピンナー装着
設計図では57mmのスピンナーが指定さている。実際に取り付けてみるとモータのバックマウント用のペラアダプタ(6mm)にはスピンナーのバックプレートの穴が大きすぎて芯出しが難しく装着していなかった。仲間からスピンナーが無い点の指摘を受けた。機にはしていたので何とかせねば。
どうするか考えていると、APCペラ付属のハブが目についた。その一つを穴に挿入してみるとピッタリ、スピンナーを偏心することなく取り付けることができる。
スピンナーを装着すると機体が引き締まる。実際に飛ばしてみると、少し静かになりストールターンの下り側でふらつくことが少なくなった・・・ような気がした。
ここで問題発生。カウリングの前面に空気取り入れ口が無くなったので、アンプ側に空気が全く流れず冷却不足になったせいか飛行途中で少し不調。早々に降ろしてアンプに触ってみると確かに熱くなっていた。
帰宅後にカウリングに穴をあけ、アンプの位置を風の良く当たりそうな場所に変えた。効果は次回の飛行で明らかになる。
今日まで10フライト、カウリングを外してモータ周りをチェックしてみると緩みなし。他の箇所もチェックしてみたが異常なし。これまでの被害は着陸時に背の低い間伐に当たって5cmくらい裂けた主翼下面のオラカバフイルムだけ。エンジン機に比べて振動が圧倒的に少なく機体の寿命も長いと思われる。(2006年12月16日)
アンプの発熱対策など
飛ばしているうちに幾つかの問題点が出てきた。
1)アンプ発熱
これはアンプを風の通りにくい燃料タンク内に配置したために発生。飛行中にモータカットの症状が出た。カウリング下側をカットしてアンプに十分に風が当たるようにして解消。
2)ペラの振動
これはスピンナーが原因。プラスチック製のバックプレートのものを使用したがペラを締め付けるとバックプレートが変形して偏心したためと思われる。OK製のアルミ製バックプレートのものに変更すると振動が無くなった。ついでにスピンナー先端に穴を開けてみた。
3)受信機のぴくつき
飛行中に時々機体がぴくつくことがあった。当初、風の影響やアンプの発熱等々に原因があると考えていた。アンプの発熱の問題が解消したにもかかわらず、その後も同じ症状が出た。
良く観察すると、飛行場の特定の場所で発生すること、距離が離れると発生しやすくなることが分かってきた。
受信機は純正品を使っていたので安心していたが、この受信機は10年前のものでエンジン機にも使用していた。思い切ってハイペリオン/ベルグ6chに交換してみた。これが正解で全くぴくつかなくなった。これで安心して飛ばせる。(2007年6月10日)





(最初)
リポ電池が高性能になりブラシレスモータの種類も増えてきたので、比較的大きな機体を電動化するのが容易になってきた。
電池やモータのコスト、飛行環境を考えると、25クラスの機体の電動化が現実的、今回このクラスに挑戦。
25クラスになるとエンジン機をベースに電動化することになる。パワーユニットが高出力化しているとはいえ、やはり重量は気になるところ。これまで実際に製作して飛ばした機体を思い出してみると・・・ヨシオカ「フラッシュS」が浮かんだ、軽量で素直な飛行特性が印象的だった。
フラッシュSを電動化した例を探してみると面白い記事があった(バックヤードフライヤーさんのHP)
全備重量2060g、その内訳は電池800g、モータ/ギヤダウンが330g、残りが930gになる。
これをリポ電池とブラシレスモータに変えるとどうだろう。
リポ電池:260g(ハイペリオン3セル3300mAh)、モータ:186g(ハイペリオンZ−3025)とすると、合わせて446gになる。
この差は−684g、単純には全備重量1400g(930g+446g)で仕上がることになる。これはいける!
早速、機体を注文。在庫があればよいが・・・。(2006年10月24日)
幸い在庫があり本日入手。会社の帰りに購入し、キットの箱を手に地下鉄に乗ったが、すこし照れた・・・。
箱を開けると、図面は青焼き、バルサはダイカット・・・今どきのレーザーカットと違って、各々の部品を人が丁寧に梱包したのが伺われる。少し前までのキットはこんなんだったのを思い出した。
胴体の長さは1200mm、最近はEPP機を見慣れているので、図面で見てもかなり大きい。
使用するモータ、電池は製作しながら考えていこう。
(2006年10月27日)

生地完成状態になった。レーザーカットのキットのようにプラモデル感覚で組み立てることはできず、適当に手を加えながらの製作になる。これはこれで作る楽しさを味わえる。サンディングは飛行場で行った。仲間とああだこうだと言いながら時間をかけて完了。生地完成状態(写真の状態)で約500g。
モータはHP3025(08)を入手、重量は安心の(?)186g、重い!(2006年11月5日)
フイルム張り、主翼を残して完了。
モータマウントは、キット付属のエンジン用マウントを改造。モータはバックマウント式で取り付けた。市販のアルミ製マウントも考えたが、いずれにしても高さの調整が必要で値段も安くないので断念。
カウリングをかぶせてペラを付けてみると・・・イイ感じになってきた。
アンプはHP50A,電池はPQ3300mAh、半額セールのものを購入。
受信機はJRのR600、サーボはWPの15g、ラダー用には金属ギヤのものを用意した。(2006年11月22日)
(ほぼ)完成
主翼のフイルム張り、動翼の取り付け、メカ搭載、リンケージと、まる一日かかって完成。アンプはエンジンマウントの後ろ側のスペースに押し込むことができ、燃料タンクのスペースが空になった。
気になる重心は、電池を燃料タンクのスペースに突っ込むとバッチリ合った。これには一安心。エンジン機を電動機に転換するする場合、大きめのモータを選べば重心合わせに苦労することはないようだ。
機体のデザインは手抜きをして白と黄色の2色のみ。初飛行に成功したらシールをペタペタ貼ってごまかそうと思っている。
機体重量は、電池無しで1233g、電池258gを加えると全備1491g。1400gを切るのが目標だったが、機体の軽量化を図っておらず、さらに耐久性を考えて機体をオラカバで被覆したので仕方ない。
キャノピと電池の固定方法が未解決。電池は防火壁への衝突対策が必須。
今度の休日に初飛行できるところまでこぎ着けた。本日は製作三昧だったが・・・疲労困ぱい(笑)。(2006年11月26日)
リポ電池を固定するために専用ベッドを製作。1mm航空ベニヤを防火壁からキャノピ開口前側まで配置し、先端にEPPブロックで衝撃吸収するようにした。ベッドのお陰で電池の取り付け取り外しは簡単。
アンプはモータの後部に置いていたが、モータマウント破損時にアンプが物理的ダメージを受けそうな気がしたので燃料タンク収納部の天井に移動した。


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