EPP機



<RC-Factory Edge 540 Mini (600mm)>

ミニシリーズ
現在、RC-Factory Extra Slick BACKYARD (800mm)シリーズを飛ばしているが、想像以上に安定して良く飛ぶ。さらに少々の風でも問題なし。目の前でフラットスピンもどきも簡単。
これに気を良くしてさらに小さなMiniシリーズに手を出してみることにした。機体は、RC-Factory Edge 540 Mini。
メカ類はロビンさんの推奨パーツを参考にしながらセレクト。
モータ: コスモテック CT1811、KV値2000、GWS EP6030で2セルで 3.5A、推力142g
サーボ:ROBIN 3.5g RB-S035D デジタル×2個、エルロンはE-MAX デジタルマイクロサーボ ES9052MD(メタルギヤ)
アンプ:ホビーウイングFlyFunシリーズ6A
リポ電池:Dualsky 30C放電 7.4V220mAh
ペラ:6インチと7インチを準備
受信機はJRのDMSS対応のコロナの4ch。プラスチックケースを外すと7g⇒3.5gとなった。
メカ類の重量は50g程度、機体のみで30g。接着剤等の重量が増えて全備重量90g程度かな?100g未満であることは確実!(2022年1月30日)
製作
組み立ては簡単。瞬間接着剤と硬化剤を駆使して接着。サーボ周りと機首部はスーパーXを使用してしっかり固定。
モータは、前作の大径薄型モータに比べると長く、機首から突出するので見かけが良くないがメンテナンス優先。
アンプ、受信機は胴体下部に上手く収まる。主脚はカーボン薄板で構成、車輪は無しの割り切った設計。ハンドリリース、ハンドキャッチ前提なので問題は無い。
サーボは機体中央に配置されるので長いリンケージが必要。キットには0.8mmカーボンロッドとプラスチックのガイド部材が入っている。この形式はBACKYARDシリーズでも採用されているが、プラスチックのガイド部材は破損しやすく、一か所でも破損して無くなるとスムーズに作動しなくなる。
そこで今回は1.6mmのカーボンロッドを使用。これでガイド部材なしで撓みなく舵を動かすことができるようになった。
リポ電池は胴体下部に収まるようにレイアウト。胴体上部はスッキリ。
完成
比較的短時間で完成!機体のみで78g、電池込みで91gとなった。
翼面積は7.5dm2なので翼面荷重は12g程度。800mmのExtra Slick BACKYARDが翼面荷重約16gなので遜色なく飛ぶ?ハズ。
部屋の中でモータをONするとハーフスロットルで自重と釣りあうが、スロットルハイではもう少し推力が欲しいと思われる。そこで急遽、同じモータのKV値2900のものを発注。これで初飛行に望む予定。
600mmと800mmを並べると800mmが大きく思えるから不思議。(2022年1月31日)
仕様変更
モータをコスモテック CT1811、KV値2900に交換。以前よりも元気に回るようにはなったが高回転領域でのパワーが今一歩。ペラは6インチの6030。
電流を計ってみるとホバリング状態で2A、フルスロットルで4A弱。6インチのペラのせいか回転のわりに推力が出ない印象。
他のモータを考えたが10g程度でKV値2500程度のものは見つからない。ドローン用のモータを調べるとKV値は10000位が多い。1セルを対象にしているからと思われる。
手元のモータを見直すと、タイヨーゼロ戦に使っているハッカー の A10-15S KV2320があるのを思い出した。重量は15g。コスモテック CT1811の実際の意重量を計ってみるとモータマウントや機体側のマウント部材諸々で13g程度になっていた。重量は約2g重くなるが性能はハッカーの方が良いはず。
置き換えは簡単。機首からの突出距離が短くなるので見た目が良い。
ついでに電源コネクタをJST⇒XT30に交換、若干の重量増。結果、全備重量は91g⇒94gとなった。
さすがのハッカーモータ、回転が滑らかでスロットルの動きにリニアに追従。スロットル中から高の領域でのパワーが違う。
電流測定
ペラ7インチ7035でホバリングで2A弱、フルスロットルで5A強となり、過大電流の心配はなさそう。

リビングでホバリングしてみた。比較的安定しており舵も良く効くので屋外での飛行が楽しみ。(2022年2月5日)
最強 new
初飛行は無風時に行うことができた。小さな機体なので安定するのか疑問だったが想像以上に安定!近い距離で飛ばせるので機体の挙動が分かりやすく、トルクロールは80cmクラスの機体と遜色なし。
100g程度で慣性が小さいためか加減速がスロットルにリニアに追従する感じ。この感覚は今まで経験したことがなく新鮮。
コブラ系の演技が簡単にでき、ローリングコブラも容易。ロールレートは半端ない。高速ロール中に機体の高度がそれほど落ちないので当て舵なしで暫く高速ロールを楽しむこともできる。
当然目の前でのフラットスピンも容易。80cmの機体でできる技はすべて可能。風が弱い時には最強の機体と思う。
電池の消費は、220mAhは4分で残量20%弱、300mAhでは5分で20%、300mAhの方がパワフルに飛ぶのでこの大きさを2〜3本追加しようかと思う。容量が小さいので現場での充電も容易。
今回の功労者はハッカーのA10-15S モータ。この機体にピッタリ。このモータを予備で確保しておきたいところ。
小さな機体なのでチョコチョコ飛ぶのかと思っていたが全く違っていて驚いた。この機体も予備を確保しておこうかと思っている。(2022年2月12日)



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